9学部31学科、2万人を超す学生数を抱える総合大学であり、入試問題は試験日ごとに作成される。医学部も他学部との共通問題を使用するため、公表されている合格最低点は得点調整後のものである。科目間でも得点調整を行うので、理科の中では生物の難易度がやや高いが不利になることはない。どの科目も問題が易しいためケアレスミスは命取りになる。
2010から導入されたグループ面接は、面接官によってやり方が異なるので、事前に練習して慣れておきたい。
開学年度 | 昭和47年 | |
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創設者 | – | |
理事長 | – | |
学長 | 衛藤 卓也 | |
学部所在地 | 〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈7-45-1 |
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交通手段 | JR博多駅よりバス40分 地下鉄七隈線 天神南駅より16分 | |
URL | https://www.fukuoka-u.ac.jp/ |
昭和47年医学部設置。
より良質な医師の育成を主眼に、理解を重視した「モデル・コア・カリキュラム」を採用。
医学情報センターや2つの附属病院など教育・研究施設が充実している。
昭和47年 | 福岡大学医学部を開設 |
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昭和48年 | 大学病院開院 |
昭和60年 | 筑紫病院開院 |
平成19年 | 医学部看護学科を開設 |
福岡大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
例年、全体的に頭を悩ませる難問は出題されることはなく、文法関連や読解の演習を標準的にこなしてきていれば、十分合格レベルに達することができる内容だが、整序英作文の対策は、やや手の込んだものまで含め念入りにやっておいた方がよい。
問題自体は易しめとはいえ、大問の問題文の記述に十分配慮をして何を問われているか確認した上で取り組み、くれぐれもケアレスミスのないように気をつけたい。短文の和訳問題は必出なので、原文のポイントをおさえたわかりやすい解答を作る練習を積んでおくこと。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
[1],[2]の穴埋め問題は基本的な問題が多く、「指数・対数」(特に対数方程式・不等式)、「場合の数・確率」等の基本問題が頻出。最後の[3]の記述問題は例年数学Ⅲの微分・積分。
制限時間に対して問題が少なく合格最低点が高いと思われる年が多いが、最近は[1]や[2]の一部や最後の[3]が難しくなってきている。まず基礎を固めた上で、基本パターン問題だけでなく入試標準レベルの総合的な問題まで解いておこう。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問3~4題の問題構成。年度によってやや難易度にばらつきがあるように感じる。また、合成高分子化合物や天然物化学の内容、生命や環境に関する問題はかなり深い知識が要求されることもある。計算問題ではやや解答が難しい問題が出題されることがあるが、論述問題はほとんどなく時間にも余裕がある問題構成に感じる。
受験の定番問題を中心に問題が構成されており、またミスを誘発させるような問題もほとんどないため、落ち着いて解答することができれば十分に高得点が狙える。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問5題となっていますが、分野は4分野となっています。1題は分化に関する内容。1題は解離曲線を使った内容。1題は免疫に関する内容。1題は耳に関する内容。1題は行動に関する内容となっています。神経系と筋肉に関する問題は必ず出題されます。神経の構造や伝導と伝達の仕組み、速度の計算などは間違いなく解ける様にしておきましょう。
生態系や進化からの問題とバイオテクノロジー、恒常性の維持に関係する内容が扱われていないことが特徴です。
時間的にも余裕があり、高得点の争いとなりそうです。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
例年大問3題で構成され、力学、電磁気、熱力学、波動の順に出題が多い。標準問題が中心であるが、難度の高い問題が出題された年もある。難度の高い問題は誘導がある場合が多いが、誘導に乗れるだけの知識と読解力、思考力が必要となる。
日頃から難問ではない難度が高めの問題を解答の過程をしっかりと確認しながら解いていくことが重要である。
記述や描画も出題されているので、自分の手で解答づくりをしておくことが大切である。
9学部31学科、2万人を超す学生数を抱える総合大学であり、入試問題は試験日ごとに作成される。医学部も他学部との共通問題を使用するため、公表されている合格最低点は得点調整後のものである。科目間でも得点調整を行うので、理科の中では生物の難易度がやや高いが不利になることはない。どの科目も問題が易しいためケアレスミスは命取りになる。
2010から導入されたグループ面接は、面接官によってやり方が異なるので、事前に練習して慣れておきたい。
医学部を有する私立の総合大学は少なくないが、どの大学も医学部キャンパスは他学部と別のキャンパスとなっている。その様な中、唯一福岡大学のみが全11学部が同一キャンパスで学ぶ。そう言う意味で、最も総合大学らしい大学である。また、アジアの玄関口という地理的特性を活かしアジアからの留学生受け入れや交流にも積極的である。
推薦・一般とも面接は受験生5名でグループ面接(討論)を行う。グループ面接導入から間も無いため面接官によって、面接(討論)の進め方にバラつきがある。どの様な進行方法にも対応できるよう万全の準備をして面接に臨みたい。一般入試では理科の科目間で有利・不利のないよう得点調整を行う。他学部と同一問題を使うため平均点が高くなり、医学部の得点調整は点数を引く形で行う。公表された合格最低点は点がマイナスされた後の得点なので、実際はもう少し高い得点が必要になる。同点の場合は英語の点を最も重く見ているようだ。
一般入試で追加合格予定者(補欠)となると順位が付く。