聖マリアンナ医科大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

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聖マリアンナ医科大学

2019は志願者1,899名と前年の3,424名から大きく減少したが、これは不適切入試を指摘されたが否定したことにより、年齢の高い受験生や女子受験生が不安になって出願しなかったことが理由のひとつとして考えられる。
最終合格者は繰り上げ合格を含めて262名となり、実質倍率6.7倍と前年の16.6倍から大きく後退した。
2020から面接150点、小論文50点と配点が面接100点、小論文100点から変更になり、合否判定方法についても募集要項に明記された。

聖マリアンナ医科大学 概要
開学年度 昭和46年
創設者 明石 嘉聞
理事長 明石 勝也
学長 尾崎 承一
学部所在地 〒216-8511
神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
交通手段 小田急線向ヶ丘遊園駅よりバス20分
URL https://www.marianna-u.ac.jp/univ/
聖マリアンナ医科大学 特色

本学は「キリスト教的人類愛」に根ざした「生命の尊厳」を基調とする医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕する人間の育成、ならびに専門的研究の成果を人類の福祉に活かしてゆく医師の養成」を建学の精神に掲げ、医師としての自覚と、将来必要となる基本的な医学知識、技能、態度の修得を図り、プロフェッショナルとしての誇りと、豊かな人間性、および幅広い教養を持つ医師の輩出に力を注いでいる。
2016年度からは、医学教育の国際基準に対応したアウトカムベースの新カリキュラムを導入する。新カリキュラムでは、クリニカルクラークシップを中心とした臨床実習の一層の充実を図るとともに、チュートリアル教育や、早期体験実習、医学に偏らない幅広い知識と教養を修得する総合教育科目など、多様で総合的な学習により、医師としての高い問題解決能力、コミュニケーション能力、安全管理能力、基本的臨床能力の修得をめざしている。

聖マリアンナ医科大学 略歴
昭和46年 東洋医科大学開学
昭和48年 聖マリアンナ医科大学に改称
平成8年 特別教育施設「聖堂」竣工
平成20年 教育棟竣工
平成28年 グローバルスタンダードに基づく新カリキュラム導入

聖マリアンナ医科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

合格発表と同時に補欠者も発表する。繰上合格者の発表は、各個人宛に合格通知および入学手続きに関する手続き書類を簡易書留速達で発送する。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

入学後「募集趣意書」により、任意の寄付金を募集する。学債は募集しない。

聖マリアンナ医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

聖マリアンナ医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問/○=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    時間は90分で変わらず。大問数は5→4題に微減。[4]で会話文が出題されているが、2人の簡単なやりとり(5問)で応答文の選択。概ね平易だが、やや悩んでしまいそうなものもある。文法問題は短文完成1題(計15問でやや多め)のみで同意表現はなし。長文は2題で変わらないが、今回も出題内容に若干の変更があった。2つの長文は、内容や理由の説明や考察を述べる記述メインのものと、内容真偽などオールマークのもので、この対比的な出題も’18と同じ。前者は字数制限はないがかなり具体的に書く必要があるものもあり、該当箇所をうまくまとめる力が必要だ。なお、和訳や英訳問題はなし。短文完成は、やや悩ましいものも含まれているが概ね標準的なのでミスは2つ以内に抑えたいところ。

  • 英語対策

    問題数は一定していないが大体4~5題程度。出題内容もはっきりとは決まっておらず、特に文法問題は何が出るかわからないが、短文完成は必出と見てよさそうだ。語句整序や誤り指摘なども視野に入れて十分対策しておいた方がいいかもしれない。短文完成は文法・語法はもちろん、コロケーションやイディオムなどにもできるだけ精通しておきたい。長文は、医学系だけでなく理科学関連の英文もよく出題され、実験内容やその考察、結果をまとめる問題が見られるので、和訳力よりは要約力が必要と言えよう。必ず過去問はできるだけ遡って演習し、できれば説明問題が問われている国公立大の問題に取り組んでみてもよいだろう。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    大問4題。[1]の小問集は中堅~上位私大レベルの問題が様々な単元から、[2]~[4]は誘導形式でやはり様々な単元から出されている。「データの分析」は’17は大問[3]で、’18と’19には[1]の小問でと続けて出ている。上位私大レベル問題集に載っている解法で解ける問題が中心だが、やや考えさせる問題、計算等を上手くやらないと時間がかかる問題が出ることもある。また、’16以降[4]で証明問題が続けて出されている。’19の[1]と[2]はどれも中堅~上位私大向け問題集レベルの組み合わせ、[3]も(2)まで同様で(3)のみ少し工夫が必要、[4]の数学的帰納法を用いる証明問題は素直に誘導に乗れば解ける。

  • 数学対策

    以前は数学B・Ⅲ(とC)のみからの出題だったが、’13以降は全範囲から出されている。一見変則的に見えても上位私大レベル問題集によく載っている解法で解ける素直な問題が多い。まずは出題範囲の全単元について上位私大レベル典型問題の解法までは一通り身につけておこう。年によっては面倒な問題や、考えさせる問題も出されている。また、’16から[4]は証明問題となっている。上位私大レベル典型問題の解法をしっかり身につけた後は上位国立大受験者向け問題集などで実戦力をつけ、過去問を解いて問題の雰囲気や時間配分などにも慣れておこう。’17以降「データの分析」から続けて出されているのでこの単元もしっかりやっておこう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    ’17からは大問3題の出題となっている。また過去に出題されていたような文章を読解できなければ立式ができなかった問題等もなく、全体的に標準問題で構成されている。例年比較的多かった論述問題も’19では1問のみとなっている。出題内容は[1]は反応速度やpHの計算など小問~中問が7問。[2]はペニシリンやアセトアミノフェンなどの医薬品を題材にした問題。[3]は油脂とセッケンを題材にした問題で熱化学の計算やけん化価やヨウ素価の計算問題が含まれている。’19でも医薬品や油脂に関する問題が出題されているように最近は生命科学に関する問題が多くみられ、論述問題もこの分野からの出題が多くなる傾向にある。

  • 化学対策

    ’19では論述問題は1問のみであったが、例年数問の出題があり、’18では生命化学に関する知識の論述が2問、アミノ酸に関する記述が2問の計4問の論述問題が出題されている。大きく過去を振り返ると論述問題の出題が非常に多く最近では数問のみになったが、傾向は引き継図いている。また、生命化学に関連する問題は過去にも出題さているため、知識面の習得だけではなく理由も含め論述を見据えた対策もしておきたい。多くの問題は標準的な問題であるが、高得点をとるためには知識面において、また計算問題も数題出題されるので計算力を養う必要がある。受験の頻出問題や定番の問題はスムーズに計算式ができるように準備をしたい。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問3題が出された。1題は染色体に関する内容で、幹細胞の特徴・1秒当たりの赤血球合成数の計算・ヒストンに関する考察・ヌクレオソームの数の計算・実験考察が出された。1題は免疫に関する内容で、空所補充・抗体の種類の計算・免疫寛容・リンパ系・二次応答が出された。1題は感覚器に関する内容で、空所補充・音の伝わり方・耳の構造・中耳・聴覚・フクロウの聴覚が出された。やや解きにくい問題もあるが、全体的には標準的な問題が多く、かつ時間的の余裕が有る内容となっている。計算問題を慎重に解けば、高得点が習えるので、丁寧に解答する事が必要である。また、実験考察問題は、質問から外れない様に注意しよう。

  • 生物対策

    計算問題と単文での説明を重視する内容となった。実験考察に関しても3行以内で書かせる物が8問。語句の説明も2行以内が5問と多い。実験考察は、実験内容を正確に理解する必要があるが、内容は教科書に載っているものが多いので、文章を良く読むとよい。以前は扱われなかった生態系からの問題も多く出されるようになり、グラフの意味や、対象となる語句の比較などが多い。語句や実験内容に関しては一般的な内容が多いが、短い文章で表現するのはなかなか難しく、外せない語句を書き忘れると得点にならない。普段から語句や実験内容を単文で表す練習をする必要がある。教科書の文章を重視して、語句に関する説明を1行でまとめて覚えるようにしよう。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    小問集合を含む大問5題で構成され、力学、電磁気、原子、波動、熱力学からの出題である。小問集合は、水平投射、直線電流のつくる磁場、電子波の波長が出題されている。力学は人工衛星の運動で円運動と楕円運動が出題されている。電磁気は、内部抵抗のある電流計と電圧計、内部抵抗のない電池、抵抗による回路の問題が出題されている。波動は気柱の閉管での共鳴の問題で、疎密、圧力、速さなどが問われている。熱力学は単原子分子理想気体の熱運動の問題で、圧力、内部エネルギー、平均の運動エネルギーやその比較が出題されている。典型的な標準問題を中心に出題され、解き易い問題が多いので、以前より合格ラインは高くなっている。

  • 物理対策

    標準~やや難の問題まで解いておくこと。小問集合を含めて、全分野から出題されるので、苦手な分野ややり残した分野はなくしておくことが必要である。例年描画や記述が出題されているので、過去問などを通して練習をしておくことも必要である。’11、’15は難度が’07以前と同様に高く、’08~’10、’12、’16、’17、’18、’19の難度はあまり高くなく、’13、’14はより下がっていた。’20は’15同様に難度が高いことも予想されるので、解くスピードを上げておくことが必要である。また、’09の電磁波の種類と用途、’10の熱の伝わり方のような知識問題も出題されているので、教科書などに目を通しておくこと。

聖マリアンナ医科大学受験の
最新出題総評

2019は志願者1,899名と前年の3,424名から大きく減少したが、これは不適切入試を指摘されたが否定したことにより、年齢の高い受験生や女子受験生が不安になって出願しなかったことが理由のひとつとして考えられる。
最終合格者は繰り上げ合格を含めて262名となり、実質倍率6.7倍と前年の16.6倍から大きく後退した。
2020から面接150点、小論文50点と配点が面接100点、小論文100点から変更になり、合否判定方法についても募集要項に明記された。

  • 英語
    説明問題必出、読解力に加え、わかりやすくまとめる力が必須
  • 数学
    まず上位私大レベルの典型問題を。「データの分析」もしっかりと
  • 化学
    昨年と同様の傾向。標準的な問題。
  • 生物
    文章量は多いが、時間的には余裕があるので解きやすい。
  • 物理
    ’15のように解き慣れない問題も出題されるので、準備しよう!!

小論文

●読解したことの説明や意見をまとめる力が求められる

●資料文型
●現代文型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般 (1日目) 松田雄馬『人工知能はなぜ椅子に座れないのか 情報化社会における「知」と「生命」』新潮社
問1. 文章の題名をつける
問2. 筆者が羽生善治永世7冠のインタビューを引用した理由を考える。
問3. 医療事者や患者と人工知能コンピューター技術の関わり、利点と欠点について自分の考えをまとめる。
20字/
100字/
400字
60分
一般 (2日目) 神谷美恵子『生きがいについて』
問1. 文章の内容をまとめる
問2.筆者の考える「生きがい」とはどのようなものか具体的にまとめる
問3. 文章を参考にして、病気を患っている者が生きがいを感じられるようにするために大切なことついて自分の考えをまとめる。
40 字/
100字/
400字
18 一般 (1日目) 坂田勝彦 『ハンセン病者生活史 隔離経験を生きるということ』
問1.内容をまとめる。
問2.「隔離による文化」について具体的にまとめる。
問3.感染症と社会との関わりのために医師に求められることについて考えを述べる。
40字/
100字/
300~400字
60分
一般 (2日目) 中村雄二郎 『臨床の地とは何か』
問1.題名をつける。
問2.ヒポクラテスとイオニアの自然哲学やクニドス派の医者たちとの考えの違いを説明する。
問3.患者の病気診断し、治療する医師としてのあるべき姿について考えを述べる。
20字/
100字/
400字
17 一般 (1日目) 田中まゆみ 『ハーバードの医師づくり―最高の医療はこうして生まれる』
問1.題名をつける。
問2.著者が訴えたい医師のとるべき態度をまとめる。
問3.医師に求められる重要な倫理について考えを述べる。
720字/
100字・
300~400字
60分
一般 (2日目) 横川善正 『ホスピスからの贈り物』
問1.題名をつける。
問2.ホスピス訪問から芸術家の学生に感じ取ってほしいこと。
問3.将来、終末期の患者を担当した医師としてどの様なことを大切にして接したいと思うか。
40字/
100字/
300~400字

●傾向
資料文はこの4 年、医学医療を中心に科学についても出題されている。’16から2日間とも大問3問となり、書き取りはない。問1は、題名をつけるか、ごく短い要約である。問3は、本文をよく理解した上で設問に合わせて医学・医療・医師に結び付けて述べる。
’19の神谷美恵子は看護学科でよく見るが、18には東京医大でも出題された(著者略歴についてはそちらを参照)。問3については、題名、キーワード、設問要求ともに「生きがい」であるということをきちんと押さえて読解する。(設問要求→著者名題名→資料文の順で押さえることが資料文型小論文のポイント)病者の生きがいを考えるという付帯条件は医学部に多い他者理解系である。AIの方の問3は聞いている項目が多いのに指定文字数が少ないところが難点。18には奇しくも神谷と縁の深いハンセン病患者を取り上げている。問3では「医師と感染症との関わり」が問われている。感染症について、結核やAIDSは金沢医大他、コレラと公衆衛生は獨協医大、他にもジフテリアが既出。感染症は疫学としても、国際化はオリンピックを迎える日本においては重要テーマだが、ハンセン病のように偏見の病を資料文にしたうえでの問3はなかなか考えさせる設問である。「臨床の知」は国公立医学部や現代文でも頻出。’17は、2日間とも問3で「医師」の在り方を考える。1日目はヒポクラテスの指摘通り、医師が嘘をつかないことが最大のリスクマネジメントであること、2日目は「命の尊厳の家」というホ
スピスに流れる濃密で創造的な時間について。映画「パッチアダムス」でも「ホーム(家)」が強調されるので、込められた意味に着目したい。過去問だけでは不安な人は形式の似ている北里大の問2、3の文字数を変える。川崎医大や自治医科大も問3対策になる。また、メルリックスの『医系小論文・面接用語集』で用語や最近の話題を押さえておく。

面接

■所要時間
個人15分
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・自分の長所、短所
・部活動について
・浪人時代に苦労したこと
・人に相談されたことはあるか
・集団で頑張ったことはあるか
・人と意見が合わない時はどうするか
・医学部の勉強は大丈夫か
・体力に自信はあるか
・医師に必要な資質
・将来は何科に進みたいか
・理想の医師像に近づくため大学に求めること
・興味のある診療科
・最近気になった医療ニュース
・自己PR

ある質問に対して答えると、面接官はそれに対してかなり深く掘り下げて聞いてくる。自分の長所、短所など少ないテーマに絞って、それについて深く突っ込まれるという面接なので、付け焼刃では通用しない。2020年度から面接の配点が100点から150点に変更されたのでしっかり準備したい。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-聖マリアンナ医科大学編-

推薦入試が2018年度から大きく変わる。
これまで行われていた指定校推薦の他に一般公募制推薦が10名で導入される。
これまで推薦では英語を除けば学力試験がなかったが、公募のみ自然科学総合問題(数学と理科の融合問題)が課される。
指定校と公募は併願できる。
一般入試では小論文と面接それぞれに100点の配点がある。
2007年12月にアジアで初、世界で5番目となるFIFA(国際サッカー連盟)メディカルセンターとして認定された。