獨協医科大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

獨協医科大学受験合格のための攻略ガイド
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獨協医科大学

AO入試・地域枠推薦・指定校推薦・センター利用入試・栃木県地域枠と、バラエティに富んだ募集形式。2018の一般入試から栃木県にある「本学キャンパス」の他に東京会場も設けられて志願者が増加している。
一般入試とセンター利用の配点が2018から変更になり、英語200点、数学200点、理科2科目400点と、これまでの英語・数学重視から理科の配点が高くなった。
一般入試の問題は各科目とも難しく、公表されていないが合格最低点はそれほど高くないと思われる。

夢の先へ

獨協医科大学の合格者の声
獨協医科大学 概要
開学年度 昭和48年
創設者
理事長
学長 吉田 謙一郎
学部所在地 〒321-0293
栃木県下都賀郡壬生町北小林880
交通手段 東武宇都宮線おもちゃのまち駅より徒歩15分 バス「獨協医大病院前」下車にて徒歩3分
URL http://www.dokkyomed.ac.jp/
獨協医科大学 特色

本学は、建学の理念に則り、患者およびその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師を育成することを教育理念としています。
開学以来6年一貫教育のメリットを最大限に生かし、かつ学年担任制や学生生活におけるきめ細かい教育体制により4,248名の卒業生を送り出し、本学をはじめさまざまな医療機関・研究機関で活躍しています。
教育カリキュラムについても、常に時代のニーズに対応し、よりフレキシブルにカリキュラムの改善に取り組んでいます。1年次より早期医学体験を行うとともに「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿った統合科目、様々な選択必修科目を開設しています。5年次には、最先端の医学のレベルを持つ大学病院、埼玉医療センター及び日光医療センターにおいて臨床実習が行われ、6年次は集中講義で国家試験に備えます。
このように豊富にして正確な医学的知識と確実な医療技術などの基礎的能力を育成し、人間性豊かで病み悩める人々の心の分かる、しかも高い倫理観を併せ持つ医師を育て、社会に送り出すことによって人類の幸せに貢献できるよう全学一丸となってバックアップしています。

獨協医科大学 略歴
昭和48年 獨協医科大学開学
昭和49年 獨協医科大学附属高等看護学院(現「看護専門学校」)開校
獨協医科大学病院開院
昭和59年 獨協医科大学越谷病院開院(現「埼玉医療センター」)開院
平成18年 獨協医科大学日光医療センター開院
平成19年 獨協医科大学看護学部開設
平成27年 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校開校

獨協医科大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

一般・セ試利用の合格発表時に繰上合格候補者には本人あて郵送にて通知し、入学予定者に欠員が生じた場合、繰上合格者を掲示板に発表するとともに、郵送にて本人宛通知します。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

教育研究設備充実のため、入学後に別に定める「寄付金募集趣意書」に基づき任意の寄付金を募集します。

獨協医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

獨協医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問/○=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    ’18と同様、70分で大問4題、オールマーク式で出題内容も変わっていない。長文は[1]、[2]だが、[1]は(A)、(B)の2部構成で、空所補充、内容真偽、下線部の言い換え表現など、[2]は3部構成で、(A)会話文(内容真偽、空所補充)、(B)文整序、(C)脱文挿入となっている。長文の内容は、ベーオウルフ(英国最古の英雄叙事詩)についてや分子物理学からピラミッドの謎に迫るものなど、医学的なものではない。後半は文法関連で、[3]語句整序(10問)、[4]短文完成(10問)。他大学に比して語句整序はやや多めだが、本学では恒例となっている。日本語のリードを参考に、迅速に処理したい。相変わらず時間の割に処理すべき問題数は多いので、余裕があるとは言えないだろう。

  • 英語対策

    出題傾向や内容は近年同様なので、過去問を参考にしながら類題演習に取り組むのが最善だが、とにかく問題量に対する所与時間を考慮すると余裕があるとは言えないので、いかに短時間で英文を読み問いに答えるかが対策ポイントとなる。時間に余裕を作るには問題処理の順番も重要で、初めに短文完成、語句整序をできれば10分前後(上限15分)で終わらせたい。時間のかかりそうな脱文挿入と文整序は後回しにし、できるだけ時間を残して戻ってくるのがよい。長文は他大学の類題で演習すればよいが、テーマは医学系に限らず、むしろ人文・科学系の英文を、メジャーな新聞や雑誌だけでなくネット上などにも求めて読んでおくとよいだろう。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    解くために用いる公式や考え方などはほとんど上位私大向け問題集レベルだが、総合的な問題、図形的な洞察が要求される問題、設定をしっかり理解し誘導の意図を読みとりながら考える能力を要求される問題が目立つ。’19の問題はどれも少し考えれば上位私大向け問題集に載っている典型問題の解法で解ける問題。他大学では出題頻度の低い極方程式の問題も出され、’15は「平均値の定理」、’16は「数学的帰納法」の問題、’17は数列の問題でkの2乗、3乗の和の公式を導出するやり方で4乗の和を導出させる問題など、マーク式では出されることの少ないテーマも出されている。70分にしては問題量がやや多くスピードも要求される年が多い。

  • 数学対策

    用いる解法そのものは上位私大向け問題集によく載っている典型問題の解法がほとんどでも、ボリュームはやや多めで、他大学では出題頻度の低い単元や記述の証明問題ではよく出るがマーク式ではあまり見ないテーマの問題もこの大学ではよく出されている。また、典型パターン問題ばかり解いていては苦戦しそうなやや総合的な問題も目立つ。難問を解くためのテクニックを覚えるより、出題範囲のどの単元でも上位私大向けの典型問題は解法をしっかり理解し速く正確に解けるよう練習し、その上で、様々な範囲が絡む総合的な問題を通して実戦力と深い理解を身につけておこう。過去問で時間配分に慣れ、解けそうな問題から手早く解いていくようにしよう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    ここ数年では大問5題の出題が続いている。また年度によっては、普段見慣れない問題も出題されることもある。例年、[1]は10問程度の小問集合の問題が例年出題され、’19では化学結合や結晶格子、水溶液の液性、反応速度、繊維やアミノ酸など化学全般に対する知識が問われている。’19では[2]で電池と電気分解の問題でやや考察が必要。[3]は蒸気圧を考える気体の問題で熱化学の計算問題も含まれている。[4]は無機分野からで第13族元素に関する問題。Alの融解塩電解や化合物の性質、合金やガラスに関する知識的な問題が出題された。[5]は芳香族化合物の合成経路を考える問題が出題されている。やや計算量も多く時間に余裕はほとんどない。

  • 化学対策

    2科目100分の時間に対して多くの問題を解かなければならない。また計算問題も比較的多く題出題され、複雑な計算をしなければならない問題もしばしば出題される。しかし、ほとんどの問題は入試の定番問題である。定番問題の解き方を正しく身に付けて置きより早く正確に解けるようになることが合格への近道だろう。ただし、[1]の小問集合では教科書の補足などにあるような知識が問われたり、実験に関する注意点など細部にわたる知識が問われることも多い。化学の全般において正確な知識を身に付けることも必要になってくる。受験の定番の問題は解き方を正しく身に付ける。教科書の範囲内の知識は細部まで正確に知識を身に付けることが必要。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問5題の出題で、1題は細胞膜に関する内容で、浸透圧・細胞膜の構造とタンパク質・細胞接着・浸透圧と膨圧の計算が出された。1題は代謝に関する内容で、代謝の定義・ATP合成の場所と名称・呼吸の経路に関する空所補充・酵母菌の呼吸の計算が出された。1題はバイオテクノロジーに関する内容で、PCR法と計算・サンガー法と塩基の決定・電気泳動・遺伝子組み換えが出された。1題は配偶子形成に関する内容で、精子と卵の形成と数・減数分裂・受精・遺伝と連鎖と独立が出された。1題は植物の環境応答に関する内容で、発芽の条件・屈性・植物ホルモン・最適濃度・光周性が出された。問題数は多く、文章も長いが、時間内で解けると思う。

  • 生物対策

    出題される分野が変化して来て、遺伝・ハーディワインベルグの法則・代謝・筋肉は少なく、発生や個体群・遺伝情報・進化からが多かったが、’19では遺伝・代謝が多く出されている。。また、標準的な計算問題も出されている。多く出される分野も、その分野に限定した問題は少ないので、特定の分野を深く学ぶよりは、不得意分野を作らない方が良い。そのためには、教科書を活用して全範囲をまとめることから始めると良い。各分野の代表的な語句を、空所補充形式で覚えるようにすると実践的である。また、グラフや表も内容を確かめて理解し、計算の練習もしておこう。センター試験等、入試問題を多く解いて、マーク式の解答に慣れるようにしよう。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問5題で構成され、小問集合、熱力学、原子、電磁気、力学が出題されている。小問集合は斜方投射と床での繰り返し衝突、回折格子、電磁場内での荷電粒子の運動、光電効果が出題され、熱力学は理想気体の熱サイクルの問題で、断熱変化のポアソンの式が示されている。原子は水素原子のスペクトルの問題で、水素原子が静止しているときと動いているときが出題されている。電磁気はコンデンサーを縦に連結した問題で、力の釣り合いや仕事も含まれている。力学は台に乗せた物体が回転するときと滑るときを考える問題が出題されている。標準的な問題が中心で難度の高い問題はないが、問題が多く試験時間が50分しかなので手早く解くことが必要である。

  • 物理対策

    標準問題を中心にしっかり解いておくこと。’05にマーク式の大問5題に変更されてからは標準問題を中心に出題され、以前は4分野からの出題となっていたが、新課程になり、5分野からの出題となっている。5分野を万遍なく学習しておくことが必要であり、’07に万有引力が出題されたことからも苦手な分野や、やり残している分野はなくしておくこと。’13の電気機器、’15の虹、’17の気温減少率のように解き慣れない問題が出題されることもある。試験時間が50分であり、時間に余裕はあまりないので、手早く解いていくことが大切であり、模試などで問題を解く際には優先順位に注意するという習慣をつけておくことが必要である。

獨協医科大学受験の
最新出題総評

AO入試・地域枠推薦・指定校推薦・センター利用入試・栃木県地域枠と、バラエティに富んだ募集形式。2018の一般入試から栃木県にある「本学キャンパス」の他に東京会場も設けられて志願者が増加している。
一般入試とセンター利用の配点が2018から変更になり、英語200点、数学200点、理科2科目400点と、これまでの英語・数学重視から理科の配点が高くなった。
一般入試の問題は各科目とも難しく、公表されていないが合格最低点はそれほど高くないと思われる。

  • 英語
    時間に余裕なし、類題演習で効率的に処理する術を身につけよ
  • 数学
    典型問題の解法を確実にし、総合問題で実戦力と深い理解を
  • 化学
    問題量がやや多い。定番問題を早く正確にとくことが合格の鍵
  • 生物
    問題数が多いが、基本的な内容が多いので時間的には余裕がある。
  • 物理
    標準問題を中心に幅広く学習しておくことが必要である!!

小論文

●要約と意見をまとめる力が求められる
●資料文型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般・セ試利用 (1日目) 小松公夫 「学力が高いだけで医者になってはいけない」より
問1.要約。問2.本文内容について考えを述べる。
200字/600字 90分
一般・セ試利用 (2日目) 『世界』 2018年8月号より 渡邉琢 「言葉を失うときーー相模原障碍者殺人事件から二年目に考えることーー」
問1.要約。問2.本文内容について考えを述べる。
18 一般・セ試利用 (1日目) 中山あゆみ”難手術に挑む「匠の手」ー上山博康”』より、
問1.要約。問2.本文の内容について考えを述べる。
200字/600字 90分
一般・セ試利用 (2日目) アーサー・D・リトルパートナ― 森洋之”組織のあり方 全員が対等なリーダー”
問1.要約。問2.本文の内容について考えを述べる。
17 一般・セ試利用 (1日目) 伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』より、
問1.要約。問2.本文の内容について考えを述べる。
200字/600字 90分
一般・セ試利用 (2日目) 中西啓 『統計学が最強の学問であるーーデータ社会を生き抜くための武器と教養』
問1.要約。問2.本文の内容について考えを述べる。

●傾向
例年、2日間とも資料文の長さや問の形式は同じである。問1は200字要約、問2はシンプルに「本文の内容について」600字以内で考えを述べよというもの。資料文は私立医学部では長いA4 2~3枚だが要約は200字と短いので端的にまとめる練習は必要。その際は①文章全体の構造・構成をつかむ。 ②繰り返しや筆者の主張を絞る。 ③筆者の言いたいことをかみ砕いて理解する。③この作業の上、30分程度で書くようにする。これらは問2の構想を練るステップとなる。’16,’18とリーダー、リーダーシップが続いたが、’19の2日目は「やまゆり園」の事件で、国立大学では既出。ニュース性は薄れているが横浜市の広報ではいまだ大きく扱っている。非常に難しい問題である。1日目は法律の専門家である著者が犬は器物として扱われることを話したところ、それを疑問に思った小学生から文集が届き、医師を目指す子供たちには正義の心、公共心を忘れないでほしいと結んでいる。最近、引退した競走馬数頭が、たてがみを切られる事件があった。動物虐待もしかりで殺しても器物損壊にしかならず獣医たちは法改正を求めている。法律と子供たちの正義の声、皆さんはどう考えるだろうか。
’18の1日目は、若き日の私が手術に反対し、退院させた子は5年ほどで死んでしまったと親から手紙が届く。13年後の恩師の言葉から、自分は長い時間をかけて外科教育をしてもらったことにやっと気づく話。題名にも着目。2日目は「サーバントリーダー」。’16と併せて読んでおくとチーム医療、多職種連携に応用できる。’17の2日目は、冒頭の1文目と題名がほぼ同じ点に着目し、「統計学の最強さ」について読み取る。1.コレラという感染症封じに疫学研究、統計学が役立ったことを中心に、2.賢い人たちへの批判を少々、3.統計学が現代の健康政策にも役立っている、という3点をまとめる。感染症、疫学、公衆衛生など、最近の注目語が出るので’15の医療保険制度と合わせて読んでおく。

面接

■所要時間
個人10~15分
■面接の進行と質問内容
【面接前にアンケート記入あり】
医師志望理由、本学志望理由、得意・不得意科目、趣味、スポーツ、ボランティア、表彰、自己PRなど
【面接の質問内容】
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校とその結果
・部活について
・浪人して得たもの
・悩み事の解決方法
・アドミッション・ポリシーと自分が合っている点、合っていない点

面接ではアンケートに書いた内容について聞かれることが多いので、待っている間にもう一度自分なりに内容を整理しておくとよい。アドミッション・ポリシーは机の上に置かれている。面接の雰囲気はそれほど良くない。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-獨協医科大学編-

留年者数を公表する大学は非常に少ないが、獨協医科大学は留年者数を公表している。
それによれば留年者数は少ない年が多くしっかりとした指導体制がうかがえる。
一般入試は「本学」しか試験会場がなかったが、2018年度入試から東京の五反田TOCでも1次試験を行う。
配点も、これまで200点だった理科2科目が400点と、理科の配点比重が上がる。
どの科目も解きにくいと感じるかもしれないが、合格最低点は6割弱と思われる。
過去問を解いてから受験を検討したい。