試験日が3日間あり、日によって問題の難易度に差がある。
3科目の合計得点(素点)で合否が判定され、複数日受けた場合は最も得点の高い日の点数が採用されるため、3日連続で受ける受験生も少なくない。
英語・数学・化学・生物・物理・国語の中から3科目を選択して180分連続で解く。
数学はI・A・II・Bで受験できるが、数学を選択するかどうかは過去問を解いてから決めた方がいいだろう。
国語は現代文・古文・漢文が出題されるが、現代文のみで受験できるように選択問題が出題されている。
開学年度 | 昭和46年 | |
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創設者 | 冲永 荘一 | |
理事長 | 冲永 佳史 | |
学長 | 冲永 佳史 | |
学部所在地 | 〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1 |
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交通手段 | JR埼京線十条駅より徒歩約10分 | |
URL | https://www.teikyo-u.ac.jp/ |
1971年設置。
2012年度より移転してきた薬学部と共に6年間、板橋キャンパスで学ぶ。
1年次の医学序論総合演習、3年次の統合実習、4年次の症例演習において、少人数のグループ編成で自主学習後、クラス全体での発表・討論による学習を行う。
昭和46年 | 帝京大学医学部を開設 |
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昭和52年 | 薬学部を開設 |
平成16年 | 医療技術学部を開設 |
平成21年 | 帝京大学医学部附属病院リニューアルオープン |
平成24年 | 板橋キャンパス大学棟が完成 |
帝京大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
読解1問が必須問題で、残りの5問中3問を選択する形式。ここ数年どの問題を選択しても、かなり時間を取られるように変化してきている。文法・語法、単熟語の基礎固めがまず第一。標準からかなり難度の高いレベルまで様々な英文を日々精読し、できるだけ多くの設問形式に慣れておく学習が結局は近道。
当日は選択問題すべてに目を通して自信のある3題を選び、限りなく満点に近い答案を提出する余裕が欲しい。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
必須問題の[1]は「微分・積分」が必出で時間のかかる問題が入ることが多い。選択問題は様々な単元から幅広く出され総合的な問題が出されることもある。
選択問題では解きやすい問題と時間のかかる問題が混ざっていることが多く、問題に対する選球眼が要求される。
願書を提出する前に他の教科と合わせて何年分か過去問を解き、自分はどの教科で受験すべきかを考えよう。2011は易化し2012は例年の難易度に戻った。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問5題中1題が必須、4題中3題を選択し解答する出題形式。試験日程による難易度の差はほとんどない。入試の定番問題や頻出問題が中心の出題。しかし、近年の出題では穴埋め形式の問題や1問1答形式の問題で無機化学や天然物化学、生命科学に関して難度が高い細かい知識が問われることが多くなっている。
計算問題も含めて入試の頻出問題の学習と、空所補充等の問題になりやすいような用語の確認を怠りなく学習しておきたい。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問5題ですが、4題を選択する方法なので、一番苦手な分野を避けることもできます。しかし、苦手分野から2題出されると避けられなくなるので、苦手分野を作らない様にしましょう。核酸とタンパク質合成に関する問題は頻出です。
計算やアミノ酸配列は迷うことなく解ける様に練習しておきましょう。
ネクトン・プランクトン・パイオニア・ギャップなどの珍しい内容を問う問題もでます。また、計算問題も必ず出ます。一般的な計算はできる様にしておくことが必要です。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問5題で構成され、4題を選択して解答する形式である。基本から標準問題までが出題され、典型的な問題と見慣れない問題の両方が出題されている。選択できるとはいえ得意な分野や解き易い問題だけを選んでも、全員が同じ条件なので合格できるとは限らない。
それ故、幅広く勉強し、苦手な分野などはなくしておくことが必要である。また、問題の選択で悩んで時間を無駄に使わないことが大切であり、割り切って解き始めた方が良い。
試験日が3日間あり、日によって問題の難易度に差がある。
3科目の合計得点(素点)で合否が判定され、複数日受けた場合は最も得点の高い日の点数が採用されるため、3日連続で受ける受験生も少なくない。
英語・数学・化学・生物・物理・国語の中から3科目を選択して180分連続で解く。
数学はI・A・II・Bで受験できるが、数学を選択するかどうかは過去問を解いてから決めた方がいいだろう。
国語は現代文・古文・漢文が出題されるが、現代文のみで受験できるように選択問題が出題されている。
これまで1年次は八王子キャンパスでの教育だったが、2012年4月からは6年間全て板橋キャンパスとなる。私立医学部では珍しい3科目での入試であり、更に国語も選択できるため文系の受験生も受験しやすく文系出身者に多く見られる英語・国語・生物受験での合格者も少なくない。また全ての受験生が苦手科目を避けての受験となるため入試の難易度は実感より高めに出がちである。これまでは数学を除き、問題そのものは難しくなく「公表されている合格最低点は取れた」と感じる受験生が多かった。しかし4000人程度の記述式の答案を2~3日で採点することもあり採点は厳しく、部分点は期待できない。その結果、思ったほど点は取れていないケースがほとんどのようだ。日頃から完璧な答案作りを心掛けてほしい。
また、日程別・科目別の有利不利を無くすための得点調整は行わないので、帝京大学を受験するのであれば3日間全てを受験することが望ましい。
尚、2012年度入試から千葉県地域枠が4名と福島県地域枠が2名となった。