久留米大学

久留米大学受験合格のための攻略ガイド

久留米大学受験合格必勝のための攻略ガイド

久留米大学

昭和3年 九州医学専門学校を設立
昭和18年 九州高等医学専門学校に改称
昭和21年 旧制久留米医科大学を設置
昭和23年 久留米医科大学学部を開設
昭和27年 新制久留米大学医学部に昇格
平成6年 医学部看護学科を開設

開学年度
昭和3年
創設者
-
理事長
-
学長
永田 見生

学部所在地
〒830-0011 福岡県久留米市旭町67
交通手段
JR久留米駅よりバス7分
公式HP
http://www.kurume-u.ac.jp/


久留米大学の特色

「高水準の医学とヒューマニズムを併せ備えた医人の養成」の教育目標に基づき、6年間一貫教育のカリキュラムを編成している。また、学生一人ひとりの体得を促すため医療現場での教育を重視し、全人的医療を推進する医師としての心構えを培っていることが特徴である。
その特徴的な例として、① PBLテュートリアル教育(症例や実験課題に基づいた問題解決型グループ学習)、② OSCE(オスキー=客観的臨床診断能力評価:単なる知識偏重に陥ることなく実践的診断技法の修得の向上に努める)、③ クリニカル・クラークシップ(医学生が実際の医療チームの一員となって患者さんの診療に従事しながら、医師となるための知識・技能・態度・習慣を身につける)、④ スキルス・ラボ(聴診や内診、心肺蘇生法といった基本的な臨床技能を実習できる機材・設備を持つ学生開放型のトレーニング施設)などが挙げられる。
また創立以来、癌の治療研究に積極的に取り組んでおり、平成9年に先端癌治療研究センターが開設されてからは、癌免疫(癌ワクチン)の研究開発を世界的レベルで行っており、平成15年度文部科学省の21世紀COEプログラム(世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援)に採択されている。

久留米大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

試験区分
募集人員
出願期間
試験日
1次
2次
一般推薦
約10名
11/1(水)~11/8(水)必着 11/18(土) -
地域枠推薦
約15名
一般 約90名* 12/18(月)~1/17(水)必着 2/1(木) 2/13(火)

*福岡県特別枠5名を含む

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入試情報

2017 2016 2015
一般 募集人員 85 85 90
志願者数 1,951 1,929 2,020
受験者数 1,811 1,805 1,814
一次合格者数 405 369 393
一次合格倍率 A/B 4.5 4.9 4.6
二次受験者数 356 315 357
正規合格者数 141 136 141
正規合格倍率 A/C 12.8 13.3 12.9
補欠候補者数
繰上合格者数 33[75] 30[53] 9[14]
総合格者数 C+D 174 166 150
合格実質倍率 A/(C+D) 10.4 10.9 12.1
入学者数 91 88
合格最高点
合格最低点 326/450 [290/400] 305/450 [265/400] 300/450 [257/400]
公募推薦 募集人員 10 10 5
志願者数 91(79) 90(78) 88(83)
受験者数 90(78) 89(77) 88(83)
合格者数 F 10 10 7
実質倍率 E/F 9.0 8.9 12.6
入学者数 10 10
合格最高点
合格最低点
地域枠推薦 募集人員 15 15 15
志願者数 82(79) 83(78) 96(83)
受験者数 G 81(78) 82(77) 96(83)
合格者数 H 15 15 15
実質倍率 G/H 5.4 5.5 6.4
入学者数 15 15
合格最高点
合格最低点

*1 繰上合格者数は連絡の際に入学の意思を示した人数
*2 繰上合格者数の[ ]内は最終繰上者の補欠順位
*3 公募推薦の( )内は地域枠推薦併願者のデータ
*4 地域枠推薦の( )内は公募推薦併願者のデータ
(注)合格最低点は正規合格者を対象、[ ]内は1次合格最低点

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繰上合格

正規合格者発表と同時に繰上合格候補者に通知する。合格者の入学手続きの結果、欠員が生じた場合に順次繰上合格者を決定する。電話にて入学の意志を確認のうえ、合格通知および入学手続書類を郵送する。

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志願者数推移

男女比

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現浪比

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医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

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学納金

1年次 入学金 1,000,000
授業料 2,700,000
施設設備費 1,500,000
教育充実費 4,000,000
初年度納入金総額 9,200,000
入学時納入金 6,400,000
2年次の年額 6,200,000
3~6年次の年額 5,200,000
6年間の総額 36,200,000

※(別途委託徴収金)113,000円、(2年次以降)13,000円

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寄付金・学債

なし

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久留米大学 受験科目の最新出題傾向分析

久留米大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

英語

出題

分析

傾向

90分で大問7題。[1]~[3]の読解問題の出題内容は、[1]が空所補充と内容真偽問題、[2]が本文中の語句整序問題、そして[3]が和訳と英訳となっており、例年と変化はなかった。[1]は、本文だけでなく選択肢にも難解な語彙が用いられていることが多く、語彙力が非常に重要となる。[2]は、問題部分のみを見るのではなく、本文全体の主旨を掴んだ上で臨まなければ正答にたどり着くことが難しい。そして[3]のみが記述式となっており、配点の面からも丁寧な解答を心掛けたい。[4]の会話文~[7]の発音・アクセント問題も出題内容に変化はない。[5]の誤り指摘では文法・語法の側面から解けるものが多い一方で、[6]の短文完成は主に語彙力が問われる。

対策

読解問題においてだけでなく、[6]の短文完成や[7]の発音・アクセントに至るまで、やや難レベルの語彙力が必要とされるため、語彙力の強化は必須である。手元にある単語帳を仕上げたら、長文を多読する中で語彙を補強するとよい。[3]の英訳は、決して易しくはないが前後の文の単語や言い回しを応用することで答えに近づけることも多く、粘り強く解答したい。正しい応答文を答える[4]の会話文問題では、思い込みによるケアレスミスに注意。問題文も選択肢も決して長くはないので、それぞれの選択肢を入れてみて会話として成立するものを選ぶこと。出題形式は一定しているので、本学の過去問は勿論のこと、他大学の類題まで解いて対策すること。

数学

出題

分析

傾向

90分で大問が6~8題並びすべて穴埋め。中堅~上位私大レベル問題集でよく見る典型問題の解法が身についていれば解ける問題が多いが、上手く解かないと時間がかかってしまう問題や考えさせる問題が数問混ざっている年もある。毎年様々な単元から幅広く出されている。数学Ⅲの積分により面積・体積を求める問題は’15まで毎年出されていたが、’16と’17は積分計算の問題が2問。’14は解きにくい問題が目立ち、’15は基本的な知識・考え方を身につけてその場で少し考えれば解けるような問題が多く、’16は中堅私大レベル典型問題からその場で考えさせる問題までと問題によって難易度が異なり、’17はどれも中堅私大レベル。

対策

’14は解きにくい問題が混ざっており、’16もやや考えさせる問題が混ざっていたが、’15や’17のように中堅~上位私大レベル典型問題の解法が身についていれば解ける問題がほとんどである年が多い。まずはそのレベルの問題集をしっかりやって出題範囲の基本的なことは一通り網羅しておこう。制限時間に対して問題数がやや多い。私大中堅~上位レベル問題集の典型問題なら迷わず手早く解けるように練習を。解きやすい問題が多い年は計算ミスが命取り。練習問題を解く時には計算も省かず速く正確に解く練習を。問題によって難易度が異なる場合もある。過去問で練習する時や本番では制限時間に気をつけ、解ける問題から解いていこう。

化学

出題

分析

傾向

例年大問3題から4題の出題が続いている。いずれも標準的な問題内容の出題であるが、若干難易度に年度ごとの差があるように感じるが’15以降では易化している感じがする。記述形式の問題であるが論述問題は少ない。’17では[1]で電池・電気分解に関する問題、[2]では無機分野から炭酸ナトリウムの工業的製法に関する問題、[3]有機化合物の分離・精製問題が出題された。いずれの問題も基本的な内容がほとんどであり受験対策をしっかりとしていれば難しくはなく、そのため高得点をとる必要がある。しかし、問題が易しいのと合格し易いということは同じではないため、あいまいな知識での受験では合格にたどり着けない。

対策

大問全てが受験の代表的な、かつ定番の問題内容からの出題であるので、受験用の問題集や予備校のテキストなど、問題の解き方などをしっかりと自分のものにしておく必要があるだろう。教科書などの学習を一通り終えたら、繰り返し入試用の問題集を使って入試問題の学習を行うとよいだろう。また、近年では生活や生命科学に関する問題も多く出題されており、受験界全体で今後もそうした傾向が続くとすれば、生活・生命に関する内容もしっかりと学習する必要がある(ただし’17での出題はなかった)。受験用の学習をしっかりと終えているかどうかで受験生の間で大きく得点差ができることが予測される問題内容である。また、年度によって難易度にやや差があることにも注意をしておきたい。

生物

出題

分析

傾向

大問4題となっている。1題は総合問題で、正解を選ぶ問題6問となっているが、「全て選べ」となっている。外分泌タンパク質・ATP分解酵素・生体膜上の分解酵素・ヘムを含むもの・血しょう・繊維状タンパク質が出された。1題は遺伝子頻度に関する内容で、MN式遺伝に関する計算問題が6問出された。1題は個体群に関する内容で、集中分布・一様分布・ランダム分布・生存曲線・計算問題4問が出された。1題はラクトースオペロンに関する内容で、100字の考察問題・文字数制限の無い考察2問が出された。選択問題は解答数が決まっていれば解きやすいが、「すべと」なると難しい。計算も前部で10問出されていて時間が掛かる。記述も文字数が多い。

対策

今までと変わって時間のかかる問題が多くなった。知識問題だけではなく、計算問題と記述問題が出され、それぞれ時間のかかる問題となっている。生物の語句の意味や現象を正確に覚えておく必要が有り、関連する物質や細胞等も覚えておかなければ解けない。計算は必須で、生物全範囲の問題を解けるように練習しておこう。記述は100文字と多い問題が出されている。10文字や1行よりは書きやすいが、全体の流れを考え、矛盾を生じないように書かなければならないので神経を使う。国立理系の二次試験の様な内容になっているので、練習としては国立理系の二次試験の問題を解くのが良いと思う。

物理

出題

分析

傾向

大問3題で構成され、力学、熱力学、電磁気が出題されている。力学は列車内でのボールの落下運動の問題で、列車が停止、等速度、減速について出題されている。熱力学はP-Vグラフをもとにした理想気体の状態変化の問題で、気体分子運動論的な内容や断熱変化でのポアソンの式も含まれている。電磁気はコンデンサーの問題で、極板間引力や電荷ゼロのコンデンサーとの接続も含まれている。基本~標準的な問題が出題され、熱力学の分子運動的な問題や変化の種類を答える問題などは戸惑った受験生もいただろう。問題数は多くないので、手早く解けば時間が足りないことはない、ケアレスミスによる失点をしないように焦らず解くことが大切である。

対策

標準~やや難度の高い問題までを解いておくこと。’06から出題の多かった原子の出題がなくなり、波動が6回出題され、’08,’11,’14、’15、’17は熱力学が出題された。新課程では原子が必修になったが、’16、’17では試験範囲外になっている。出題範囲は変更もあるので確認することが大切である。出題範囲は広く、難度の高い問題が出題されることもあるが、ここ数年は基本~標準問題からの出題が中心となっている。ケアレスミスなく手早く問題を解くことが重要であり、記述や描画も出題されるので、しっかりと準備をしておくこと。法則名なども出題されることがあるので教科書などで確認をしておくことが必要である。

久留米大学大学受験の最新総評

以前の一般入試は特徴的な出題が多かったが、近年は総じて易化している。とはいえ、難易度に年度ごとの差があるため過去問は解いておいた方がいいだろう。
2次受験者の中から130~140名ほどが正規合格となり、100人が補欠候補者となる。補欠候補者には順位がついており、毎年60番台前後まで回っていたが、2015は新課程切り替えの最後の年となったためか、極端に繰り上げ合格が減少した。その後、2016は53位、2017は75位まで繰り上げ合格が回っている。

◆英語
やや高レベルの語彙力を身につけ、和訳と英訳の記述対策は手抜かりなく
◆数学
本番では解けるものから。スピードと正確さを身につけておこう
◆化学
標準問題からの出題!'15以降は易化
◆生物
選択問題が難しくなり、計算問題も増えた。
◆物理
基本~標準中心でも、難度の高い問題が出る場合も想定しよう!!

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小論文

●医療や受験校に対する知識・情報が問われる
●テーマ型

年度 試験区分 内容 字数 時間
17 一般 ストレスに対する予防のあり方 800字 60分
16 一般 在宅医療のあり方 800字 60分
15 一般 高齢化社会における医師の役割 800字 60分

●傾向
例年、短めのテーマ型である。「医療」「医師」という語と、「高齢化」「高齢者」といった語で構成されていることが多い。面接対策にもなるので、自分の医師としての将来像や、理想の医師像について考えておくとよい。さらに、今の社会が求める医療の役割や、医師像も関連させて考えてみよう。、地方の大学病院や公立病院などの役割についても関心を持ってほしい。また地域包括ケアシステムや、多死時代の看取り、在宅医療・訪問診療、救急医療と患者の年齢、高齢者の医療・介護の実態など、「医療と社会」に関連する新聞記事やニュースなどを見ておきたい。久留米大の付属病院や大学のホームページ、パンフレットも参考になる。テーマ型対策としては、関西医大、久留米大の推薦の課題、昭和大の医療に関する課題などを見て、知識の不足があれば補う。あるいは先に、北里大、聖マリアンナ医大、川崎医大、福岡大などの医療に関する資料文を読み、参考にしてもよい。
 ’17は、ストレスの予防が出題された。ストレス社会と言われる現代日本において、ストレスと無縁に暮らすことは難しい。ストレスといわれると、精神的なストレスをイメージしがちだが、睡眠不足もストレスになる。夜更かしだけではなく、夜寝る直前までパソコンや携帯を見ていると、強い光が脳に刺激を与え、睡眠の質が下がる。朝の光を浴びて体内時計をリセットし、自分の生活習慣を見直してみよう。産業医大では資料文型で出題されているので読んでおきたい。’16は「在宅医療」、’15は高齢化と医師の役割なので、一緒に考えてみよう。多死時代における在宅看取りと介護について考えてみてもよい。厚労省の「地域包括ケアシステム」の説明と図を参考にすると、高齢者が住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らすための支援システムが理解できる。そのためには地域の各専門家の多職種協働や自分の役割を考える。’14の「時代を見据えた理想の医師像」とも関連するテーマであるので、自分のあり方も考えてみたい。
 テーマ型だが、800字あるので、しっかりとした構成が必要である。練習の際には、医系の小論文に慣れた先生の目で添削や講評をしてもらうこと。メルリックスの『医系小論文・面接用語集』もシンプルにまとめられていて使いやすい。

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面接

■所要時間
個人10分
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校について
・小論文について
・1次試験の出来はどうだったか
・去年は本学を受験したか
・今年ダメだったらどうするか
・高校時代に頑張ったこと
・なぜ浪人したと思うか
・趣味について
・大学に入学してからやりたいこと
・医師以外の職業を考えたことはあるか
・どのような医師になりたいか
・地域医療に興味があるか
・医師は大変な職業だが、体力に自信はあるか
・卒業後本学に残るか
・親類に医療関係者はいるか
・最近気になる医療ニュース
・校内は全面禁煙だが喫煙はするか(全員に)

質問内容は、医師や本学志望動機など、オーソドックスなものが多いが、小論文についてはよく聞かれるので、自分の書いた内容について整理しておくこと。面接室の前で調査書などの書類を渡され、受験生本人が書類の入った封筒を面接官に渡す。

面接官の人数:2名
受験生の人数:1名

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合格請負人 田尻友久の最新分析-久留米大学編-

写真

分析結果

推薦入試は公募制と地域枠に分かれ、どちらも受験資格に地域による制限はない。1浪生も受験でき、学力試験は英語と数学のみで受験のハードルは高くはない。また小論文は医学部長が問題を作るため、どうしても医療系のテーマになりやすい。面接官は受験生が久留米大学のことを本当に理解しているか探っている。面接は公表されてはいないが点数化され、更に適・不適も判断される。一般入試の問題は、以前は癖のある問題が出題されていたが、近年はどの科目も易化の傾向にあり、2017年度入試の1次合格最低点は290点、72.5%であった。

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