日本大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

日本大学受験合格のための攻略ガイド
医学部受験合格必勝のための受験情報・対策ガイド

日本大学

毎年、一般A方式は2月8日に1次試験が行われ、入試日程の後半で他の私立医学部と1次試験日が重なっていないことから多くの志願者を集める。また、2月1日には理系学部統一入試である、一般N方式も実施される。
公表されている入試の合格最低点は標準化されているので、そのことを頭に入れた上で過去問に臨む必要がある。問題の難易度から考えると、公表されている得点は実際の点数より低いと思われる。

日本大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

合格者の手続状況等により欠員が生じた際に、学内に掲示するとともに、受験生が日本大学入学志願票に記載した住所あてに郵送する。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

日本大学の受験科目の最新出題傾向分析

日本大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問/○=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    時間は75分、大問も4題(小問数は40→41でほぼ同じ)で’18と同様。内容は文法問題は一切なく、全て長文のみ。設問、選択肢ともに全て英語で、問題は内容真偽中心で、下線部の意味内容選択や空所語句補充。’18で見られた脱文挿入はなし。英文の文字は小さ目だが長文はどれもA4判1枚に収まる程度で長くはない。特徴的なのは全ての英文に段落番号がふってあり、問題はどれも各段落を指定して問われているので、パラグラフごとに問題を解きながら読み進めていけばよい。一見ボリュームがありそうだが、特別に難しい英文ではなく、語句の注釈も豊富なので読解が滞ることはなさそうだ。ただ時間配分には十分気をつけたい。

  • 英語対策

    近年は長文のみの出題になっているので、過去問を参考にしながら長文演習を積むことが何よりの対策になる。ただ正確な読解をするための前提として、文法・語法力、また豊富な語彙力が助けになることは言うまでもない。全ての問題がパラグラフを指定して出されており、答えが絞りやすく取り組みやすい。他大学ではここまで親切な出題はなかなかないが、これに似たタイプの、できれば英問英答式の読解問題に数多くあたって慣れておきたい。杏林大や東海大の他、有名私立大の長文問題は参考になるだろう。テーマは医学系に限らず、座卯、の堅い論文調の英文だけでなく、比較文化や言語、近年の科学技術に関するものなども読んでおくとよいだろう。

日本大学 医学部の
最新攻略ポイント

  1. 長文のみの出題、設問・選択肢ともにすべて英語
  2. 全ての問題がパラグラフを指定しており、答えを絞りやすい
  3. 比較文化や言語、近年の科学技術に関する英文も読んでおく
関連情報

多くの受験生を合格に導いてきた
メルリックス学院のプロ講師たち

牧 俊輔

英語科 主任講師
牧 俊輔

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    ’15から5題。[1]と[2]は易しめの小問集で’15~’19は[1]も[2]も教科書傍問題集~中堅私大向け問題集レベルの小問4問が様々な単元から幅広く出されている。[3]以降はそれぞれの後半でやや考えさせる問題や時間のかかる問題となっていることが多く、図形の絡んだ問題や微分・積分、極限などの問題が中堅~上位私立大入試レベル中心で出されており、’15~’19は[3]が図形の絡んだ問題で[4]が微分積分、[5]は’15~’18が微分・積分で’19は図形と三角関数。制限時間の割には問題量が多めで、難しい問題を解くテクニックより中堅私大~上位私大向けの問題を早く正確に解く力が要求されている。

  • 数学対策

    [1]と[2]は教科書傍問題集~中堅私大向け問題集レベルの問題が中心で、[3]以降は中堅~上位私立大入試レベルの考え方が身についていれば解ける問題がほとんどだが面倒で時間のかかる問題が混ざっていることもある。まずは中堅~上位私立大入試レベルの基本・典型問題を確実に解けるようにし、高得点を狙うなら上位国公立大レベルの問題も解いておこう。’15~’19の[3]~[5]は図形の絡んだ問題や微分・積分となっている。図形の絡んだ問題と微分・積分は上位国公立大レベルまでしっかりやっておいたほうがいいだろう。制限時間の割に問題量がやや多いので過去問で時間配分に慣れておき、本番では解ける問題から解いていこう。

日本大学 医学部の
最新攻略ポイント

  1. 難問を解くテクニックよりも、基本・典型問題を早く正確に
  2. 図形の絡んだ問題と微分・積分はしっかりと
  3. 高得点を狙うなら上位国公立大レベルの問題も解いておく
関連情報

多くの受験生を合格に導いてきた
メルリックス学院のプロ講師たち

宮内 一

数学科 主任講師
宮内 一

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    計算問題の量がやや多く、大問数も多いため受験生にとってはやや問題量が多く感じるかもしれない。問題の一つ一つをみれば標準的な問題が多く解きにくい問題はあまりない。’19では[1]はクロム酸塩の溶解度積に関する計算問題。[2]はC5H12Oの構造決定の問題。[3]はロイコトリエン類の生体反応をテーマにした酵素反応の問題。[4]はα-アミノ酸。[5]は中和滴定と電離定数の計算問題が出題された。問題内容も定番の問題がほとんどであり高得点も期待できそうな問題内容であった。’19では見られなかったが、時々、問題文が長く注意深い読み取りが必要だったり、問題文の理解が必要だったりする問題も出題されているので要注意。

  • 化学対策

    例年、入試の標準問題や定番問題の組み合わせで問題が構成されており、特別に新傾向の問題や難問・奇問などは見当たらない。近年の出題テーマの傾向として、’19のロイコトリエン類などのように生命化学関連の問題が多くなってきており、これらに対する知識などを学習していることが望ましい。入試用の問題集や予備校のテキストなどで定番・標準問題をじっくりと演習し、解法のポイントや計算式の作り方などを確実に身につけておかなければならない。また、やや問題の分量も多いような感じがするので、じっくりと考えてではなくスピードも意識しながら問題を解くような練習も心掛けて行いたい。高得点を狙って合格を確実にしたい。

日本大学 医学部の
最新攻略ポイント

  1. やや問題量が多く感じるかもしれないが、標準的な問題が多い
  2. 生命化学関連の出題が増えており、学習しておく必要がある
  3. 高得点を狙って合格を確実にしたい
関連情報

多くの受験生を合格に導いてきた
メルリックス学院のプロ講師たち

小枝 守

化学科 主任講師
小枝 守

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問5題となっている。1題はPCR法に関する内容で、プライマー・酵素・制限酵素・DNAの合成が出された。1題は神経系に関する内容で、神経の伝導速度と伝達速度・時間の計算・筋収縮・アセチルコリンと阻害物質との関係のグラフが出された。1題は両生類に性周期に関する内容で、M期促進因子・プロゲステロン・正誤問題が出された。1題は代謝に関する内容で、葉緑体とミトコンドリアの部分の名称・ATP合成・補酵素・解糖系とピルビン酸・チラコイド・水を利用する生物が出された。1題は系統樹に関する内容で、系統樹の穴埋めが出された。計算も一般的な物であり、語句を問う問題が多く、時間的にも余裕があるので、高得点の争いになったと考えられる。

  • 生物対策

    基本的な問題が多いので、教科書を覚えていれば解ける問題である。時間的にも余裕がある。しかし、実験考察問題も増加の傾向にあるので、実験には慣れておきたい。生態系と発生・核酸・免疫は頻出問題なので、教科書は十分に覚えるとともに、図説の細かい部分までも覚えるようにすると良い。教科書を使うときは、生物用語を正確に覚え、説明できるようにまとめること。現象は流れ出覚えること。図説を使うときは、実験や参考資料も問題として出されると思いながら覚えるようにすることである。特に、普段は扱わない内容も、興味を持って覚えるようにすること。覚えているつもりでは解けないので、必ず問題を解いて確認しよう。

日本大学 医学部の
最新攻略ポイント

  1. 基本的な問題が多く、時間的にも余裕がある
  2. 増加傾向の実験考察問題に慣れておこう
  3. 生態系と発生、核酸、免疫は頻出なのでしっかりと
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多くの受験生を合格に導いてきた
メルリックス学院のプロ講師たち

日田 悌一

生物科 主任講師
日田 悌一

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問4題で構成され、熱力学、波動、力学、電磁気が出題されている。熱力学はある作業物質について、気体と同様に状態変化を考える問題であるが、特別な関係式が示されている。波動はプリズムでの屈折と、複プリズムによる光の干渉の問題である。力学は動滑車を含む加速度運動の問題で、ベルト上に荷物を置いた場合も出題されている。電磁気は荷電粒子の電場・磁場内での運動の問題である。電磁気は標準問題のみであるが、熱力学や波動の後半と力学の後半はいかに早く問題を把握し、誘導にのれるかが勝負になる。時間にあまり余裕はないので、手早く解くことが必要であり、問題によっては途中でも次の問題に進むことも必要である。

  • 物理対策

    基本~標準問題をしっかり解いておくこと。出題範囲は広く、レンズや自己誘導、相互誘導、交流なども出題されるので、幅広く問題を解き、やり残しのないように準備しておくことが必要である。難度の高い問題は少ないが、’03のドップラー効果のように受験生が苦手とする問題もあるので、典型的な問題の範囲でやや難度の高い問題も解いておくとよい。’07は融合問題が多く、’08、’19は見慣れない問題も出題されているが、落ち着いて解くことが大切である。’15から新課程入試となり原子が出題されているので、しっかりと準備しておくこと。’14~’18の難度は同じであるが’19は上がっている、時間のかかる問題もあるので、注意が必要である。

日本大学 医学部の
最新攻略ポイント

  1. 時間に余裕はないので、問題によっては途中でも次に進む
  2. 出題範囲が広いので、やり残しのないように準備しておく
  3. 典型的な問題の範囲で、やや難度の高い問題も解いておくとよい
関連情報

多くの受験生を合格に導いてきた
メルリックス学院のプロ講師たち

吉武 太郎

物理科 主任講師
吉武 太郎

日本大学受験の
最新出題総評

毎年、一般A方式は2月8日に1次試験が行われ、入試日程の後半で他の私立医学部と1次試験日が重なっていないことから多くの志願者を集める。また、2月1日には理系学部統一入試である、一般N方式も実施される。
公表されている入試の合格最低点は標準化されているので、そのことを頭に入れた上で過去問に臨む必要がある。問題の難易度から考えると、公表されている得点は実際の点数より低いと思われる。

  • 英語
    長文のみの出題、段落ごとの内容を大きくとらえながら読む訓練を
  • 数学
    上位私大レベルまでだが量が多め。図形絡み問題もしっかりと
  • 化学
    全問マーク形式。標準レベル。分量がやや多い。
  • 生物
    基本的な問題が多く、時間的にも余裕があるのでミスをしないように。
  • 物理
    '20も見慣れない問題が出るだろう、思考力を鍛えておこう!!

小論文

●筆者の考えの説明と自分の意見を示す力が求められる
●資料文型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般
A方式
福岡伸一『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』、筆者は「生物はどのようにしてサスティナブルなシステムを維持している」と考えているかを説明した上で、
その考えに対する自分の考えを述べる。
741~800字 60分
18 一般
A方式
デール・カーネギー 香山晶訳『道は開ける』 下線部中の「考える」とはどのように「あなたそのものか」について筆者の考え方を説明し、
あなた自身にとって「考える」とはどのように重要かについて、考えを述べる。
741~800字 60分
17 一般
A方式
内田樹『日本辺境論』 ”辺境人は日本語とともに”より 筆者の考える「日本人のコミュニケーション」特性について、
本文の言葉を用いて説明し、それに対する自分の考えを述べる。
741~800字 60分

●傾向
日本大は医学・医療とは関係のない資料文である。これは、私立医大の多くが社会の中の医療を取り上げる中で、独自路線を貫いているといえる。また、設問も強引に医療・医師に引き寄せてはいない。そだからこそ、読解力対策が必要である。’19の福岡伸一は、’18の金沢医大をはじめ、医学部では「生物と無生物の間」に始まり、今回の「動的平衡」など頻出である。しかしながら、文系学部の小論文・現代文でも頻出であることから、そういった読解力が必要である。また、設問に特徴があり、設問の前半では、「○○について筆者の考えを説明せよ」、設問後半では、まとめたことに対する自分自身の考えを述べよと指示される。よって、自分の意見の土台となる筆者の考えの読解と解釈を十分に行うことが大切になる。 年度によるが文中の地味なエピソードが、実は概念的・観念的な内容になっていることもあるので、要注意。図式化や表化などの工夫をしてみよう。さきほど設問中に二つの要求があると述べたが、文字数的には意見よりも、筆者の考えの説明が少ない方が良いが、意見が書きにくい場合は説明部分を多目にして741字以上にする。岩手医大、兵庫医大なども医学・医療以外の資料文が使われていることも多い。岩手医大を使う場合は、論述の冒頭で筆者の考えを200字程度にまとめ、まとめたことに対する自分の考えを展開していく。また、兵庫医大の場合は問が複数あるので、その問いも参考にして合計800字で論述する。説明部分に特化して練習するには北里大、聖マリアンナ大の問2をすすめる。
’18の『道は開ける』は、1944年初版。「悩みの原因を根本から突き止め、悩みを克服するための具体的な方法を解き明かした不朽の名著」「悩みを克服するための方法が具体的で説得力がある」とある。『人を動かす』と二大ベストセラー。’17著者内田樹は小論文・現代文で頻出。感覚的に合わない場合ほど、読解、論述は冷静に。また、’10、’11に続きコミュニケーションは3回目。設問要求は例年通り、2点要求。’19は前述のとおり。
他大学の過去問を使う場合も含め、出題意図に即した論述になっているか、小論文の先生に添削をしてもらうこと。

面接

■所要時間
個人15~20分
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・1次試験の出来
・得意科目について
・高校生活、浪人生活について
・部活について
・自分の長所、短所
・リーダーシップを発揮したことはあるか
・人間関係が上手くいかない時の対処法
・趣味について
・本を読むか
・大学入学後にやりたいこと
・大学の勉強についていけるか
・体力には自信があるか
・将来どのような医師になりたいか
・医師の過重労働について
・最近気になるニュース
・今日の面接試験の感想

生物(物理選択者)、物理(生物選択者)、英語など、大学に入ってからの勉強について行けるかという質問は、説得力のある答を用意しておきたい。突然、時事問題について聞かれたり、1つの質問からさらに派生して様々なことを聞かれるので、単なる一問一答ではなく、面接官とのコミュニケーションを心がけたい。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

日本大学 概要
開学年度 大正14年
創設者 山田 顕義
理事長 田中 英壽
学長 大塚 吉兵衛
学部所在地 〒173-8610
東京都板橋区大谷口上町30-1
交通手段 東武東上線大山駅より徒歩15分
池袋駅西口からバス「日大病院」下車
赤羽駅西口からバス「日大病院」下車
URL https://www.med.nihon-u.ac.jp/
日本大学 特色

1年次に「自主創造の基礎2」で、学外の医療・保健・福祉施設の協力を得て、医療の現状を体感しながら、医師としての基本姿勢について学ぶ機会を設けるなど、医師の使命や生命の尊厳などについて考えを深められる科目を設置しています。
また、医療の国際化に対応できる実践的な英語力を養う「医学英語」を6年間通して設けている点は、本学独自の取り組みとして注目を集めています。医師としての第1歩を刻む「初期BSL」は4年次後半から開始され、最先端かつ高度な医療を提供している付属病院と関連病院での医療スタッフの一員として診療に参加し、実践的な能力が身につけられるよう、診療参加型(クリニカル・クラークシップ)の形式で行っています。
6年次の「選択臨床実習」では、学外施設での地域医療についても体験することができます。本カリキュラムは、日本大学の理念「自主創造」に基づき医療人育成のために最適化され、医学教育の国際基準をも視野に入れたものとなっています。

日本大学 略歴
大正14年 日本大学専門部医学科を開設
昭和17年 日本大学医学部に昇格認可
昭和27年 新制日本大学医学部医学科への移行認可
平成27年 医学部創設90周年

合格請負人 田尻友久の最新分析

-日本大学編-

医学部では唯一、卒業生や教員などの子女を対象とした校友子女枠3名を持つ。
一般入試の1次試験は科目による有利不利を是正するために標準化得点に修正して合否が決まる。
大雑把に言うと各科目とも平均点が50点になるように修正をしている。
公表されている合格最低点は標準化得点での合格最低点であるから注意が必要である。
2016年度から統一試験であるN方式が3名で導入されたが、2018年度から10名に増える。