自治医科大学 医学部入試対策 | 難易度・倍率・合格最低点・試験

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自治医科大学

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第2次試験合格発表と同時に、補欠者も発表します。なお、補欠者は入学を許可されるとは限りません。

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自治医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

自治医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
(赤丸)=大問/(青丸)=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 標準

    出題は長文のみ、短め、標準レベルの英文を20分で処理する訓練を

  • 英語傾向

    長文3題のみの出題、オールマーク式の小問が全25問で変わらず。大問1題につき、長文はどれもA4判1枚半程度。問題内容は、内容真偽、下線部の同意表現選択(語句、本文の意味内容など)、語句整序、空所補充など。長文のみだと時間がかかりそうだが、時間は60分なので1題20分充てられると考えれば焦る必要は全くない。問われている下線部の語句や文の意味を文脈に照らして注意深く吟味していけばよい。2問ある語句整序は日本語が与えられておりかなり平易。時間に比して問題数が多く時間配分に苦慮しそうな大学もある中、1問ずつにじっくり時間をかけて取り組める良問揃いと言えるだろう。
  • 英語対策

    出題は長文のみでずっと傾向は変わっていないので、何よりもまず過去問をできる限り遡って十分演習しておくことだ。文法知識は読解の基盤にあるもので絶対におろそかにできない。語句整序は平易で特別な準備は不要だろう。また特に難単語が扱われるわけではないが、高い語彙力があるに越したことはないので時間の許す限り増強に努めたい。長文は長いものでなくてもよいので、ジャンルを問わず幅広く読んでおきたい。記載されている出典から原典を探して読んでみるのもよい。ある程度の語彙力と英文を読む力が備わったら、なるべく辞書には頼らずに読み進める習慣をつければ実戦力が身についてくるだろう。なお、読後に細かいチェックは忘れないこと。
  • 数学出題

  • 数学分析

  • 標準

    基礎問題と上位私大レベル問題が大量に。本番では解ける問題から

  • 数学傾向

    一問一答マークシート形式で全25問だが、’19以降は最後の方が合わせて1題または2題の誘導問題となっている。以前は基礎~中堅私大レベル問題集でよく見る典型問題を中心に一問一答形式の問題が大量に出され、少し考えさせる問題や若干解きにくい問題、うまく解かないと時間のかかりそうな問題は数問混ざっているという程度であった。しかし’15あたりから難度がやや上がり、上位大向け問題集に載っているようなテクニックを知らないと苦戦しそうな問題や、図などを描いてある程度考えることも必要な問題、うまく解かないと計算などで時間を費やしてしまう問題の割合が増えており、’20も同様。制限時間内に全問を解ききるのは難しい。
  • 数学対策

    教科書~上位私大レベルの典型問題を中心に一問一答形式の問題が全範囲から大量に出されている(’19以降は一部誘導問題)。基礎レベル問題集に載っているような問題はどの単元でも速く正確に解けるように練習を。大量の問題の中には上手く解かないと時間がかかってしまう問題が混ざっていることが多く、’15以降は上位私大受験者向け問題集レベルのテクニックを要求する問題、誘導があれば易しいが誘導なしだと難しいと思われる問題、図をかいたりしてうまく解かないと時間がかかりそうな問題の割合が増えている。本番では完答を狙うのではなく解ける問題からどんどん解いていこう。過去問を通して時間配分や問題の取捨選択に慣れておこう。
  • 化学出題

  • 化学分析

  • 標準

    小問集合が25問。知識や計算の正確性が求められる

  • 化学傾向

    例年、小問25問から問題が構成され、出題内容は化学全般の多岐にわたった内容であり、ほとんど全ての範囲から出題される。問題ひとつひとつは基本~標準問題のみであるためそれほど難しくないが理科2科目で80分となっており、時間のわりには問題数がやや多い。’20で出題された数値計算は、pH計算、浸透圧の計算、酸化還元滴定、元素分析の計算で難しい計算問題は出題されていない。’20では計算問題の分量は多くなかったが、計算問題は例年多く出題されている。そのため、各分野で計算式の作り方について理解しておかないと時間的に厳しい。また問題数が時間に対してやや多く感じられる本番ではスピードが要求される。
  • 化学対策

    例年と同様の出題傾向が続いている。今後もこの傾向が変わらないと思われる。ほとんどが基本から標準問題であるため、教科書レベルから入試の標準問題までをしっかりと学習し終えている必要がある。また、正しい計算式を時間をかけずに立式でき、ミスのないように要領よく計算をする力が必要だろう。また、問題量がやや多く時間の制限もあるため、高い計算能力が必要。長い問題文を読み取り内容を理解して解答を作る・・・というような練習は必要ない。問題集の標準問題を早く正確に解けるようになっておくことが必要。また化学の全範囲について漏れのない知識が必要で化学工業や生命や生活の化学まで漏れのない記憶が必要。
  • 生物出題

  • 生物分析

  • 標準

    全25問、2科目80分と短時間勝負のため効率よく情報処理を

  • 生物傾向

    小問と中問程度が25問の構成となっている。出題範囲は幅広く、生物全分野の広い知識が必要である。例えば’20でいえば細胞分裂、筋収縮、細胞性免疫、ゲノムと塩基数の問題、オオクチバスが漁獲量に与える影響のデータ分析、呼吸基質、光合成とシュウ酸鉄の役割、発生と遺伝子の関係、根端分裂組織の実験問題、光合成色素、8の字ダンス、アユの体長と縄張りの関係、群れの大きさとコストの関係、系統分類、転写翻訳、分子進化、血糖値調節などが出題された。内容は平易であり教科書レベルの知識で十分ことが足りるだろう。
  • 生物対策

    特別に難しい内容が出されることはない。よって、高得点を取らなければ合格はできない。問題は基礎・基本的な内容がほとんどである。正誤問題については何気なく読んでしまうとすべてが正解、または間違っているように感じられる。生物の正確な知識を全範囲において覚える必要がある。マーク式の模試や問題集などで、問題に慣れておくとよいだろう。また2科目80分と制限時間が短いために1問にかけられる時間は短い。標準的な問題や過去問で構わないが、普段から制限時間を設けて素早く解答にたどり着く方法を身に着けておくべきである。
  • 物理出題

  • 物理分析

  • やや易

    ‘21も全分野から出題されるので、満遍なく準備をしよう!!

  • 物理傾向

    ‘19と同様に、小問20問と大問1題で構成され、全分野から出題されている。小問はコンデンサーの合成容量、導体棒の誘導起電力、電荷を持つ球殻による電位、ローレンツ力による円運動、交流回路、核融合、X線、音波の干渉、弦の振動、波の反射、床でのはね返り、導滑車を含む単振動、浮力とばねによる力のつり合い、小物体と台の運動、連結された物体の運動、原子と波動の知識問題が6問、などが出題され、大問は理想気体の状態変化となっている。基本問題を中心に出題されているが、球殻による電位、床でのはね返り、単振動、浮力とばね、小物体と台は標準的な問題となっている。試験時間が40分と短いので、時間配分に注意が必要である。
  • 物理対策

    基本問題を中心に標準的な問題まで解いておくこと。自治医科大学の特徴は、難度の高い問題があまり出題されず、生活の中のちょっとした物理現象に目を向けた内容が知識問題として出題されることもある点である。教科書にはそのことに関する記述がある場合があるので、一度丁寧に目を通しておくと良いだろう。試験時間が40分であり、短めの問題が25問でも手早く解いていかなくてはならないので、日頃からケアレスミスをせずにスピードを持って解くように心掛けておくことも大切である。また、’18の正方形状物体の問題などは時間がかかるので、時間配分を考慮し、解き易い問題から解き、場合によっては解くことを避けた方が良いだろう。

小論文

●医学・医療に対する真摯で冷静な姿勢が求められる ●資料文型

●傾向 例年、大問が2つあり、各400字~500字。各資料文は、A4で2~3枚程度である。私大では資料文が長い方だ。設問はひとひねりあり、指定文字数は短いので、時間と文字数の加減をつかむために、2問セットで練習をしておくとよい。この4年は反論を求める傾向にある。’20は、医学部では恐らく初めての問いで、家族の立場で病院に対する抗議文を書くというものだった。医師を批判的な視点で考えてみる問いは、産業医大で「医師の行動の問題についてえ」、’19川崎医大の「医師の問題の有無について」はあるが、自治医大はさらに新しい出題傾向となる。
 ’20の西尾幹二はドイツ思想・哲学者。そこから得た自身の思想も発表している。資料文は、当時国民病と言われた結核に罹患し、1年休学した同級生との話し。当時一足先に高校生になっていた私はつい同情の言葉を口にし彼を怒らせた。その後は年賀状のやり取りだけで歳月は流れ、彼は最近急死した。同情ということへの反論を書く。’19の外山・藤原は、私大医学部では頻出。藤原は、「今年も変わらず咲いてくれた桜の花を見ながら復興支援の消費もしよう」と述べているのに、読解力不足のためか感情的な反発が多い。’18の曽野は、福岡大、北里大等でも既出。医学雑誌のアンケートではかつて人気ベスト3の作家。『夫の後始末』という在宅介護の看取りも出版されている。資料文は、高齢の教皇が久しぶりに故郷で父母の墓参をした時の話。人々が押し寄せ子供たちは歌うが、「なぜ無言の輝くような沈黙の中にしみ透る親子の会話を奪うのか」と書く。短い要約は100字程度でまとめる。論述対策は設問に惑わされない、読解力を磨くことである。

面接

■所要時間
1次:個人15分 2次:個人10~15分・グループ討論40分
■面接の進行と質問内容
【面接前にアンケート記入あり】
中学・高校の部活動、生徒会・委員会活動、ボランティア活動、併願校、高校生活の思い出、自己アピールなど
【面接の質問内容】
<個人>
・医師志望理由
・本学志望理由
・本学の理念について
・義務年限(9年)について
・併願校について
・僻地医療、地域医療について
・グループ討論の出来、感想
・何科に進みたいか
<2次グループ討論>
・東京オリンピックに合わせて、飲食店での喫煙を規制すべきか
・医療費の増大について
・研究者の不正について
・医師不足について

1次は県庁職員、2次は自治医大の教官が担当する。僻地医療についての考えは当然ながらしっかり準備しておきたい。グループ討論は1つのテーマを選んで話し合い、グループで結論を出す。

面接官の人数:1次:個人6~8名 2次:個人3名 2次グループ討論3名
受験生の人数:1次・2次個人1名 2次グループ討論6~8名

夢の先へ

自治医科大学の合格者の声
自治医科大学 概要
開学年度 昭和47年
創設者
理事長 大石 利雄
学長 永井 良三
学部所在地 〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
交通手段 JR自治医大駅より徒歩15分
URL https://www.jichi.ac.jp/
自治医科大学 特色
地域医療に貢献する総合医を養成するため、全国の都道府県の共同により、昭和47年に設立された大学である。 6年間の一貫したカリキュラムでは、総合医療に関連した教育が重視され、1年次から解剖学や基礎医学などを学ぶ。附属病院での早期体験実習や地域保健福祉実習などを通して、地域医療の現場を体験。 2年次では基礎医学の講義を受ける。 3年次には症状から疾病を考えるプログラムも実施され、より医療現場に即した知識を修得する。 他大学よりも早い4年次から2年間、BSL(臨床実習)が行われ、各診療科でより多くの経験を積むことが可能。 さらに、総合医療教育の総括と卒業後の地域医療実践の準備を兼ね、地域医療の現場で医師と行動を共にする実習も行う。
自治医科大学 略歴
昭和47年 自治医科大学開学
昭和49年 附属病院開院
平成元年 附属大宮医療センター開院
平成14年 看護学部を開設
平成18年 とちぎ子ども医療センター開院
平成19年 附属大宮医療センターを附属さいたま医療センターに改称

合格請負人 田尻友久の最新分析

-自治医科大学編-

へき地などの、医師が十分ではなく医療に恵まれない地域の医師を確保することを目的に設立された大学で、当然その趣旨を理解した受験生が求められている。 入学定員は都道府県ごとに分かれており一様ではなく、都道府県ごとに合否の判定は異なる。 都道府県ごとの入試であるから出願も自治医科大学ではなく、各都道府県の担当部署に出願することになる。 卒業後、通常9年間は指定地域・医療機関での勤務が義務付けられていたり、全寮制であったりと制約も多いが地域医療を担う人材の育成に社会の期待も大きい。 2012年度から補欠候補者を発表するようになったが、繰り上げ合格者数の公表はしていない。