東北医科薬科大学

東北医科薬科大学受験合格のための攻略ガイド

東北医科薬科大学受験合格必勝のための攻略ガイド

東北医科薬科大学

昭和14年 東北薬学専門学校を設立
昭和24年 東北薬科大学となる
昭和37年 大学院薬学研究科修士課程を設置
平成25年 東北薬科大学病院を開設
平成28年 医学部を設置
東北医科薬科大学に大学名称を変更
平成30年 福室キャンパス誕生(予定)

開学年度
平成28年
創設者
高柳 義一
理事長
高柳 元明
学長
高柳 元明

学部所在地
〒981-8558 宮城県仙台市青葉区小松島4-4-1
交通手段
JR仙山線東照宮駅または、地下鉄南北線台原駅よりそれぞれ徒歩15分
公式HP
http://www.tohoku-pharm.ac.jp/medical/


東北医科薬科大学の特色

本学医学部は、幅広い臨床能力を持つ医師の養成を通じて、東日本大震災からの復興・復旧の核となり、東北地方の地域医療へ貢献することをミッションとしています。
地域医療に使命感と熱意を持ち、災害医療などにも対応できる総合診療医を中心とした医師の養成、地域への定着を促す教育と卒後のキャリアアップにつながる仕組み・カリキュラムを構築しています。
特に、東北各県のネットワーク病院を活用した地域滞在型の教育システムやキャリア形成支援の仕組み、定員の半数以上を対象とする修学資金制度を設けることで、医師の地域定着を図ってまいります。

東北医科薬科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

試験区分
募集人員
出願期間
試験日
1次
2次
修学資金枠A方式*1
35名
12/14(木)~1/16(火)必着 2/1(木) 2/17(土)
修学資金枠B方式*2
20名
一般 45名

*1 合計3000万円が貸与され、宮城県または東北5県いずれかの県での勤務が義務付けられます。
*2 合計1500万円が大学から貸与され、その他に東北5県(青森、秋田、岩手、山形、福島)のいずれかの修学資金制度に応募することになります。勤務地は修学資金を貸与された県となります。
※ A方式・B方式・一般枠はそれぞれ併願できます。受験に当たり出身地・出身校は問いません。

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入試情報

2017 2016 2015
一般 募集人員 35(20)[45] 35(20)[45]
志願者数 2,240 2,458
受験者数 2,042 2,278
一次合格者数 600 606
一次合格倍率 A/B 3.4 3.8
二次受験者数 501 518
正規合格者数 35(20)[45] 35(20)[45]
正規合格倍率 A/C 20.4 22.8
補欠候補者数
繰上合格者数 156 197
総合格者数 C+D 256 297
合格実質倍率 A/(C+D) 8.0 7.7
入学者数 35(20)[45] 35(20)[45]
合格最高点
合格最低点

*当校調べ

※ ( )内はB方式、[ ]内はC方式、無印はA方式のデータ

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繰上合格

二次試験合格者以外の二次試験受験者は繰上げ合格対象者となります。欠員が生じた場合、繰上げ合格対象者の中から成績順位と枠、方式の希望状況に従って繰上げ合格を順次実施します。また既に合格し、入学手続きを完了している場合も、欠員状況に応じて希望上位の枠、方式へ自動的に繰上げを行います。

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志願者数推移

男女比

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現浪比

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医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

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学納金

1年次 入学金 1,000,000
授業料 3,000,000
施設設備費 1,000,000
教育充実費 1,500,000
初年度納入金総額 6,500,000
入学時最低納入金 1,500,000
2年次以降の年額 5,500,000
6年間の総額 34,000,000

※その他(委託徴収金等)

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寄付金・学債

入学後に、教育研究の質的向上と維持及び施設設備等教育研究環境の充実のため教育研究協力資金を募集します。この募集は任意に協賛をお願いするものであり、入学の条件とするものではありません。

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東北医科薬科大学 受験科目の最新出題傾向分析

東北医科薬科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

英語

出題

分析

傾向

70分で大問5題。’17も’16と同様に全問マーク式。読解問題が2題、文法・語法問題から3題という出題形式も変化しておらず、今後もこの形式が続くものと思われる。[1]と[2]の読解問題の1題は医療に関するテーマ(’17は高齢者の認知症に関するもの)が出題されている。その出題の中身は、空所補充や同意語選択など、品詞や語彙力を問う問題と、和訳や内容真偽など本文の内容理解を問う問題がそれぞれ半分程度の割合で出題されている。[3]の短文完成、[4]の誤り指摘は共に標準的な難易度の問題が並び、[5]の語句整序も日本語文付きで不要語なしのオーソドックスなものである。試験時間に対する出題量も適量で、落ち着いて解けばよい。

対策

読解問題で出題される品詞・語彙を問う問題では、難解なものは出題されないので、ここでの失点は防ぎたい。一般の単語帳や問題集で十分なセンターレベルなので、しっかりと対策をしておくこと。一方で、内容理解を問う問題では非常に紛らわしい選択肢も含まれているので、注意が必要。特に下線部和訳問題では、何となく自分の訳と近いからといった理由で選ぶのではなく、修飾関係の誤りなどから選択肢を削っていく消去法での解答が望ましい。文法・語法問題では2年続けて「短文完成」「誤り指摘」「語句整序」の出題内容となっている。他大学・他学部においても頻出の出題形式であるので、過去問を用いて十分な対策を積んでおきたい。

数学

出題

分析

傾向

昨年度に続きマーク式の大問3題。初の医学部入試となった昨年度は私立大医学部の問題としてはかなり易しめだったが、今年はやはり難度が上がった。それでも私立大医学部の問題としてはまだ易しめとなっている。’17の[1]は「数列」の問題であるが式の展開などについても考えさせる問題、[2]は「三角比」の問題で図を描いたりして考えながら解いていく問題、[3]は「図形と方程式」と数学Ⅱの「微分」「積分」が絡んだ問題。3題いずれも解くための考え方や解法は上位私立大受験者向けの問題集などによく載っているものだが、典型問題そのままではなく、その場である程度考えながら典型問題の解法を組み合わせて解く問題となっている。

対策

初の医学部入試であった昨年度に比べるとやはり難度は上がったが、私立医学部の問題としてはまだ易しめだったといえる。これから暫く適切な難易度を探るためにさらに難化が続く可能性が高い。今回の問題を見ると、上位私立大受験者向けの問題集などによく載っている典型問題の解法・考え方をしっかり理解して身につけ、その上で複数の知識・単元の絡んだ総合的な問題を解く応用力もあることが要求されている。まずは上位私立大受験者向け問題集などに載っている基本・典型問題は穴が残らないよう、ミスもしないように一通りしっかりやって身につけ、その上で上位国公立受験者向けの問題集などで総合的な問題までやっておいた方がよいだろう。

化学

出題

分析

傾向

2回目の入試ということで出題内容や傾向が注目された。前年度は真面目に受験勉強に臨んだかを試されているかのような出題内容だった。今年度もその傾向は変わらず、基本的な知識を正確に理解し、理解した知識がどれだけ正確かを試される出題内容であった。問題文の文章が長い問題が見られる。大問数は4つ、総問題数は28問とこの点でも変化はなかった。受験者にとっては時間が足りないと感じるかもしれない。出題内容としては、[1]は無機化学から金属元素を中心の問題、[2]は温度変化を伴う反応速度論、[3]は有機化合物の分離精製問題、[4]では天然高分子化合物から糖が出題された。

対策

必要な知識量としては教科書レベルで十分である。教科書や資料集を利用し、表面上の知識だけではなく、人間生活や実験レベルでどのように利用されているかについても、普段から興味を持って勉強に臨んでほしい。問題文が長く、科学特有な言葉回しが使われている。知識として知っているだけでは文章が何を言いたいのか解釈できなくなるかもしれない。科学の文章を読み、それを解釈できる能力が必要となる。問題集を利用し発展問題などの演習を繰り返し、長い文章に慣れておくとよいだろう。

生物

出題

分析

傾向

大問3題となっている。1題は総合問題の形式となっていて、ミトコンドリアの構造や働き・呼吸・ケトン体・共生説・実験考察問題が出された。1題は総合問題の形式となっていて、ラクトースオペロン・プラスミド・制限酵素・電気泳動・免疫・γグロブリンと構造が出された。1題は免疫系・B型肝炎ウイルス(HIV)が出された。最後のB型肝炎ウイルス(HIV)に関する問題を除けば、教科書に載っている様な標準的な内容が多い。解答の方法がマーク形式なので、語句に引っかかったり、勘違いをせずに時間さえあれば解ける。ケトン体を答える等、珍しい問題も有るが、’16ほどではないが高得点の争いとなったと思われるので、ケアレスミスは命取りである。

対策

’17も’16と同じ様式で出題されているが、’17は大問が1題増えて3題になった。生物の用語を問う問題も多く出されているが、考察問題も増えた。その為、実験考察に関する問題は、受験生の能力を測るのに適した問題なので、今後も出されると思われる。用語を覚えるには単語帳を使って覚えるのが良いが、覚えているか否かを確認するには標準的な問題集を使って解くのが良い。実験考察問題は、出来るだけ多くの実験考察問題に接し、解き方を教えてもらうのが良いと思う。特別に難しい内容が出されるという訳ではなさそうなので、先ずは基本を正確に押さえる事が重要だと思われる。

物理

出題

分析

傾向

大問3題で構成され、力学、電磁気、波動からの出題である。力学はばね付きの小物体Aと静止した小物体Bの衝突の問題にAの単振動やBの円弧状曲面上での円運動、床との繰り返し衝突の問題がつながっている。電磁気は導体棒に生じる誘導起電力の問題で、コンデンサーが含まれ、導体棒の運動やジュール熱などが問われている。波動はロイドの鏡の問題で、典型的な問題に干渉光強度を電場から考える問題も含まれている。全体的に標準問題で構成されているが、力学の時間経過やグラフ、波動の干渉光強度では解き慣れないために手間取った受験生もいただろう。試験時間に対して問題が多いので、手早く解かなくてはいけないが、ケアレスミスに注意しよう。

対策

’16から医学部の入試が開始され、’16は力学、電磁気、熱力学からの出題となっていたが、’17は波動からの出題があった。’18は原子からの出題も予想されるので、全分野を満遍なく学習しておくことが必要であろう。また、標準問題を中心に出題されているが、難度が高くなることも踏まえた準備が必要であると考えられ、やや難度の高い問題も解いておくことを勧める。しかし、難問を解くことが重要ではなく、典型的な標準問題をミスなく解き、得点を上げることが重要である。試験時間に対して問題数が多く、手早く解くことも要求されているので、日頃からなるベく短時間で解ける解法や知識を増やしておくことも必要になるだろう。

東北医科薬科大学大学受験の最新総評

東日本大震災からの復興と東北地方の医療環境の発展に貢献することを目指して2016年4月に新設された。
大学から合計3000万円の学費が貸与されるA方式、大学からの学費貸与と地方自治体の修学資金制度に応募するB方式、そして一般枠の3方式に分かれて募集が行われ、いずれも併願することができる。
設立初年度の2016・2017と2年連続して、正規合格と繰上合格を合わせた総合格者数は250名を越えた。2次受験者の半分以上が最終的に合格したことになる。

◆英語
総じて標準レベルの難易度。内容真偽問題が鍵となる
◆数学
まずは典型問題の解法をしっかりと。総合問題もやっておこう
◆化学
標準的な問題で構成されるが正確な化学の理解力が求められる
◆生物
標準的な問題が多い。問題数も少ないので確実に解こう
◆物理
原子の出題や難度が上がることが予想される、準備しておこう!!

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小論文

●医学・医療、医師としての意識が求められる

●テーマ型

年度 試験区分 内容 字数 時間
17 一般 医療技術の進歩により人は幸福になったか。恩恵と問題をあげて述べよ。 600字 60分
16 一般 医師と科学者の倫理の共通点と違いについて述べる。 600字 60分

●傾向
“ 今回初めての医学部募集において、1次で小論文が課された。資料文がないテーマ型だっただけに、この課題は難しかったと思われる。本ガイドブックを参考にし、テーマ型を中心に、資料文型で読解力と知識の補給、念のために図表型や、最近増えている絵・写真型も書いて見よう。
 ’16の論述については、ニュース性とテーマ型や資料文型で学んだ基本を使って考える。テーマ型だと、’16日本医大の「再生医療」より前に、近畿大で「再生医療、高度先進医療」、杏林大他「iPS」、’14近畿大の「混合診療」がある。これらから、再生医療を研究する科学者の立場と、先進医療を混合診療として現場で使う医師の立場に着目し問に答える。一方、資料文型の日野原重明の『医学概論』や『生き方上手』(愛知医大などで既出)から、ウイリアム・オスラーの「アート」と「サイエンス」について覚えていたとする。臨床現場で病をもつ患者及び家族に関わる実践家(アート)としてのアプローチと、研究者(サイエンス)として疾患の治療法を確立する立場の違いである。そこから多くの人を救う薬の開発者と副作用に苦しむ患者を前にした臨床医、あるいはインフォームド・コンセントをテーマにして、臨床研究の被験者にする場合と日常診療の場合の、同じ所と違う所を考えてみるなど。
 このように、過去問の練習は基礎力・応用力の向上に役立つ。また、テーマ型にもいくつかのパターンがあり、ニュース性のあるもの、基礎知識が必要な高齢化や医学・医療の問題、「読書」「学校生活」など自分に関するものがある。テーマ型は近畿、関西医大、久留米大、昭和大。資料文型で医学・医療科学を考えるならば、岩手医大、川崎医大、北里大、聖マリアンナ医大など。要約練習は金沢医大、獨協医大。書いたら必ず医系小論文に慣れた先生に見てもらうこと。また、メルリックス配布の『医系小論文・面接用語集』で知識・情報を押さえておこう。”

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面接

■所要時間
個人15分
■面接の進行と質問内容
・地域医療について何ができるか自己PR(2分間)
・自分の地元について自己PR
・東北の医療に医師としてどう貢献するか
・ずっと東北で医療に携わる覚悟はあるか
・災害時に医師としてどう対応するか
・得意科目と苦手科目について
・高校時代に頑張ったこと
・部活について
・友人について
・高校卒業後の経歴について
・将来進みたい診療科
・10年後の自分について(医師としての将来像)
・医師の偏在について
・胃ろうについて
・戦争や争いはなぜ起こるのか

東北地方の地域医療に貢献することを目的として設立された医学部であり、医師として将来どのように東北の医療に貢献できるかは深く突っ込んで聞かれる。自己PRと合わせてしっかりと考えておきたい。面接官は医学部と薬学部の教員が務める。

面接官の人数:2名
受験生の人数:1名

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田尻学院長の最新分析-東北医科薬科大学編-

写真

分析結果

「東北地方の地域医療を支える」ことを明確な使命として、2016年4月に全国で81番目の医学部として誕生した。定員100名のうち修学資金枠が55名、一般枠が45名であり、すべての方式を併願することができる。難易度は修学資金枠A方式が最も高く、次にB方式、一般枠の順である。特に出身地による有利不利はないが、設立の趣旨をよく理解して東北地方の医療に貢献したいという思いを面接でアピールする必要がある。

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