AO入試・地域枠推薦・指定校推薦・センター試験利用と、バラエティに富んだ募集形式。
いずれも栃木県にある本学で試験が行われるため、一般入試は移動を含めた上で受験を考える必要がある。
英語200点、数学200点、理科2科目200点と、英語・数学の配点が高いのが特徴。
英語か数学のどちらかが苦手で、理科で稼いで逃げ切るタイプの受験生にとってはやや厳しいか。
センター試験利用は英語・数学・理科2科目の3教科4科目で受けられるため(国語・地歴公民は必要ない)、毎年1,000人以上もの志願者を集める。
開学年度 | 昭和48年 | |
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創設者 | – | |
理事長 | 寺野 彰 | |
学長 | 稲葉 憲之 | |
学部所在地 | 〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林880 |
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交通手段 | 東武宇都宮線おもちゃのまち駅より徒歩10分 バス「獨協医大病院前」下車にて徒歩3分 | |
URL | http://www.dokkyomed.ac.jp/ |
平成14年度より「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿った新カリキュラムを導入。
5年次の臨床実習では医療チームの一員として実際の診療に参加し、学生の評価を医師が行う。
大学病院、越谷病院、日光医療センターは地域医療の中核をなしている。
昭和48年 | 獨協医科大学開学 |
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昭和49年 | 獨協医科大学附属高等看護学院(現「看護専門学校」)開校 獨協医科大学病院開院 |
昭和59年 | 獨協医科大学越谷病院開院 |
平成18年 | 獨協医科大学日光医療センター開院設 |
平成19年 | 獨協医科大学看護学部開設 |
平成27年 | 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校開校 |
獨協医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
例年オールマークで記述は一切ないが、時間が70分であるのに対し、近年読解パートの長文化が定着しており時間配分をうまくしないと時間切れになりかねない。
それに合わせた長文対策が不可欠。文を読み進めながら問題を処理していく要領の良さが必要だ。文法関連も数が多めで、厄介なものが含まれていることも少なくない。過去問や類題にできるだけ多くあたるのはもちろん、語彙や頻出表現に十分習熟し、迅速かつ正確な解答力を高めておきたい。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大・最小や「取りうる値の範囲」の問題が頻出。基本・典型レベル問題の解き方が身についていれば解ける問題がほとんどだが、考えさせる問題や、入試では出題頻度の低い「極方程式」、マーク式ではあまり出されない「数学的帰納法」「平均値の定理」が出されたこともある。
制限時間の割には問題量がやや多い。基本・典型レベル問題は早く正確に解けるようにしておき、出題頻度の低いところも基本レベルまではしっかり確認を。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
全問マーク形式の問題であるが、例年30程度のマークが必要で、また計算問題の数も比較的多いため問題を回答する際のスピードや要領の良さが求められる。出題内容も化学の全範囲からほぼ満遍なく出題されると考えてよい。
特に理論化学の計算問題では普段見慣れない題材や問題が出題されることがあり、受験生にとってはややとっつきにくい出題になることがある。
化学の全範囲を漏れなく学習することと同時にスピードを考えた学習をして本番に対応したい。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
大問5題となっています。各項目は内容が多く、時間配分に十分な注意が必要です。遺伝とハーディーワインベルクの法則を使った計算、核酸とタンパク質合成、光合成と呼吸は必須です。生態系からの出題が極めて少ないのも特徴的です。
問題は特別に難しい内容はなく、時間がかかる物が出されます。すべてマーク式ですが、計算問題と実験考察問題が多いのも特徴です。
また、その他の正誤問題も文章形式が多いので時間を必要とします。
文章の読解力と計算力、作図の早さを心がけて問題を解く練習をしましょう。
◎=大問 ○=小問
5段階で評価
例年大問5題で構成され、力学、電磁気、熱力学、波動の全分野から出題されている。
標準的な問題を中心にして、出題の少ないタイプの問題も出題されているので、満遍なく学習しておくことが大切である。試験時間が50分と短いので、解ける問題や解くのに時間がかからない問題から優先的に解いていくことも必要である。
模試などを受ける際には解く問題の優先順位などに気をつけるなど、習慣として身につけておくと良い。
AO入試・地域枠推薦・指定校推薦・センター試験利用と、バラエティに富んだ募集形式。
いずれも栃木県にある本学で試験が行われるため、一般入試は移動を含めた上で受験を考える必要がある。
英語200点、数学200点、理科2科目200点と、英語・数学の配点が高いのが特徴。
英語か数学のどちらかが苦手で、理科で稼いで逃げ切るタイプの受験生にとってはやや厳しいか。
センター試験利用は英語・数学・理科2科目の3教科4科目で受けられるため(国語・地歴公民は必要ない)、毎年1,000人以上もの志願者を集める。
森の中にあるような豊かな緑に囲まれたキャンパスが印象的で、6年間落ち着いた環境で医学を学びたいと考える受験生には向いている。留年者数を公表する大学は非常に少ないが、獨協医科大学は留年者数を公表している。それによれば留年者数は少なくしっかりとした指導体制がうかがえる。また退学者数、除籍者数も公表しており情報公開に積極的である。
再受験生を対象としたAO入試では無理に募集定員を満たそうとは考えていない。AO入試最後の決め手は大学に残る気持ちが明確に示せるかにかかっている。
一般入試は「本学」しか試験会場がないため移動が大きなネックとなる。逆に考えれば前日、翌日に入試を行う大学の影響を受ける可能性が大きいとも言える。また、英語と数学が各200点、理科は2科目で200点と理科の配点が低い。理科が仕上がっていない受験生は積極的に受験を考えていいだろう。