産業医科大学 医学部入試対策 | 難易度・倍率・合格最低点・試験

産業医科大学受験合格のための攻略ガイド
医学部受験合格必勝のための受験情報・対策ガイド

産業医科大学

産業医科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

入学手続完了者が募集人員に満たない場合、3/25(木)以降追加合格を行う。

2021年度入学者男女比

2021年度現浪比(入学者)

2021年度現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

なし

産業医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

産業医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
(赤丸)=大問/(青丸)=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • やや難

    記述力がないと太刀打ちできず、英作文は意見をまとめる演習が必須

  • 英語傾向

    時間は100分、長文3題+テーマ型英作文1題(100語程度)の計4題は変わらず。[1]は定番となっている短めの英文中の記述式空所補充(10問)。文脈、前後関係や品詞などを考えながら1語を入れるもので、基本的なイディオムも見られる。[2]、 [3]の長文の問題は例年同様で、内容真偽をはじめ、和訳、内容や理由説明などの記述部分が多い。[4]の英作文は「環境の変化につれて将来の人体に変化が生じうるかどうかについて述べるもの。’19に続いて、環境関連の問いになっているのは注目に値する。和訳は関係詞と比較がポイントでどちらも難度は低いが、特に前者は目的格の非制限用法をこなれた感じで訳したいところ。説明問題は計4問(うち理由説明2問)で、60~120字で要点をわかりやすくまとめる力が要求されており、和訳よりもやや難しい。
  • 英語対策

    長文2題に内容真偽が5問ずつ計10問あるが、それ以外は全て記述で、和訳、説明、英作文それぞれに相応の自信を持っていないと返り討ちに遭うこと必至なので、早期から文法力の基礎は固めておき、確かな記述力養成が必要だ。長文はジャンルにこだわらず、できれば国公立大の類似問題で、「分かりやすい訳文」を作る力と「要点をまとめる」力をしっかり身につけておくこと。私立大では慶應大や日本医科大、大阪医大などの問題は参考になる。英文中の1語補充問題はやや難。類題は見つけにくいかもしれないが、長文演習の際に、問題になっていなくても空所補充問題になりそうな箇所を意識しながら読むことは有意義だろう。過去問にあたっておくことはもちろん不可欠。英作文は環境関連が続けて出題されているので、注目したい。小論文対策などとも連携させながら、自分の意見を100語程度で書く練習をしておこう。
  • 数学出題

  • 数学分析

  • 上位私大レベルまでは早く正確に。有名問題の解法は難関レベルも

  • 数学傾向

    ’19まで大問3題だったが’20はすべて穴埋めの2題。前半の大問にある小問集は様々な単元から上位私大レベルの典型問題が多く出されている年もあるが、面倒な問題が混ざっていることも多く、’20も難しい問題が混ざっている。後半の大問では上位私大レベルの解きやすい問題の年もあるが、難しい問題が出される年が多い。後半では’16と’17に証明問題が、’18~’20は難関私立~難関国立大レベルの問題が出されている。上位私大レベルの問題が多い年もあるが「それほど使用頻度の高くない公式や、難問用の解法を知っているかどうか」が問われているような問題が目立つ年も多く、’19と’20もそのような問題が目立つ。
  • 数学対策

    上位私大レベル典型問題の解法を使いこなせるかが問われる問題が中心の年もあるが、誘導がつくところに誘導がない難しさのある問題や、特別な問題の解法、それほど使用頻度の高くない公式を知っているかどうかを問うような問題が出される年も多い。まずは上位私立大レベルまでの解法を、単なる暗記ではなくしっかり理解し、臨機応変に使いこなせるようにしておこう。その上で、上位国立大レベル問題集によく載っている典型的な誘導問題は誘導なしでも求められるようにしておき、有名問題は難関大レベルまで解法をできるだけ頭に入れ、少々マニアックな公式も覚えておいた方が良い。問題数が多いので試験当日は解けるものから手早く解いていこう。
  • 化学出題

  • 化学分析

  • 標準

    受験の定番問題。点数に差が出る問題。

  • 化学傾向

    近年、大問4題の出題が続いていたが、’20では大問3題となった。例年ほとんどが受験の定番問題で構成されており、受験勉強をしっかりと行っていれば難しい問題ではない。計算問題も数問出題されるが同様に難しくない。’20では[1]はリン酸の電離定数を考える問題。例年電離定数に関する問題は出題が多いようだ。[2]は窒素を含む芳香族化合物の反応。サルファ剤などもこの問題で問われている。[3]は合成高分子化合物。ビニロンに関する問題で高分子化合物の計算問題も出題された。問題の難易度はやや高く感じられる。計算問題の数がやや多く、定番問題とは言え本格的な問題が出題されている。環境化学や生命科学の問題も頻繁に出題されている。
  • 化学対策

    例年大問3~5題程度の問題で構成されている。年度によりやや難易度に差はあるが、受験の定番の問題で各設問が構成されている。教科書の基本知識を基にどれだけ入試の定番問題に問題に触れることができている。また定番の計算問題では解法を熟知していて問題を読んでいかに速やかに立式ができるかが合否の鍵となりそうだ。環境化学・生命科学からの問題が出題される年度も多いのでその辺りも意識して受験の準備をしておきたい。細部にわたるような知識が解答に必要となることはほとんどない。一つ一つの問題を正確に、勉強していくことが大切。受験用の問題集を1冊以上何回か繰り返して演習し問題の解き方や基本的な知識を確実に身に付けておきたい。
  • 生物出題

  • 生物分析

  • やや難

    出題分野は少ないが、生命現象と医療を結びつけて考えておくように

  • 生物傾向

    例年大問4題となっている。出題の内容や実験は教科書や図説に載っているものが多くみられるが、説明を記述させる内容が多く、図示させる問題もある。また生命現象と医療の結びつきを考えさせる問題が出題されている。’20の出題内容は第1問は鎌状赤血球貧血症に関する問題として、赤血球のスケッチや集団遺伝、自己免疫性溶血性貧血の機序の説明問題、アレルギー防止策を考えさせる問題などが出題された。第2問はバイオテクノロジー関連から、植物でのゲノム編集に関する実験考察問題が出題された。第3問はグルコース代謝経路と産生物との関係、産生物とがん細胞との関係などを放射線撮影を用いた結果データを参考に考察させる問題が出題された。
  • 生物対策

    生物の用語を正確に覚えることは必須である。用語の意味や使い方が正確でなければ答えを導くことは難しい。同時に、図説を活用しよう。特に、図説に載っている細胞の図やタンパク質の構造図など、一般には不要と思われる内容も覚えるようにすると良い。また、グラフ問題に対応するには、同じく図説の中に載っている実験の図は覚えるとともに、実験の内容や意味を同時に覚え、できれば自身でグラフや作図ができるようにする方が良い。高等学校の教科書には載っていない内容の問題が出る事が多いので、解ける問題を確実に得点するのが良い。また医療と直接結びついた内容が出題されるため、普段から生物の学習内容と医療の関係性を考えておくのがよいだろう。特に世間で話題になっているウィルスやPCRに関して関連させておくとよいと考える。
  • 物理出題

  • 物理分析

  • 標準

    ’21は難度がまた高くなると予想されるので、準備しておこう!!

  • 物理傾向

    大問4題で構成され、熱力学、電磁気、力学、波動が出題されている。熱力学は微小粒子状物質(PM2.5)の浮遊の問題で、つり合いや2乗平均速度なども問われている。電磁気は2枚の絶縁板の間に誘電体をはさんだ状態での電場や静電エネルギーを考える問題である。力学は2種類の気体による浮力を立方体内の気体が受けて単振動する問題が出題されている。波動は多数の媒質が層をなす状態での光の屈折が出題され、海面付近での空気層による屈折も含まれている。標準的な問題が中心であり、PM2.5や電場は見慣れない問題であるが、誘導がしっかりあるので、ある程度は解けるだろう。試験時間は50分と短めなので、素早く解いていこう。
  • 物理対策

    標準~やや難の問題をしっかり解いておくこと。力学と電磁気を中心に波動、熱力学、原子を勉強しておくことが必要である。以前のような個性的な問題は減っていたが、’19の重心動揺計、’16の音の干渉と風向き、’15の血流量、’07の小問集合と’13の熱力学では日常生活の中での物理現象、知識問題も出題されている。知識問題の対処法は、教科書に目を通しておくことである。’13~’16はそれ以前より難度が上がり、問題文の誘導に乗れないと解けない問題や応用性の高い問題が多くなっていた。’17はやや難度が下がり、’18で上がり、’19、’20は下がっている。試験時間は短いので、解く問題の優先順位を決める必要がある。

小論文

●資料文を理解し簡潔にまとめる力が問われている ●テーマ型 ●資料文型 ●図表型

●傾向 ’18から形式が大きく変化した。’19は、資料文型2問とテーマ型1問の計3問。’18は、大問が4問。資料文型(A4用紙2枚)が2問。文字数指定のない説明問題や400字で意見を述べるもの。問3は初登場のイラスト、問4は文字数指定のないテーマ型の説明問題。2年間共、マス目のない解答用紙もあるので、原稿用紙以上に読みやすい大きさで、丁寧な字を書くように心がけること。
’19の1問目は有名なパスカルの「パンセ」から人間は考える葦であるという有名な言葉。文中には「われわれの尊厳のすべては考えることの中にある」「よく考えることを務めよう。ここに道徳の原理がある」などの表現があるので、自己の内部の思考が自己をかけがえのない自己足らしめることなどについて、文字数が短いので簡潔に説明する。2問目が難しいが文字数規定はない点と時間配分に留意する。3問目は昨年の「ゾウを知らない人へのゾウの説明」よりも易しいので、2問目の考察と論理的な説明の時間を確保したい。
’18の外山滋比古は小論文や現代文で頻出。’19にも他大学で出題された。特にグライダー人間の下りは、他大学医学部でも既出。設問をよく理解し、問2は大学での学習について述べる。3問目のイラストは、向き合うAさんとBさんの間には大きな丸いアナログ時計があり、針は7時1分位になっている。向かって左側のAさんは右手に四角い鞄を下げている。右側のBさんの右手は時計を指している。演習では、午前7時と午後7時に解釈が分かれた。吹き出しのセリフにはシンプルにして状況をきちんと文章化する。’18、’16の愛知医大でも練習できる。4問目も、立場の違う人、知識のない人わかりやすく説明する力が求められる。慶応大でも同様の出題があり、医療におけるインフォームド・コンセントにも通じる。’17はストレス・パラドクスについて。ストレスの多い人の方が人生の満足度が高いこと、ストレスと生きがいの関連性について述べられた文章を踏まえて「ストレスと幸福」について考える。新傾向を知るために2年分は解いておいた方がよい。

面接

■所要時間
個人20分
■面接の進行と質問内容
・本学志望理由
・併願校について
・なぜ産業医を目指すのか
・産業医をどこで知ったか
・産業医とはどのようなものか
・産業医の今後について
・産業医と臨床医の違い
・修学資金貸与制度について
・部活動について
・自分の長所、短所
・大学でやってみたいことは何か
・最近読んだ本について
・卒業後のコースはどうするか
・医師不足について
・自己PR

産業医への理解が試されるので、産業医の仕事内容、産業医への期待など、できる限り自分で調べておくことは欠かせない。なぜあえて産業医を目指すのかについても、明確な答えが必要である。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

夢の先へ

産業医科大学の合格者の声
産業医科大学 概要
開学年度 昭和53年
創設者
理事長 森山 寛
学長 尾辻 豊
学部所在地 〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
交通手段 JR折尾駅よりバス10分
URL https://www.uoeh-u.ac.jp/
産業医科大学 特色
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 産業医科大学医学部は、産業医学の振興と優れた産業医の養成を目的として設置された我が国唯一の医学部です。 労働環境と健康との関係についての高度な学識を有することが出来るように、標準的な医学教育カリキュラムに加えて、独自の産業医学教育を行い、働く人々の病気の予防と健康の増進に貢献し、健やかに働き豊かに暮らせる社会の実現に寄与できる医師の育成を行っています。 以上の目的を十分に理解し、それを遂行し得る学生を全国から募集します。医学部の「求める学生像」及び「大学入学までに身につけておくべき教科・科目等」は、次のとおりです。 <求める学生像> 1)産業医として活躍したいという明確な目的意識を持っている。2)臨床医学のみならず予防医学や健康増進にも深い関心を持っている。3)医師として生涯にわたり自ら物事の本質を考え、探究する意欲を持っている。4)幅広く医学の知識を修得し、発展・応用することができる能力を有している。5)豊かな人間性と高い倫理観を備え、他者との協調性やコミュニケーション能力を有している。 <大学入学までに身につけておくべき教科・科目等> 1)総合的かつ専門的な医学教育に対応できる高等学校教育科目全般における基本的学力を有している。2)医学知識を学習するための外国語科目の語学力を有している。
産業医科大学 略歴
昭和53年 産業医科大学開学
昭和54年 大学病院開院
平成8年 産業保健学部を開設
平成23年 若松病院開院

合格請負人 田尻友久の最新分析

-産業医科大学編-

私立大学医学部では唯一、センター試験の受験が必須となっている。 修学資金貸与制度が充実しており学費負担が軽減される。 そのため国公立との併願者が多い上に2次試験日が国公立前期の発表後で後期の2次試験日と重複しがちなことから産業医科大学の2次試験は半数程度が欠席する。 学科試験はもちろんだが、推薦入試でも一般入試でも面接が大きなポイントとなる。 当然、産業医への十分な理解は欠かせない。 また、修学資金貸与制度に対する質問も多い。