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獨協医科大学の受験科目の最新出題傾向分析

獨協医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
(赤丸)=大問/(青丸)=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • やや難

    相変わらず時間との勝負、確実にできる問題から手をつけよ

  • 英語傾向

    出題内容は変わらず、70分で大問4題、オールマーク式。[1]、[2]が長文パートだが、[1]は(A)、(B)の2部構成で、空所補充、内容真偽、下線部の言い換え表現など、[2]は3部構成で、(A)会話文(内容真偽、空所補充)、(B)文整序、(C)脱文挿入となっており、実質的には長短合わせて5題分で、時間を考えれば負担は軽いとは言えない。長文の内容は、睡眠の効用筆者の哲学体験から学んだことや、動物への報酬の公平性と協力性に関するもの、睡眠の効用などで、’19同様病気などに関する医学的なものはない。文法関連は、[3]語句整序(10問)、[4]短文完成(10問)で例年と全く同じでどちらも日本文が添えられている。ほぼ全て迷いなく答えられそうなものばかりでどれも落とせない。
  • 英語対策

    出題傾向や内容は近年同様なので、時間を意識しながら過去問に取り組み、解答ペースをつかむことが重要だ。特に、脱文挿入や文整序問題などは数多く類題にあたって解答のコツを習得しておきたい。制限時間に比しても問題量がやや多く時間との闘いになるのは必至で、とにかくできる問題から確実に処理すること。できれば文法問題から手をつけ、語句整序と短文完成を10分前後で終わらせてから長文に移りたい。そうすると気持ちに余裕が生まれて、落ち着いて読解に取り組むことができるだろう。そのためには、文法問題の迅速な処理能力が不可欠で百戦練磨の経験値が欲しい。長文は、人文・科学系の英文やエッセイなどを中心に、新聞、雑誌、ネット上の記事など幅広く読んでおくとよいだろう。
  • 数学出題

  • 数学分析

  • 標準

    典型問題の解法を確実にし、総合問題で実戦力と深い理解を

  • 数学傾向

    解くために用いる公式や考え方などはほとんど上位私大向け問題集レベルだが、総合的な問題、図形的な洞察が要求される問題、設定をしっかり理解し誘導の意図を読みとりながら考える能力を要求される問題が目立つ。’20の問題も少し考えれば上位私大向け問題集に載っている典型問題の解法で解ける問題が中心。他大学では出題頻度の低い極方程式の問題も出され、’15は「平均値の定理」、’16は「数学的帰納法」の問題、’17は数列の問題でkの2乗、3乗の和の公式を導出するやり方で4乗の和を導出させる問題など、マーク式では出されることの少ないテーマも出されている。70分にしては問題量がやや多くスピードも要求される年が多い。
  • 数学対策

    用いる解法そのものは上位私大向け問題集によく載っている典型問題の解法がほとんどでも、ボリュームはやや多めで、他大学では出題頻度の低い単元や記述の証明問題ではよく出るがマーク式ではあまり見ないテーマの問題もこの大学ではよく出されている。また、典型パターン問題ばかり解いていては苦戦しそうなやや総合的な問題も目立つ。難問を解くためのテクニックを覚えるより、出題範囲のどの単元でも上位私大向けの典型問題は解法をしっかり理解し速く正確に解けるよう練習し、その上で、様々な範囲が絡む総合的な問題を通して実戦力と深い理解を身につけておこう。過去問で時間配分に慣れ、解けそうな問題から手早く解いていくようにしよう。
  • 化学出題

  • 化学分析

  • 標準

    問題量がやや多く複雑な計算問題もある。定番問題を早く正確に。

  • 化学傾向

    ここ数年では大問5題の出題が続いている。また年度によっては、普段見慣れない問題も出題されることもある。例年、[1]は10問程度の小問集合の問題が例年出題され、’20では混合物の分離、電気分解、化学平衡、天然物化学など化学全般に対する知識が問われている。[2]で炭酸ナトリウムを題材にした問題。二段階中和や溶解度の計算が出題された。[3]はハロゲンを含む化合物。気体の発生法などが出題されている。[4]は芳香族化合物の性質や構造。分離法などに関する問題が出題された。[5]はDNAの構造や性質。核酸塩基の変異に関する問題が出題され一度学習をしていないと解答に苦しむ問題である。計算量や問題量も多く時間に余裕はほとんどない。
  • 化学対策

    2科目100分の時間に対して多くの問題を解かなければならない。また計算問題も比較的多く、複雑な計算問題もしばしば出題される。特に理論化学でそうした問題が出題されることが多い。変にこだわってしまうと時間をとってしまい致命的になりかねない。しかし、ほとんどの問題は入試の定番問題であり、定番問題の解き方を正しく身に付け早く正確に解けるようになることが合格への近道だろう。また、[1]の小問集合ではやや細かい知識が問われたり、実験に関する注意点など細部にわたる知識が問われることも多いので注意が必要。受験の定番の問題は解き方を正しく身に付け、教科書の範囲内の知識を細部まで正確に身に付けることが必要。
  • 生物出題

  • 生物分析

  • 標準

    標準的な受験問題であるが、問題数が多いため素早い情報処理能力を

  • 生物傾向

    例年大問5題の出題となっている。第1問は血管系から肝臓に関する知識と尿量計算、第2問はアルコール発酵に関する実験問題と酵素に関する知識問題、第3問はDNAの複製と核酸の計算問題、第4問は被子植物の配偶子形成とコルヒチン処理問題、第5問は生態系から生存曲線、血縁度、個体群に関する問題が出題された。知識問題が多めではあるが、計算問題や考察問題も出題され、バランスの良い問題構成である。深い知識や難しい考察は必要としないがとにかく制限時間に対して問題量が多いのが特徴である。
  • 生物対策

    出題される分野が変化して来ている。遺伝・ハーディワインベルグの法則・代謝・筋肉は少なく、発生や個体群・遺伝情報・進化からが多かったが、’19では遺伝・代謝が多く出されている。。また、標準的な計算問題も出されている。多く出される分野も、その分野に限定した問題は少ないので、特定の分野を深く学ぶよりは、不得意分野を作らない方が良い。教科書レベルの知識を素早く出力できるようになること、標準的な実験考察問題を素早く解ける能力が必要である。各分野の代表的な語句を、空所補充形式で覚えるようにすると実践的である。また、グラフや表も内容を確かめて理解し、計算の練習もしておこう。センター試験等、入試問題を多く解いて、マーク式の解答に慣れるようにしよう。
  • 物理出題

  • 物理分析

  • やや難

    標準~やや難の問題を幅広く解いておくことが必要である!!

  • 物理傾向

    大問5題で構成され、小問集合、熱力学、原子、電磁気、力学が出題されている。小問集合は万有引力による人工衛星の運動、反射体のあるドップラー効果、コンデンサーと抵抗の直流回路、ウランのα崩壊が出題され、熱力学は理想気体の状態変化で、輪軸や動滑車を用いた問題であり、原子は電子線の屈折と干渉が出題されている。電磁気は鉛直に運動する導体棒の電磁誘導の問題であり、力学は固定されず内部に鉛直かつ円形にくりぬかれたブロックに小球を打ち込む問題が出題されている。標準的な問題もあるが、原子、電磁気、力学の後半では類題を解いたことがない受験生には厳しい問題となっている。試験時間が50分しかなので手早く解くことが必要である。
  • 物理対策

    標準問題を中心に難度がやや高い問題まで解いておくこと。’05にマーク式の大問5題に変更されてからは標準問題が中心であったが、’20はやや難度の高い問題が増えている。毎年5分野からの出題となっているので、5分野を万遍なく学習しておくことが必要であり、やり残している分野はなくしておくことが必要である。’13の電気機器、’15の虹、’17の気温減少率、’20の電子線の屈折のように解き慣れない問題が出題されることもある。試験時間が50分であり、時間に余裕はあまりないので、手早く解いていくことが大切であり、模試などで問題を解く際には優先順位に注意するという習慣をつけておくことが必要である。 

小論文

●要約と意見をまとめる力が求められる ●資料文型

●傾向 ’20は、初めて小論文が1次に課されたため、課題は1日分となっている。’21は、新型コロナの影響で、また2次に戻ることになった。例年、資料文の長さや問の形式は同じである。問1は200字要約、問2はシンプルに「本文の内容について」600字以内で考えを述べよというもの。資料文は私立医学部では長い方のA4 2~3枚だが、要約は200字と短いので端的にまとめる練習をしておく。その際は①文章全体の構造・構成をつかむ。②繰り返しに着目し、筆者の主張を絞る。③筆者の言いたいことを、かみ砕いて理解する。④30分程度で2問1をまとめる。これらの作業は問2の構想を練るステップとなる。’16、’18とリーダー、リーダーシップが続いたが、’19の2日目は「やまゆり園」の事件で、国立大学では既出。ニュース性は薄れているが横浜市の広報の扱いは大きい。1日目は法律の専門家である著者が小学校の講演で「犬は器物として扱われる」と話したら、そこに疑問を感じた彼らから文集が届いた。医師を目指す子供たちには正義の心、公共心を忘れないでほしいと結んでいる。法律家の立場だと器物扱いは普通の感覚らしいが、日本では動物虐待(死)も器物損壊扱いなので獣医たちは法改正を求めている。
’18の1日目は、若き日の私が手術に反対し、退院させた子は5年ほどで死んでしまったと親から手紙が届く。13年後の恩師の言葉から、自分は長い時間をかけて外科教育をしてもらったことにやっと気づく話。題名にも着目。2日目は「サーバントリーダー」。’16と併せて読んでおくとチーム医療、多職種連携に応用できる。’20は読みやすい資料文だが、’21は2次がまた複数回となるので3年分位要約練習等をしておきたい。

面接

■所要時間
個人10~15分
■面接の進行と質問内容
【面接前にアンケート記入あり】
医師志望理由、本学志望理由、得意・不得意科目、趣味、スポーツ、ボランティア、表彰、自己PRなど
【面接の質問内容】
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校とその結果
・部活について
・浪人して得たもの
・悩み事の解決方法
・地域医療について
・アドミッション・ポリシーと自分が合っている点、合っていない点

面接ではアンケートに書いた内容について聞かれることが多いので、待っている間にもう一度自分なりに内容を整理しておくとよい。雰囲気は和やかだったり厳しかったり様々だが、必ずしも正解がない質問に対しても、自分自身で考えた意見が求められる。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

夢の先へ

獨協医科大学の合格者の声
獨協医科大学 概要
開学年度 昭和48年
創設者
理事長
学長 吉田 謙一郎
学部所在地 〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林880
交通手段 東武宇都宮線おもちゃのまち駅より徒歩15分 バス「獨協医大病院前」下車にて徒歩3分
URL http://www.dokkyomed.ac.jp/
獨協医科大学 特色
本学は、建学の精神に則り、患者さまおよびその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師を育成することを教育理念としています。 開学以来6年一貫教育のメリットを最大限に生かし、かつ学年担任制や学生生活におけるきめ細かい教育体制により4,376名の卒業生を送り出し、本学をはじめさまざまな医療機関・研究機関で活躍しています。 教育カリキュラムについても、常に時代のニーズに対応し、よりフレキシブルにカリキュラムの改善に取り組んでいます。1年次より早期医学体験を行うとともに「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿った統合科目、様々な選択必修科目を開設しています。5年次には、最先端の医学のレベルを持つ大学病院、埼玉医療センター及び日光医療センターにおいて臨床実習が行われ、6年次は集中講義で国家試験に備えます。 このように豊富にして正確な医学的知識と確実な医療技術などの基礎的能力を育成し、人間性豊かで病み悩める人々の心の分かる、しかも高い倫理観を併せ持つ医師を育て、社会に送り出すことによって人類の幸せに貢献できるよう全学一丸となってバックアップしています。
獨協医科大学 略歴
昭和48年 獨協医科大学開学
昭和49年 獨協医科大学附属高等看護学院(現「看護専門学校」)開校 獨協医科大学病院開院
昭和59年 獨協医科大学越谷病院(現「埼玉医療センター」)開院
平成18年 獨協医科大学日光医療センター開院
平成19年 獨協医科大学看護学部開設
平成27年 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校開校

合格請負人 田尻友久の最新分析

-獨協医科大学編-

留年者数を公表する大学は非常に少ないが、獨協医科大学は留年者数を公表している。 それによれば留年者数は少ない年が多くしっかりとした指導体制がうかがえる。 一般入試は「本学」しか試験会場がなかったが、2018年度入試から東京の五反田TOCでも1次試験を行う。 配点も、これまで200点だった理科2科目が400点と、理科の配点比重が上がる。 どの科目も解きにくいと感じるかもしれないが、合格最低点は6割弱と思われる。 過去問を解いてから受験を検討したい。