久留米大学 医学部入試対策 | 難易度・倍率・合格最低点・試験

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久留米大学

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正規合格者発表と同時に繰上合格候補者に通知する。合格者の入学手続きの結果、欠員が生じた場合に順次繰上合格者を決定する。電話にて入学の意志を確認のうえ、合格通知および入学手続書類を郵送する。

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久留米大学の受験科目の最新出題傾向分析

久留米大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
(赤丸)=大問/(青丸)=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 標準

    記述問題で新傾向あり、日本語、英語で簡潔にまとめる演習を

  • 英語傾向

    時間は90分で変わらないが、’19で大問が7→6題へ減り、’20もそのままで時間も90分で同じ。短めの英文の内容真偽問題[4]は引き続き出題。[1]は短文完成(12問)で概ね平易。[3]は恒例の英文中の語句整序で、無理のない標準的な問題になっている。[5]は空所の単語補充と内容真偽で従来通りの定番問題。しかし、’20では内容に若干の変化が見られ、従来の和訳や英訳の代わりに、[6]では短い英文を日本語で、日本文を英語でそれぞれ簡潔にまとめる問題が出題されている。そのまま訳したものは採点対象にしないと注意書きがあるので、和英ともに要点をまとめる力が必要だ。また[2]も新問題で、センター試験ではお馴染みの5行ほどの英文中の文脈上余分な部分を削除するものが出題された。
  • 英語対策

    出題傾向は概ね同様と言えるが、傾向欄にあるように変更点には十分留意し、相応の対策を講じておくことが望まれる。長文は内容真偽問題を、部分的にwh-の疑問詞できかれるものと全体を読んで合致するものを選ぶものの双方で演習しておきたい。[2]の語句整序は必出と思われるので、同様の長文問題で語句整序が扱われているものや日本語リードのない整序問題にあたり、文の流れを意識した英作文力を高めておきたい。英語や日本語で簡潔に「まとめる」のは単純な和訳、英訳よりも難度がやや高いが、’20では聖マリアンナなど他大学でも和訳・英訳の代わりにまとめる問題が見られており、今後定着していくかもしれないので注意したい。
  • 数学出題

  • 数学分析

  • やや易

    まず中堅~上位私大レベルの問題を早く正確に解く練習を

  • 数学傾向

    小問に近い小型の大問が6題。’19まで穴埋めで’20はマークシート形式。中堅~上位私大レベル問題集でよく見る典型問題の解法で解ける問題が多いが、上手く解かないと時間がかかる問題や考えさせる問題が数問混ざっている年もある。’14~’16において問題の難易度が変動していたが、’17以降はどの問題も中堅~上位私大受験者向け問題集レベルに落ち着いており、’20はどの問題も中堅私大レベルで医学部の問題としてはかなり易しかった。毎年様々な単元から幅広く出されているが、数学Ⅲの「微分・積分」と「場合の数・確率」、「数列」(「数列の極限」を含む)は必出で、「ベクトル」と「図形と方程式」の出題頻度も高い。
  • 数学対策

    解きにくい問題が混ざっている年もあるが、’17以降は中堅~上位私大レベル典型問題の解法が身についていれば解ける問題ばかり。まずそのレベルの問題はどの単元のどの問題でも難なく解けるように網羅しておこう。制限時間に対して問題数はやや多めとなる年もあるので、中堅私大~上位私大レベル問題集の典型問題なら迷わず手早く解けるように問題集で練習を。’20のように解きやすい問題が多い年は合格点がかなり高いはずで計算ミスが命取り。問題を解く時には計算も省かず早く正確に解くことを心がけよう。問題によって難易度が大きく異なる年もあるので、過去問で練習する時や本番では制限時間に気をつけ、解ける問題から解いていこう。
  • 化学出題

  • 化学分析

  • やや易

    基礎から標準的な問題。高得点が必須。

  • 化学傾向

    例年大問3題から4題の出題が続いている。いずれも基本的な問題内容の出題であり高得点が必須。’20では前期で[1]は化学式や気体の発生法。等電点などの小問集合問題5問で非常に基本的。[2]は並列回路の電気分解の問題。[3]はアルカリ土類金属元素とその化合物に関する問題。[4]はC4H10Oのアルコールの構造決定や元素分析の実験装置などの問題が出題された。いずれも基本的な問題でミスは許されない。後期では[1]で基本的な小問集合問題5問。[2]でコロイド溶液。[3]で15族元素や燃料電池に関する問題。[4]で芳香族炭化水素の構造決定に関する問題が出題されている。前後期とも基本的な問題がほとんどで難しくない。
  • 化学対策

    大問全てが受験の代表的な、かつ基本的な問題の出題であるので、受験用の問題集や予備校のテキストなどを繰り返し学習し、問題の解き方などをしっかりと自分のものにしておくような学習が効果的だろう。まずは教科書などの学習で基本的な知識の習得を早めに終わらせ、繰り返し受験用の問題集を使って入試問題の学習を行うとよい。また、他の多くの大学でも同様であるが生活や生命科学に関する問題も多く出題されており、こうした分野の学習はやや遅れがちになったしまうが、この分野もしっかりと学習する必要がある。しっかりと基本的な知識が習得できているのか、入試の定番問題を自分のものにできているのかどうかで得点差ができる。年度によりやや難度さもある。
  • 生物出題

  • 生物分析

  • 標準

    問題は平易であり、時間的に余裕がある。見直しをして高得点を

  • 生物傾向

    例年大問4題となっている。どの問題も文章の穴埋めの後に、そのテーマに関する知識が聞かれる。国公立の二次試験などでよく見る出題形式である。記述に関しても10字や20字と短く、特別に難しい内容も無い。計算問題も教科書の章末問題や問題集の基本問題程度の問題で、丁寧に解けば間違うことは無いだろう。合格最低点が7割程度と高得点の争いとなっている。’20の出題内容は第1問はHIVとAIDSに関しての問題、第2問は血糖量調節に関する問題、第3問は新生タンパク質の輸送経路に関する問題、第4問は中枢神経に関する問題が出題された。
  • 生物対策

    合格最低点が高く、高得点争いになる。対策としては、ミスをせずに正確な解答を作れるようになることである。また問題量に対して時間に余裕がある。したがってミスのない解答作りを時間をかけて慎重に作り上げる訓練が一番である。問題集や過去問を解くときに余裕のある制限時間を設け、必ず見直しをする訓練をするとよい。見直しをする訓練をしていくと、自分がどのようなミスや間違いを犯しやすいかの傾向がつかめる。自分の傾向がつかめれば試験中はそれから見直しをしていくと効率の良い見直しになるだろう。難しい問題を解く必要はない。典型的な問題をたくさん解き、ミスのない解答作りを目指してほしい。
  • 物理出題

  • 物理分析

  • やや易

    基本~標準中心となっているが、難度が上がることもあり得る!!

  • 物理傾向

    大問3題で構成され、力学、波動、電磁気が出題されている。力学は一様な細い棒を直角に折り曲げ、折り曲げたところで吊した場合の力のモーメントのつり合いが出題されている。波動は薄膜へ斜めに入射した光の干渉で、媒質をかえたときの全反射の問題も出題されている。電磁気は極板間に金属板を挿入したコンデンサーの問題で、極板の間隔をかえたり、スイッチの切り替えをすることも含まれている。基本から標準問題までが出題され、難度の高い問題はなく、問題数もそれほど多くないので、手早く解けば時間が足りないことはないだろう。高得点での争いになるので、ケアレスミスによる失点をしないように焦らず解くことが大切である。
  • 物理対策

    標準~やや難度の高い問題までを解いておこう。’06から出題の多かった原子の出題がなくなり、波動が6回出題され、’08、’11、’14、’15、’17、’18、’19は熱力学が出題された。新課程では原子が必修になったが、’16~’20では試験範囲外である。出題範囲は変更もあるので確認することが大切である。出題範囲は広く、難度の高い問題が出題されることもあるが、ここ数年は基本~標準問題からの出題が中心となっている。ケアレスミスなく手早く問題を解くことが重要であり、記述や描画も出題されるので、しっかりと準備をしておくことが必要で、法則名などが出題されることがあるので教科書などで確認をしておいたほうがいだろう。

小論文

●医療や受験校に対する知識・情報が問われる ●テーマ型

●傾向 例年、短めのテーマ型である。’20は再生医療、終末期医療のあり方が問われた。再生医療については杏林大、近畿大でも既出。京都大・慶応大などが臨床試験の申請を出していたのでニュース性があるが、基本的な医療倫理やインフォームドコンセントを使っても良い。終末期については国が推奨するACP(アドバンスケアプランニング:人生会議)が北里大の集団討論でも課題となっていた。高齢化が背景にある。’18、’19は、医師という職業観に関わる課題である。「医師の働き方改革」及び「応召(招)義務」については、昭和大、近畿大がテーマ型で’18に、また資料文型は聖マリアンナ大で出題されている。医師法、歯科医師法には、診療の求めに応じるという「応召義務」が定められている。そこに使命感も加わり、医師の過重・長時間労働による、勤務医の過労死、離職が問題となっている。自分の医師としての将来像や理想の医師像を、医療の社会的役割と関連させて考えておくと面接対策にもつながる。地域医療を県単位で考えると、大学病院や公立病院が中核となり、急性期の医療を担い、病病連携や病診連携、訪問診療、看取りまでを含む地域包括ケアシステムの構築を目指している。多職種協働で超高齢社会を乗り越える狙いである。最近は、大病院も退院後のための訪問指導を行うなど、地域医療の在り方も変わってきている。久留米大の付属病院や医学部のホームページ、パンフレットも小論文のヒントになる。また、厚労省の地域包括ケアシステムの図をみると地域医療の全貌がつかみやすい。テーマ型対策には、近畿大、関西医大、久留米大の推薦の課題、昭和大の課題を使う。先に、北里大、聖マリアンナ医大、川崎医大、福岡大などの医療に関する資料文を読むと知識の幅も広がる。’18は、ワークライフバランスは、女性の問題としてよくテレビや新聞で話題になる。
テーマ型だが、800字あるので、しっかりとした構成が必要である。練習の際には、医系の小論文に慣れた先生の目で添削や講評をしてもらうこと。メルリックスの『医系小論文・面接用語集』もシンプルにまとめられていて使いやすい。

面接

■所要時間
個人10分
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・小論文について
・1次試験の出来はどうだったか
・高校時代に頑張ったこと
・なぜ浪人したと思うか
・地域医療とはどのようなものか
・卒業後本学に残るか
・どのような医師になりたいか
・医師は急に呼び出されることがあるが大丈夫か
・校内は全面禁煙だが喫煙はするか(全員に)

質問内容は、医師や本学志望動機など、オーソドックスなものが多いが、小論文については自分の書いた内容を整理しておくこと。面接室の前で調査書などの書類を渡され、受験生本人が書類の入った封筒を面接官に渡す。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

久留米大学 概要
開学年度 昭和3年
創設者
理事長 永田 見生
学長 内村 直尚
学部所在地 〒830-0011 福岡県久留米市旭町67
交通手段 JR久留米駅よりバス7分
URL https://www.kurume-u.ac.jp/
久留米大学 特色
「時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる実践的でヒューマニズムに富む医師を育成するとともに、高水準の医療や最先端の研究を推進する人材を育成する」の教育目標に基づき、6年間一貫教育のカリキュラムを編成している。また、学生一人ひとりの体得を促すため医療現場での教育を重視し、全人的医療を推進する医師としての心構えを培っていることが特徴である。 その特徴的な例として、①協同学習(共に高めあうことを学ぶ主体的・対話的・意欲的な学習法)、②OSCE(オスキー=客観的臨床診断能力評価:単なる知識偏重に陥ることなく実践的診断技法の修得の向上に努める)、③クリニカル・クラークシップ(医学生が実際のチーム医療の一員となって患者さんの診療に従事しながら、医師となるための知識・技能・態度・習慣を身につける)、④クリニカルスキル・トレーニングセンター(聴診や内診、心肺蘇生法といった基本的な臨床技能を実習できる機材・設備を持つ学生開放型のトレーニング施設)などが挙げられる。
また創立以来、癌の治療研究に積極的に取り組んでおり、平成9年に先端癌治療研究センターが開設されてからは、癌免疫(癌ワクチン)の研究開発を世界的レベルで行っており、平成29年度「私立大学研究ブランディング事業」に「すこやかな『次代』と『人』を創る研究拠点大学へ~先端がん治療研究による挑戦」が採択されている。
久留米大学 略歴
昭和3年 九州医学専門学校を設立
昭和18年 九州高等医学専門学校に改称
昭和21年 旧制久留米医科大学を設置
昭和23年 久留米医科大学学部を開設
昭和27年 新制久留米大学医学部を開設
平成6年 医学部看護学科を開設

合格請負人 田尻友久の最新分析

-久留米大学編-

推薦入試は公募制と地域枠に分かれ、どちらも受験資格に地域による制限はない。 1浪生も受験でき、学力試験は英語と数学のみで受験のハードルは高くはない。 また小論文は医学部長が問題を作るため、どうしても医療系のテーマになりやすい。 面接官は受験生が久留米大学のことを本当に理解しているか探っている。 面接は公表されてはいないが点数化され、更に適・不適も判断される。 一般入試の問題は、以前は癖のある問題が出題されていたが、近年はどの科目も易化の傾向にあり、2017年度入試の1次合格最低点は290点、72.5%であった。