AO入試・公募推薦・指定校推薦・編入試験と、バラエティに富んだ募集形式。問題は全問マーク式であり、問題そのものは高得点を狙える難易度だが2013は数学が難化した。公表されている合格最低点は1次合格者のものなので、過去問を解いて目安にしておきたい。
グループ面接はこの大学独特の形式であり、9分間課題文を読んでから別室に移動して討論する。一般入試で合格する現役生が非常に少ないこと(2013は正規合格者108人中、現役生は7人)、入学者に占める女子の割合が例年40%を超え非常に高いことが特徴。
開学年度 | 昭和47年 | |
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創設者 | – | |
理事長 | 竹越 襄 | |
学長 | 勝田 省吾 | |
学部所在地 | 〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1-1 |
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交通手段 | 北陸鉄道浅野川線内灘駅よりバス10分 | |
URL | http://www.kanazawa-med.ac.jp/ |
高度な知識と技術だけでなく、高い倫理観と豊かな人間性を持った良医の育成を目指す。
日本海側で最大規模の大学病院は全国に先駆けて電子カルテシステムを導入。
登録医制度など地域医療の発展にも寄与している。
併設の総合医学研究所も国内外から高く評価されている。
昭和47年 | 金沢医科大学開学 |
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昭和49年 | 金沢医科大学病院開院 |
平成15年 | 病院新館が完成 |
平成19年 | 看護学部を開設 |
平成23年 | 新アナトミーセンターが完成 |
平成26年 | 医学教育棟竣工 |
平成28年 | 再生医療センター竣工設 |
平成29年 | 病院中央棟竣工 |
金沢医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問数が5~7題と毎年のように揺れ動くが、2012は3年連続出題された単独問題としての発音アクセント融合問題がなかった。発音アクセント、会話、文法系ではパーフェクトを目指したい。読解の英文は専門的な知識を必要とするものではなく、標準レベルの単語力で対応できる。
全体的にバランスの取れた英語力があるかどうかを試す意図が見て取れ、正答率はかなり高いと見るべきだろう。60分集中力を切らさずに解けるかが課題。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
図形の絡んだ問題が目立ち、2011の[1]は4問全て図形の絡んだ問題で、2012は[1]で図形の絡んだ問題が出された。難しくはないが、図を描いて考えたり「何が起こっているか、どういう状態なのか」等を考えたりしながら解かないと時間がかかってしまう問題が多い。
入試基本問題集レベルは一通りこなし、グラフや図形の絡んだ問題については入試標準レベルの問題集までしっかりこなし、過去問で練習しておこう。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
全問マーク式。
30問程度の小問集合問題で理論化学、無機化学、有機化学の化学の全分野から満遍なく出題されている。計算問題も出題され、題意がとらえにくかったり、計算式が立てにくい問題も含まれることがある。
しかし、ほとんどが頻出の定番問題からの出題になっているため合格ラインはかなりハイレベルになると予測されるので高得点が必要と感じる。
過去には実験報告書の書き方の問題も出題されている。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
生物のすべての分野から出題される小問25問の出題となっています。問題そのものは基本的な内容で、解答方法も選択式なので時間的には余裕のある問題となっていますが、細胞選別やiPSに関する内容も出されました。問題ごとに「正しいもの」「誤っているもの」「属するもの」「3つ選ぶ」「すべて」と答え方が変わるので注意を要します。
基本的な問題が多いので、高得点の戦いになると思いますが、2011は人類の出現した順番を答える問題や、PCR法を用いた問題も出されたので注意しましょう。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
ここ数年は大問4題で構成され、毎年原子を除く全分野からの出題となっている。基本問題から標準問題が出題され、一般に出題の少ない問題、見慣れない問題が出題されることもある。見慣れない問題も難問ではないので、柔軟に考え、問題を把握すれば解ける。
また、誘導がつくときもあるので、誘導に乗れるだけの知識と読解力をつけることも大切である。そのためには、問題を解く際になぜこの解法を選択したのかを考えるとよい。
AO入試・公募推薦・指定校推薦・編入試験と、バラエティに富んだ募集形式。問題は全問マーク式であり、問題そのものは高得点を狙える難易度だが2013は数学が難化した。公表されている合格最低点は1次合格者のものなので、過去問を解いて目安にしておきたい。
グループ面接はこの大学独特の形式であり、9分間課題文を読んでから別室に移動して討論する。一般入試で合格する現役生が非常に少ないこと(2013は正規合格者108人中、現役生は7人)、入学者に占める女子の割合が例年40%を超え非常に高いことが特徴。
日本海側にある唯一の私立医学部。研究を単なる研究に終わらせず、研究の成果を社会に還元すべく、約450名の研究者ごとの研究内容をHP上で公開している。06年にはバイオベンチャー企業も設立し実績もあげている。また、富山県氷見市の氷見市民病院の経営健全化に向け08年4月から金沢医科大学が指定管理者となり新たに金沢医科大学氷見市民病院としてスタートした。
AO・指定校推薦・公募推薦・編入学・一般入試と多様な入試制度を持つ。いずれの入試も面接は金沢医科大学独特のグループ討論が行われる。9分間で資料を読むところから始まる金沢医科大学独特のグループ討論は「コツ」が明確なので、ぜひ事前に本番と同じ人数、同じ流れで「コツ」を身に付けてほしい。
尚、AO入試には1次合格後、2人の推薦者のうち親族ではない推薦者のところに金沢医科大学の入試担当教員が詳しい話を聞きに来る。推薦者との事前の打ち合わせは欠かせない。