兵庫医科大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

兵庫医科大学受験合格のための攻略ガイド
医学部受験合格必勝のための受験情報・対策ガイド

兵庫医科大学

2018からセンター利用入試が廃止され、一般入試に新しく一般Bという入試枠が加わった。1次試験は数学と理科1科目のみでいいこの新しいタイプの入試は、初年度の1次合格最低点が5割を切り、狙い目であった。
補欠合格者(繰上候補者)は1次補欠と2次補欠に分けて発表され、1次補欠者には繰り上げ順位が付いている。
推薦入試は現役のみの一般公募制推薦と、1浪まで受けられる地域指定制推薦に分かれており、地域指定制推薦の方が1浪生が受験できるためか合格最低点は高い。

夢の先へ

兵庫医科大学の合格者の声
兵庫医科大学 概要
開学年度 昭和47年
創設者 森村 茂樹
理事長 太城 力良
学長 野口 光一
学部所在地 〒663-8501
兵庫県西宮市武庫川町1-1
交通手段 阪神電鉄武庫川駅より徒歩5分
URL https://www.hyo-med.ac.jp/
兵庫医科大学 特色

建学の精神を具現する良医の育成を目指したカリキュラムを次のとおり構成しています。
●準備教育として、医師として必要な基礎的および一般教養の養成を主目的としつつ、大学での学修方法・自学自修能力・問題解決能力を養成します。
●専門教育として、臓器別の統合カリキュラム、集中型講義、TBL教育等により、学生が学修しやすい教育環境で「モデル・コア・カリキュラム」のガイドラインに沿った授業を行います。
また、教育プログラムとしては、大きく4つの体系的な柱を配置しています。
Ⅰ.社会性を育むカリキュラム
Ⅱ.チーム基盤型学修(TBL)によるアクティブラーニング
Ⅲ.多職種連携教育(チーム医療)
Ⅳ.「痛み集学的診療」ができる医療者養成
「教育研究棟」は、2018年4月から利用を開始。情報通信環境を整備した講義室・実習室・ラーニングスクエア、自習室などを設置。また学生ラウンジや書店などを配置し快適な学生生活をサポートします。

兵庫医科大学 略歴
昭和47年 兵庫医科大学開学
平成9年 先端医学研究所を開設
平成19年 学校法人 兵庫医科大学 兵庫医療大学開学
平成22年 篠山病院をささやま医療センターと改称
平成29年 教育研究棟開設

兵庫医科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

補欠者は合格発表と同時に本人あて補欠通知書を簡易書留郵便で送付する。合格者に欠員が生じた場合、順次繰り上げて、合格者を決定し、郵送又は電話にて通知する。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

教育・研究・診療活動の基盤整備等のため、入学後に任意の協力金として寄付金の募集をする。

兵庫医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

兵庫医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    出題内容は’18とほぼ同じで、[1]和訳(6行の英文の全訳)、[2]読解(和訳、脱文挿入)、[3]読解(和訳、空所補充、同意表現)、[4]長文中の語句整序(10問)、[5]和文英訳、という内容。和訳部分は合わせればかなりの分量で、単語の意味がわかっていてもどう表現しようかと悩むような箇所もあり、なかなか手強い。’18同様、読解での内容真偽問題はなし。[2]の脱文挿入は、問題箇所の前後と選択肢を吟味すれば難しくはない。[3]の空所補充と同意表現は基本的。[4]は10問と数は多いが語群は5つなので文脈も考慮すればかなり平易。しかし、[5]は難レベルで、相当の熟練者でもかなり手こずりそうだ。

  • 英語対策

    和訳や英訳など記述部分が多く、それらが得点の稼ぎどころと言える。特に大問[1]はやや長めの和訳になっており、福岡大や東海大の問題も参考になるが、レベルがやや高めなので、できれば国公立大上位校の和訳問題で演習しておくとよい。また、長文では内容真偽問題は出題されていないが、文中の語句整序や脱文挿入などの演習は必要だ。[5]の英訳は難しいので、こちらも国公立大上位校の問題が演習材料に使えるが、’19の問題を参考にすると、物事を行う動作や過程、たとえば料理のレシピや商品の取扱説明書などを英訳する練習は効果的かもしれない。また、藤田医科大や大阪医科大の英訳問題もなかなかのレベルなので参考になるだろう。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    大問3題の記述式。[1]は小問4~7問、[2], [3]は誘導形式。[1]の小問集は上位私大レベルの典型問題が多いが大問以上に解きにくい問題が入ることもあり、’16から途中経過も書かせる記述式。[2],[3]は上位~難関私大レベルのやや考えさせる問題が多く、確率や積分、複素数平面の問題が目立ち、’16以降は大問[2]や[3]で積分が出され、’19は[2]が図形の問題で[3]が積分。90分で解くにはやや分量の多い年が多い。’14年は解きやすく、’15は難化、’16は平年並みで’17はやや易しく素直な問題ばかり、’18と’19は[2]や[3]に考えさせる問題が混ざっており、難易度は変化している。

  • 数学対策

    [1]の小問集は中堅私大~上位私大入試レベルの典型問題が多いが大問以上に解きにくい問題が混ざっている年もある。なかなか解けない問題があったら次の問題に進んだ方がよい。難易度は毎年上下しているが、上位私立~難関私大レベル入試問題集によくある典型問題・総合的な問題が多いのでまずそのレベルの問題で実力をつけ、それから過去問を解きこの大学の問題に慣れておこう。特に出題頻度の高い数学Ⅲの微分・積分や確率、複素数平面の問題は難関私大レベルまでしっかりやっておいたほうがよいだろう。制限時間の割には問題量がやや多い年が多い。典型問題は手早く解けるようにしておき、過去問を解いて時間配分にも慣れておこう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    近年の問題は大問3題の出題で記述形式の本格的な受験問題。’19では[1]は鉄の製錬を題材にした問題。テルミット反応やアルミニウムの反応なども問われている。[2]は実在気体と理想気体の違い。ファンデルワールスの状態方程式。蒸気圧を考える気体の計算。[3]は芳香族エステルの構造決定の問題が出題された。題材的には奇抜な題材や新しい題材は出題されない。定番問題が中心であるが、一つの題材からいろいろな分野に話題が展開されての設問になっており、例年難易度はやや高い。解答に至る過程の計算式が求められることが多く、また、グラフを使った問題も例年多くみられる。問題の情報を正しく読み取り解答に至る力も求められる。

  • 化学対策

    定番の題材や頻出の題材が中心ではあるが問題文から正しく情報を整理して読み取る力で合ったり、やや考察が必要だったりする問題が多くやや難しい。特に理論化学の計算問題は難しい問題が出題されることが多いようだ。理論化学の計算問題では国公立系のやや問題文が長い記述問題を演習し、情報を正しく整理しながら解答を導いていく練習。また、解答の過程を求められることも多くあるので正しい計算式をたて解答に至る過程を文章化していく練習も必要となる。また、有機化学や無機化学については受験の定番問題や標準問題を受験用の問題種や予備校のテキストなどで演習し難なく解けるように学習する必要がある。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問6題となった。1題は2部構成になっているので、実質は7題となっている。1題は14問の小問で、自律神経・ウニ胚・相利共生・ウィルス・血球・内分泌系・バイオーム・進化史・孔辺細胞・反射・ゲノム・伴性遺伝・原核細胞・光合成に関する正誤問題が出された。1題は植物の配偶子形成に関する内容で、ヒトゲノム・染色液・分裂細胞の時期・二価染色体・ゲノムの組み合わせ・乗換えと組換えが出された。1題は光合成に関する内容で、葉緑体の構造と光合成に関する空所補充・水の利用・補酵素・カルビンベンソン回路が出された。1題は2部構成で、1部は配偶子・ゲノム・遺伝子数・SNPが、1部はDNAの解析・温度・構造に関する説明が出された。1題は進化に関する内容で、説明問題が遺伝的浮動や中立説など4問出された。1題はハーディの問題で、語句と計算が出された。

  • 生物対策

    正誤問題は正しいものを選んだり、誤りを選んだり、計算が有る等、いろいろ難しいので注意しよう。語句を答える問題は一般的な内容が多いので落とさない様にしたい。計算問題もハーディワインベルクの計算や遺伝子数等、ミスをしなければ得点できると思う。しかし、語句説明が多い。60字・25字・40字・30字・40字・35字・90字・40字と出ていて、時間を取られる。計算問題も有る事を考えると、説明問題を手早く正確に解く練習をしよう。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問5題で構成され、小問集合、力学、熱力学、電磁気、波動が出題されている。小問集合は浮力によるつりあい、ブラッグ反射、自己誘導、核反応と半減期が出題されている。力学は、中空円すい内での円運動の問題で、静止摩擦力が働いている。熱力学はバネ付きピストンのある容器内での気体の状態変化が出題されている。電磁気は抵抗4個とコンデンサーによる直流回路の問題で、グラフの描画も出題されている。波動は電波望遠鏡での電磁波の干渉が出題されている。基本~標準問題を中心に出題されているが、ブラッグ反射、自己誘導、円すい内での円運動、グラフの描図は解き慣れないと時間がかかるので、時間配分に注意が必要である。

  • 物理対策

    標準~やや難度の高い問題をしっかり解いておくこと。小問集合の中には標準問題もあるが、予想外に時間がかかる問題もある。解くスピードをつけることも大切だが、時間がかかると予想される問題は後回しにする決断も必要である。小問集合以外は標準問題が中心であるが、やや難度の高い問題も出題されるので、しっかりとした準備が必要である。対策としては、難問ではないが難度の高い問題を解いておくことである。’09と’10はそれ以前より難度がやや下がり、’11~’15は高めで、’16~’18では低かったが’19では上がっている。新課程になり、小問集合を含めて全範囲からの出題となっている。原子もしっかりと学習することが必要である。

兵庫医科大学受験の
最新出題総評

2018からセンター利用入試が廃止され、一般入試に新しく一般Bという入試枠が加わった。1次試験は数学と理科1科目のみでいいこの新しいタイプの入試は、初年度の1次合格最低点が5割を切り、狙い目であった。
補欠合格者(繰上候補者)は1次補欠と2次補欠に分けて発表され、1次補欠者には繰り上げ順位が付いている。
推薦入試は現役のみの一般公募制推薦と、1浪まで受けられる地域指定制推薦に分かれており、地域指定制推薦の方が1浪生が受験できるためか合格最低点は高い。

  • 英語
    記述重視、英訳は至難で過去問を参考に高レベルの演習が必須
  • 数学
    まず上位私大レベル典型問題を固め頻出単元は難関私大レベルまで
  • 化学
    問題は定番問題。難度はやや高い。
  • 生物
    問題数が多く、時間が不足するので注意。
  • 物理
    難度の高い問題も出題されることが予想される、準備をしよう!!

小論文

●下線部の説明や意見を簡潔に述べる力が求められている
●資料文型
●図表型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般 本川達雄「人間にとって寿命とは何か」
問1. 下線部(1)と反対の意味の抜き出し
問2. 下線部(2)の具体例を本文中の言葉を用いて3つ挙げる。
問3.機械が現代人にもたらした現状を述べる。
問4. 下線部(3)について今後の自分の生き方をこれまでの生き方に言及して述べる。
60字/80字/20字/300字以内 60分
18 一般 岩田正美『現代の貧困』より
問1.語句の空欄補充×2
問2.文中の外来語の意味をそれぞれ説明する。
問3.文中の「貧困」と「格差」の違いを述べる。
問4.タイトルをつける科学的根拠に基づいた教育について考えを述べる。
問5.現代の我が国の貧困の原因を考察し対策を述べる。
2字×2/50字×2/100字/20字/400字 60分
17 一般 中室牧子『学力の経済学』より
問1.語句の空欄補充×2 
問2.図2を踏まえてAの成績低下の理由を述べる。
問3.空欄に文章を入れる。
問4.科学的根拠に基づいた教育について考えを述べる。
60字/50字/50字/300字以内 60分

●傾向
資料文は私立医学部の中では長い方で、A4で1枚半から2枚程度。’17だけは 資料文はA4 1枚と図表が1枚ついていた。’19は設問形式に少し変化があった。18までの空欄補充(単語)がなくなり、抜き出しと、資料文中の語句を用いた説明問題。(文字数制限はなく、1行程度で3つまとめる)設問数は多いが各問の文字数は短いので、細かい設問要求や下線部に対する説明練習は必要。過去問以外では、聖マリアンナ医大の’14以前や、国公立の医学部及び看護学部から、資料文の量と設問数の近いものに取りくむ。近年総文字数は減っているので、時間的なゆとりはある。
’19の問4の下線部は「生きる力」。生物学者本川達雄の文章。『ゾウの時間 ネズミの時間』は今でも出題されている。よりよく生きるには、機械に代替させるだけではなく、自らのエネルギーを使って、時間をかけて対象と向き合い、身を持って体験すること、理論的思考を身につけることも、教育もまたしかりといったことが述べられている。例年の文章及び設問に比べて書きやすいと思われる。18は下線部の語句の説明は「アウトソーシング」と「ニート」であるが、本文中には都合よく50字で抜き出せる部分がないことである。約10年前の著作なので、受験生にとっては死語に近い言葉かもしれない。アウトソーシングは直前の「下請け」をヒントにする。’16の鷲田清一よりも読解しやすいので、問5の400字は意外に時間がかからないと思われる。’17は図表の読み取りがポイント。空欄に語句を入れる課題は’16、’15や推薦でも出題されている。
最初に過去問は3年分位は書いて先生に添削してもらおう。19は意外に時間がかかるので時間配分に留意する。

面接

■所要時間
個人10分(2回行う場合あり)
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・関西に知り合いはいるか
・小論文について
・併願校について
・センターについて
・得意科目と苦手科目について
・高校生活で思い出に残っていること
・浪人して得たもの
・大学入学後にやりたいこと
・リーダーシップについて
・自分の長所、短所
・ストレス解消法は何か
・今まで感動したこと、辛かったこと
・理想の医師像
・将来、何科の医師になりたいか
・もし威圧的な患者がいたらどうするか
・最近気になったニュース
・自己PR
・逆に質問したいことはあるか

全体が10以上のブースに分かれて同時に行われ、開始後5分と8分に放送が入り、10分経ったらそこで終了する。1回の面接だけで判断がつかなかった場合は、面接官を替えて2次面接が行われる。

面接官の人数:2名
受験生の人数:1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-兵庫医科大学編-

例年、入学者の4割程度を女子が占め、女子比率は高い。
2017年4月現在で6年生までの在学生709名中女子は262名と女子比率は37.0%となっている。
推薦入試では公募12名の他に地域枠も5名設けているが、地域枠の合格者が5名に満たない場合、不足分は一般入試の定員に組み入れられる。
地域枠は1浪まで出願できるが、公募は現役のみであり、地域枠の志願者で公募の出願資格を有する者は、併願者として両制度の合否判定対象者となる。
例年、合格最低点は地域枠よりも公募の方が低い。