東海大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

東海大学受験合格のための攻略ガイド
医学部受験合格必勝のための受験情報・対策ガイド

東海大学

1次試験は2日間行われ、1日のみでも受験できる。2日間とも受験した場合は、総得点の高い方で判定される。得点は標準化(偏差値)された点数によってランクが付けられ、上位より1次合格となる。
理科1科目で受験できるのが最大の特徴。理科は化学が比較的易しいため、化学を選択しようとする受験生が多いが、点数が偏差値化されるため化学を選んだ場合ケアレスミスは許されない。
センター利用と神奈川県地域枠、静岡県地域枠は併願できる。地域枠の方が若干、ボーダーラインが低いのではないかと言われており、専願でないため繰り上げ合格も出る。

東海大学 概要
開学年度 昭和49年
創設者 松前 重義
理事長 松前 義昭
学長 山田 清志
学部所在地 〒259-1193
神奈川県伊勢原市下糟屋143
交通手段 小田急線伊勢原駅より徒歩15分またはバス10分
URL https://www.u-tokai.ac.jp/
東海大学 特色

東海大学医学部医学科では、開学以来、「科学とヒューマニズムの融和」を追究し続け、どんな時にも人に対する尊厳を忘れない温かな人間性を備えた「良医の育成」を目指しています。そのため、卒業時までに身につけるべき到達目標を明確にした「アウトカム・ベースド型カリキュラム」を導入し、良医として備えるべき6つの能力を掲げ、カリキュラムを展開しています。さらに、どの科目でどのようなスキルを高めることができるのかを明確に示したカリキュラム・マップによって、各科目の学びを通してどのようなスキルを修得するのか、学生が意識しながら受講することができる環境を整えています。
また、入学時から始まる他学部生と同じキャンパスで学ぶ教養科目や、1年次後半から始まる解剖実習などの医学専門科目、確かな実績を持つ「海外留学制度※1」、日本で初めて導入した「クリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)」ならびに「ハワイ医学教育プログラム※2」など、総合大学である本学ならではの多彩な学びのフィールドを活用することができます。
そして、良医として備えるべき6つの能力を身につけ、より高められる機会を豊富に設けています。

※1 希望者の中から選抜
※2 希望すれば全員履修可。他大の医学部生も参加します。4年次後半からのアメリカ式臨床実習は、履修者の中から選抜

東海大学 略歴
昭和49年 東海大学医学部を開設
昭和58年 海外留学制度を開始
昭和62年 編入学制度を開始
平成9年 クリニカルクラークシップ導入
平成28年 センター利用入試を新設
新カリキュラム導入
平成31年 アドミッションズ・オフィス入試
(希望の星育成)を新設

東海大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

合格者の入学手続の結果、欠員が生じた場合に限り不合格者の中から繰り上げて合格を決定することがあります。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

教育環境の充実を図るため、入学後、任意の寄付をお願いしております。

東海大学の受験科目の最新出題傾向分析

東海大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問/○=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    例年同様、70分で大問8題.。長文1問と文法・語法(短文完成)と同意表現、会話文、文整序、グラフを用いた問題、和訳と英訳の記述問題という構成。[1]の長文は、平易な内容真偽中心で段落ごとの問いになっている。[2]の短文完成は地道な努力が報われる良問揃い。[3]の同意表現も平易。やや見慣れない語も見られるものの、文から判断できそうだ。[4]はやや長めの会話文2つだが、どちらも登場人物が3人以上なので、誰がどの発言をしたか留意すること。[5]の文整序は、どれも最初にくる文が固定されているので負担はほとんどないはず。[7]、[8]の和訳、英訳は唯一の他に差をつけられるポイントで、どちらも決して難しいわけではないが、演習不足だと頭を抱えてしまいかねない問題になっている。

  • 英語対策

    記述パート以外は長文を含め総じて平易な問題で、標準的実力が身についていればを合格点をとることは十分可能。文法・語法問題はオーソドックスなものが多く、わずかな失点も致命傷になりかねないので念入りに取り組みたい。実力をアピールできる和訳と英訳の記述問題で高得点をとるために早い時期から記述の演習をすることはとても意味がある。’19の和訳では、分詞構文や使役動詞のこなれた訳し方などに十分習熟しておけば相応の点がとれたはずだが、文法を和訳力に結びつける演習が不可欠と言えよう。また英訳では与えられた日本文がまるで英語に直すのを想定したような英文の形が見えやすい文章であったが、こちらも接続詞や分詞構文など文法事項をきちんと「使える」レベルまで引き上げておくことが大切だ。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    穴埋め方式の大問3題。[1]は小問集であることが多く、教科書傍用問題集~中堅私大レベル問題集によくありそうな問題が多いが少し考えさせる問題が後半に混ざっていることも多い。[2]と[3]は誘導形式の大問で、誘導形式に従って解いていけばよい中堅私大~上位私大レベルの問題がほとんどであるが、考えさせる問題が出される年もあり、特に’18は難度が一気に上がった。’19の難易度は平年通りに戻り、上位私大レベル典型問題の解法がしっかり身についていれば解ける問題ばかりとなっている。’19のような例年通りの問題なら合格点は高く計算ミス等が命取りになると思われるが、’18のような問題であれば完答するのは難しい。

  • 数学対策

    ’19のように基礎力をみる問題が多い例年通りの難易度の年は合格点も高かったと思われ、このような難易度の年は満点近くを狙うべき。まず中堅私大レベル問題集などで全範囲の穴をなくし、このレベルの典型問題ならミスをせず確実に解けるようにしておき、その上で上位私大レベルの典型問題を一通りこなして固めておこう。’18には応用力と実戦力も試される難関私大レベルの問題も出されている。基礎での穴がなくなり平年並みの問題なら確実に取れるようになったら、難関私大レベルの問題も解いて最近[2]と[3]で出されている難し目の問題に備えよう。また、過去問を解いて[2]と[3]の誘導に上手く乗る練習もしておこう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    例年、大問5~7題程度の出題で標準レベルの定番問題が多い。’19の第1日目では[1]で周期表と元素の性質に関する問題。[2]はイオン結晶格子の限界半径比の問題。[3]は炭酸ナトリウムの二段階滴定(ワルダー法)。[4]は平衡定数。[5]は有機化学の基本的な反応。[6]で反応熱や油脂の問題など計算問題を含む小問から中問が出題された。第2日目では[1]でSi元素を中心にした結晶格子やケイ酸塩に関する問題。[2]は塩素の発生と加水分解定数。[3]は化学平衡の問題。[4]は燃料電池。[5]は芳香族化合物の反応と合成高分子化合物。[6]で気体、コロイドなどの小問が出題された。難易度が同程度。

  • 化学対策

    例年、計算問題も数問含まれているが、計算問題も複雑なものではなく、その他の問題もほとんどが受験の定番問題や標準的な問題で構成されているため、そうした問題を十分に演習していればそれほど難しくない。また、問題数はやや多く感じられるかもしれないが、定番の問題ばかりで問題の解き方を考えたり問題を読み解いたり立式に悩んだりすることもほとんどないように感じる。時間に対して適切な量である。受験に対応した入試用の問題集で定番問題の解き方を十分に練習し、速やかに解答ができるようにしておく。また、基本的な知識についての設問の多いので覚えるべき基本的な知識や用語は確実に習得して受験に臨んでいきたい。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問5題となっている。1題は実験に関する内容で、実験動物と実験内容と実験者名の組み合わせを答える問題が出された。1題はメンデル遺伝に関する内容で、F2の割合・優性形質と劣性形質・遺伝的条件・エンドウ豆を用いた意義が出された。1題は進化に関する内容で、空所補充・珊瑚礁と環境・オゾン層の形成・時代の決定が出された。1題は恒常性に関する内容で、大脳・肝臓・ヘモグロビン・自律神経・生体防御・腎臓の構造・神経経路・筋肉・視覚が出された。1題はT細胞を用いた実験考察問題で有った。1題はショウジョウバエの発生に関する実験考察問題で有った。実験の組み合わせや考察問題は時間が掛かるので難しいが、全体としては時間に余裕がある。

  • 生物対策

    文章量が多い。特に、考察問題に関しては、実験やデータを読んでからの記述となる。読み取る速さを必要とするとともに、文章の内容をまとめて書く速さも必要とされる。文章の多さから考えると、染色体と分裂・生殖方法・遺伝・核酸とタンパク質・免疫・神経系と筋肉の分野に関しては、国公立の二次試験の生物の問題を解く練習をするとよいと思う。また、空所補充で得点を落とすと致命的である。記述は少なくなったが、生物用語の確認にあたる空所補充や語句選択を落とすわけにはいかない。そのためには、教科書を十分に活用して、生物の用語の意味と使い方を正確に覚えるようにしよう。なお、計算問題も押さえておこう。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問4題で構成され、力学、電磁気、波動、原子からの出題である。力学は荒い面上での物体の単振動の問題が出題され、電磁気は荷電粒子の磁場内でのらせん運動の問題で重力も考える問題となっている。波動は単スリットによる光の干渉の問題が出題され、原子は原子のガンマー崩壊の問題が出題されている。全体的に難度が高めで、計算量が多かったり、解き慣れないために苦労した受験生もいただろう。その中で、単振動とらせん運動はやや解きやすい問題で得点源になるだろう。単スリットとガンマー崩壊は類題を解いたことがないと厳しい問題である。試験時間は70分であるが、時間が足りないので、解ける問題から優先的に解かなくてはいけない。

  • 物理対策

    標準~やや難の問題を解いておくこと。標準問題もあるが、力学、電磁気、波動、原子では難度の高い問題が出題されることもあるので、しっかりとした準備が必要である。難度の高い問題では誘導にのれるだけの理解力が必要となる。出題範囲が幅広いので、全分野について勉強しておくことが重要である。’06と’07は易しくなっていたが、’08から難度がやや上がり、’11~’13は難度が安定していたが、’14、’15、’17はやや低く、’16、’18、’19は高かった。’14、’15、’17のレベルであれば、時間内に解くのは難しくないが、レベルの高い問題が多い場合には時間が足りないので、効率よく問題を解く習慣をつけること

東海大学受験の
最新出題総評

1次試験は2日間行われ、1日のみでも受験できる。2日間とも受験した場合は、総得点の高い方で判定される。得点は標準化(偏差値)された点数によってランクが付けられ、上位より1次合格となる。
理科1科目で受験できるのが最大の特徴。理科は化学が比較的易しいため、化学を選択しようとする受験生が多いが、点数が偏差値化されるため化学を選んだ場合ケアレスミスは許されない。
センター利用と神奈川県地域枠、静岡県地域枠は併願できる。地域枠の方が若干、ボーダーラインが低いのではないかと言われており、専願でないため繰り上げ合格も出る。

  • 英語
    総じて基礎~標準レベル、和訳・英訳対策は早い時期から念入りに
  • 数学
    難易度は戻った。まずどの単元も上位私大レベルまではしっかりと
  • 化学
    標準的な問題と定番問題で構成される。解きやすい。
  • 生物
    時間に余裕はあるが、記述・考察・計算が多く、正誤問題も難しい。
  • 物理
    '20も難度が高いことが予想される、しっかりと準備しよう!!

小論文

●資料や設問が年度により変化中
●資料文型
●絵・写真型
●詩・短歌型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般
(1日目)
東京新聞18年5月6日を読んで「人生の成功は才能によるものか?運なのか?」自分の考えを述べる。 500字 30分
一般
(2日目)
木下是雄『理系の作文技術』を読んで、ナイフを使ってリンゴを剥いたことのない子供にナイフの使用説明書を書く。 500字
18 一般
(1日目)
「カバンには パソコンスマホ 紙おむつ」朝日新聞の働くパパママ川柳大賞が取り上げられている。
現在のあなたの状況や将来について一句詠み、その心境を説明する。
500字 30分
一般
(2日目)
八木重吉の「わたし わたしよ 白鳥となり らんらんと 透き通って・・・・・」という詩を読んで、感じたことを述べる。 500字
17 一般
(1日目)
AIに関する資料文より
AIが医療や生活に活用される未来にあなたはAIを役立てるか恐怖心から躊躇するか具体的に述べる。
500字 30分
一般
(2日目)
小澤征爾・村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』より 自分の好きな曲について自由に述べる 500字

●傾向
東海大で小論文が復活してから形式は変化している。指定文字数は500字だが、最初は両日とも絵・写真型、次に’16までは、1日は短い資料文型になり、’17は初めて30行近い量の資料文型が1日入り、19は写真付きの日もあった。
’19の1日目は大谷翔平選手を例にあげ、さらにイタリアの研究における才能と運、成功と失敗について取り上げた文章。これは設問に従って素直に考えを述べる。2日目は、論文と取り扱い説明書の違いが述べられ、論文における思考実験と同様後者もまた書く前の行き届いた思考実験が説明書の値打ちを決める。そして、設問がまだ未経験の子供に「リンゴを剥くためのナイフの使用説明書」を書くというもの。各前の思考実験が試されている。愛知医科大、慶応大、産業医大等でも知らない人に伝える課題が出題されて来た。インフォームドコンセント、後輩への指導、いろいろな場面で遭遇する説明と共通している。18は資料に子育て川柳が載っており、それを参考にして、自分の現在の心境を川柳にする(用紙の上部に川柳記入欄あり)。また、作った心境を、川柳欄の下の原稿用紙に500字書く。川柳だから、自分を客観視しユーモアにくるむ力がほしい。2日目は’16同様詩が提示されている。1日目と違い、説明はないが短く平易な詩だから気負うことなく素直に感じたことを述べる。500字だから、3段落構成で、「詩の全容(あるいは特に惹かれた部分)⇒自分の解釈⇒まとめ」といった流れでまとめる。’17の人工知能(AI)に関する資料文は、6段落構成の文章。’19の1日目同様、設問要求の語句を意識して資料文を100字程度にまとめ,3段落構成で展開する。時間が短いので、構想に時間がかけにくい点は踏まえておく。
昨年もこの最終部分で予想したように’19も変化したので、資料文型の読解と短い要約練習と、今までの東海大の型、愛知医大や産業医大のユニーク問題もチェックしよう。

面接

■所要時間
個人10~20分
■面接の進行と質問内容
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校について
・高校時代に一番力を入れたこと
・得意科目と苦手科目
・浪人生活について
・なぜ多浪したか
・友人からどう思われているか
・最近感動したこと
・今までで一番苦労したことは何か
・印象に残っている言葉
・体力に自信はあるか
・医学部の勉強は大変だが大丈夫か
・入学してからやってみたいこと
・将来は海外で働きたいか
・医師に最も必要な資質
・最近気になるニュース
・自己PR

比較的和やかでリラックスした雰囲気の中で行われる。面接時間は10~20分となっており、掘り下げて人物を見たい時は長くなる場合もある。地域枠と併願している場合は、1回目の面接後に地域枠の面接が行われる。

面接官の人数:2名
受験生の人数:1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-東海大学編-

一般入試は2日間あり、理科は1科目のみとなる。
受験日や受験科目により有利不利が出ないように合否の判定は偏差値換算で行われる。
センター利用で行われる静岡県地域枠は出身地域に関係なく全国どこからでも出願できる。
募集人員20名と人気の高い一般編入学試験は新カリキュラムの導入に伴い、2016年度より1年次後期の入学になった。
ハワイ大学医学部と教育連携して、日本で初の本格的な米国式医学教育を導入するなど、国際的に活躍できる医師の養成にも力を入れている。