大阪医科大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

大阪医科大学受験合格のための攻略ガイド
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大阪医科大学

関西に4校ある私立医学部の中では最も高い難易度を誇り、国公立医学部との併願者も多い。前期1次試験の上位合格者100人には342万円の授業料減免制度がある。
一般前期の合格発表方法が非常に特徴的である。まず上位合格者100人を含む1次合格者を発表し、同時に1次試験で不合格になった者の中から「繰り上げ合格候補者」を発表する。1次合格者の2次試験を実施した後に、別途「繰り上げ合格候補者」の2次試験を行いそこから繰り上げ合格を出す。
2018から「建学の精神」入試という現役生を対象にした推薦入試を導入している。

夢の先へ

大阪医科大学の合格者の声
大阪医科大学 概要
開学年度 昭和2年
創設者 吉津 度
理事長 植木 實
学長 大槻 勝紀
学部所在地 〒569-8686
大阪府高槻市大学町2-7
交通手段 阪急京都線高槻市駅前 JR京都線高槻駅より徒歩8分
URL https://www.osaka-med.ac.jp/
大阪医科大学 特色

1927年の創立以来、9,500名の医師を輩出してきました。この財産を継承し、世界有数の医療系大学を目指します。
2017年4月に入学した学生から、新しいカリキュラムがスタート。
6年間のカリキュラム全体を貫く骨子は、初期臨床研修にスムースに移行できる知識と技術を身につけること、学びの中で医師が持つべき自主性と伸びしろを獲得すること、その両者を実現することです。新カリキュラムは「いま学んでいること」が、どう医師につながるのか、その疑問を視覚化し解消したカリキュラムです。卒業時の到達目標を設定し逆算するカリキュラムによって目的が明確化され、学ぶ意識を教員と学生が共有することにより、一層授業が意味あるものとなります。
また、トランスレーショナルリサーチをベースにした臨床への応用・展開を目的とした臨床研究の実践では、ホウ素中性子捕捉療法、心臓修復材料、自走式カプセル内視鏡の開発など、未来の医療を支えるさまざまな臨床研究が行なわれています。高度先端医療に特化するだけでなく、「地域包括ケアシステム」を実現し、地域医療にも積極的に取り組んでおり、学生やあらゆる領域の臨床、多様な医学を学ぶことができます。

大阪医科大学 略歴
昭和2年 大阪高等医学専門学校を設立
昭和21年 旧制大阪医科大学に昇格
昭和27年 新制大阪医科大学に昇格
平成22年 看護学部を開設
平成28年 学校法人大阪薬科大学と法人合併
令和 3年 大阪医科薬科大学(仮称)スタート予定

大阪医科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

各試験合格者発表と同時に繰上合格候補者を決定の上、掲示及び通知します。合格者に欠員が生じた場合に限り、順次繰り上げて合格者を決定し通知します。一般(前期)は1次試験合格者と、一般(後期)及びセンター利用は2次試験合格者と同時に発表。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

入学後、「募金趣意書」により任意の寄付金をお願いします。
※入学前の寄付金募集は行っておりません。

大阪医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

大阪医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    時間は80分、内容は長文の部分和訳が2題、3行にわたる日本文の英訳が1題で例年とほぼ同様と言えるが、’19では和訳以外に下線部の理由説明(60字以内)が加わった。[1]、[2]が和訳でそれぞれ3箇所ずつ、[3]が英訳で、日本文を3つに分けた全文英訳になっている。長年傾向に大きな変化は見られないが、今回の説明問題や、和訳の中で代名詞の示すものを明らかにする指示がある物も出てきている。和訳は無生物主語の扱い方や、下線部の意味がわかってもそれをどう表現するかで差がつきそうだ。英訳は、標準的な語彙力と文法・語法力があれば対処できる内容だが、普段から書き慣れていないと不十分な出来に甘んじざるを得ないなかなかのレベルと言える。念入りな対策が不可欠だ。

  • 英語対策

    出題は和訳と英訳のみと言ってよいので、対策は立てやすい。もちろん時間をかけて双方の演習をこなすことに尽きるのだが、その前提として十分過ぎるほどの文法・語法力の養成がなければならないし、文意を正確に把握するには豊富な語彙力も当然必要だ。そして、何よりも逐語訳ではなく、相手にわかりやすく伝えようとする意志とスキルが求められる。他大学の読解演習の際も、常に下線部訳を求められそうな箇所を意識し、自分なら日本語でどうやって伝えるかを考え、実際に文字に起こす練習を積むとよいだろう。和訳・英訳のどちらでもイディオムや構文などの知識は大いに活躍するので、ノートに表現例をまとめるだけでなく、自作してみるのもよい。また、無生物主語構文、分詞構文、関係詞の非制限用法には特に精通しておきたい。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    記述の大問5題。それほど高度な解法を要求するわけではないがじっくり考えて解かせる練られた問題が多く、国公立大2次試験でよく見るような誘導問題が多い。全問記述式で、証明問題が出されることも多く、形式も内容も国公立大の2次試験に近い。’16のように数学Ⅲの微分・積分の割合が大きい年もあるが、’17~’19は5題中2題が微分・積分。’16まで毎年[5]が確率だったが’17以降はどれか1題が確率。’17以降[5]は図形の絡んだ問題が続いている。記述の答案をきっちり作らなくてはいけないことも考えるとやや時間が足りなくなるのではないかと思われる年も多い。’18と’19は例年に比べどの問題も解きやすい。

  • 数学対策

    他の私大医学部に比べ制限時間がやや長く、記述でじっくり解かせる問題が多く、一般的な私大医学部の問題よりも国立大2次試験の問題に近い。一般的な私大医学部に合わせた勉強をしている人は、この大学を受けるなら上位国立大2次試験向けの問題集もやっておいた方がよいだろう。この大学の問題は、難問の解き方を知っているかどうかより、重要な考え方・解法をしっかり理解しそれらを使いこなす力をつけているかを見る問題が多く、この大学の過去問を解くことは他大学の受験にも役立つだろう。制限時間は長いがそれなりにボリュームがあり、制限時間内に完答するのは難しい年も多い。過去問を解きこの大学の傾向と時間配分に慣れておこう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    例年大問4題の出題が続いており、全てが記述形式の問題である。’19も前後期とも大問4題。前期試験では[1]は溶解度積の定番問題。[2]は一次速度式と二次速度式の速度定数を求める問題。[3]はフェノールの合成とフェノールの誘導体に関する問題。[4]は油脂の構造が出題された。後期試験では[1]で飽和蒸気圧についての考察問題。[2]は銅と硝酸の反応機構を考える問題。[3]は酸化還元滴定を利用して油脂の構造を考える問題。[4]はアミノ酸やタンパク質の性質に関する問題が出題された。後期試験の方が若干難易度は高く、考察が必要な問題が多くなる。前後期ともやや難易度の高い定番問題が出題されている。

  • 化学対策

    例年の出題傾向をみると、問題自体の難易度はやや高いとは言っても受験化学の定番問題をしっかりと学習していれば確実に合格点には到達する。また、後期の問題にはやや考察が必要な問題も出題されているが考察に必要な力はやはり定番問題を正しく身に付けていることだったり、正確な知識を身に付けていることである。教科書レベルの学習が早々に終えていることが前提であるが、受験用の問題集や予備校のテキストなどで本格的な受験用の学習は必要である。天然物化学や生命化学に関する問題が毎年出題されている。やや学習が遅れがちな生命化学の分野の勉強もしっかりとしておきたい。やや高度な定番問題を題材に的を得た学習をすることが必要。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問4題となっている。1題は被子植物に関する内容で、空所補充・重複受精に関する核相・グラフの考察問題・真核生物の転写調節・考察問題が出された。1題は腎臓に関する内容で、ホルモン・呼吸における水分子・原尿と尿の説明・物質・腎臓の構造・再吸収率の計算が出された。1題は筋肉に関する内容で、空所補充・消化管に運動・神経と心臓のペースメーカー・エネルギー源・ミトコンドリアが出された。1題はアレルギーに関する内容で、空所補充・アレルゲン・ヘルパーツT細胞・抗体の可変部の計算・アレルギー反応・免疫寛容が出された。問題数は多いが、一般的な内容なので、ミスの内容にして高得点を狙いたい。

  • 生物対策

    すべてが記入式なので、正確に語句を覚えておく必要がある。特に漢字の間違いは致命的なので、何度も書いて覚える方が良い。問題そのものは基礎・基本的な内容が多いので、特別に難しい内容まで覚えることは不要であるが、普段と異なる順の説明文であったり、通常は問題文に載っている方を答えに使ったりと内容が変化に富んでいる。語句や現象に関する論述や説明を求める問題が増えて来た。説明問題は、指定された語句を使うものと、自由に書けるものが有り。計算問題は一般的な物が出される。時間的に余裕の有る内容となっているので、高得点が狙える。その為にも、語句を正確に覚え、計算ミスをしない練習をしておきたい。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問4題で構成され、力学、波動、電磁気、小問集合が出題されている。力学は万有引力による等速円運動の問題で、月の公転と静止衛星の公転の比較も出題されている。波動はヤングの実験の問題で、スリットを移動させる場合も出題されている。電磁気は陽子の電場内での運動と磁場内での等速円運動の問題で、陽子をα粒子に換える問題も出題されている。小問集合は複数の家に送電するときの電力損失の変化、浮力の大きさから物体の密度を求める、気体の混合後の温度が出題されている。標準問題を中心に出題されたが、静止衛星、電力損失は類題を解いたことがないと、苦労しただろう。また、α粒子の運動では焦らずに丁寧に考えることが必要である。

  • 物理対策

    標準~やや難の問題までをしっかり解いておくこと。出題範囲が広く、全分野から満遍なく出題されるので苦手な分野ややり残した分野は無くしておくことが大切である。見慣れない問題や難度の高い問題も出題されるので、単に答えが出ればよいとは考えず、問題をしっかり読んで内容を正しく把握する習慣をつけておくことが重要である。そのことで、問題を読む力がつき、難度の高い問題も解けるようになる。’16~’19は’11~’15よりやや易しくなっているが、効率よく問題を解く習慣を身につけていくことは必要である。また、’20が’10と同じように高い難度であれば解ける問題を優先的に解き、解かない問題を決める必要もあるだろう。

大阪医科大学受験の
最新出題総評

関西に4校ある私立医学部の中では最も高い難易度を誇り、国公立医学部との併願者も多い。前期1次試験の上位合格者100人には342万円の授業料減免制度がある。
一般前期の合格発表方法が非常に特徴的である。まず上位合格者100人を含む1次合格者を発表し、同時に1次試験で不合格になった者の中から「繰り上げ合格候補者」を発表する。1次合格者の2次試験を実施した後に、別途「繰り上げ合格候補者」の2次試験を行いそこから繰り上げ合格を出す。
2018から「建学の精神」入試という現役生を対象にした推薦入試を導入している。

  • 英語
    高度な和訳+英訳力が必須、「相手に伝える」を意識した記述力を
  • 数学
    私大医学部というよりも国立大学の問題。しっかりした実力が必要
  • 化学
    受験の定番問題。記述形式の大問4題。
  • 生物
    一般的な内容となっているので、高得点の争いになったと思われる。
  • 物理
    難度が上がることも予想される、しっかり準備をしておこう!!

小論文

●非公表
●テーマ型
※時事的・社会的テーマと医学・医療テーマの2題から1題を選択する

面接

■所要時間
<前期>グループ10~20分 <後期・セ試利用>個人15~20分
■面接の進行と質問内容
【面接前にアンケート記入あり】
併願校、センター試験の点数 など
【面接の質問内容】
事前に建学の精神や本学のミッション、アドミッションポリシーについて書かれた資料が事前に配られ、熟読するように指示される。
・医師志望理由
・本学志望理由
・センター試験の自己分析
・小論文の内容を要約して説明
・高校生活について
・大学ではどの部活に入るつもりか
・自分の長所、短所
・医師に必要な資質について
・合格したら入学するか
・アドミッションポリシーを読んで感じたこと

前期はグループ面接が行われる。面接官が小論文の答案とアンケートを持っていて、その内容についても質問される。全員に同じ質問をされるので、他の受験生が答えている間に自分の答えを考えておく。後期とセ試利用ではオーソドックスな個人面接が行われる。

面接官の人数:3名
受験生の人数:<前期>3名 <後期・セ試利用>1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-大阪医科大学編-

同じ大阪府高槻市にある大阪薬科大学とは2016年4月に法人合併した。
一般入試は記述式で、高いレベルでの戦いとなるため「減点されない答案」づくりに力を入れておきたい。
答えが合っていても意外なところで減点されることがある。
模試で減点されたところがあれば、なぜ減点されたのかをきちんと理解することが大切である。
2018年度より「建学の精神」入試という推薦入試が導入され、センター利用後期が廃止される。
また、一般前期の1次試験日が2週間ほど前倒しになり1月28日となるので、国公立医学部との併願者は注意が必要である。