国際医療福祉大学 医学部 | 倍率・合格最低点・難易度・対策

国際医療福祉大学受験合格のための攻略ガイド
医学部受験合格必勝のための受験情報・対策ガイド

国際医療福祉大学

「国際的な医師の育成」を目指して、国家戦略特区である成田市に2017年4月開学。定員140名のうち20名が留学生枠であり、1年次2学期から2年次までの講義はほぼ英語で行われる。
一般入試の英語配点も数学の150点、理科2科目200点と比べて200点と高く、グローバルスタンダードに対応した国際性豊かな医師を育てたいという意図が見える。
2次試験で行われる面接は、30分の個人面接2回と私立医学部では最も長く、希望すれば一部英語で面接を行うことができる。

夢の先へ

国際医療福祉大学の合格者の声
国際医療福祉大学 概要
開学年度 平成7年
創設者 矢﨑 義雄
理事長 高木 邦格
学長 大友 邦
学部所在地 〒286-8686
千葉県成田市公津の杜4-3
交通手段 京成本線公津の杜駅から徒歩1分
URL https://www.iuhw.ac.jp/
国際医療福祉大学 特色

国際医療福祉大学医学部は、医学教育の世界水準に対応した教育モデルを実現し、高度で総合的な診療能力を身につけた、国の内外で活躍できる、臨床の現場に強い医師を育成します。
①カリキュラム:大多数の科目で英語による授業を実施し、クリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)は世界水準を上回る90週にわたるなど、これまでにない医学教育を実現します。
学生のうち7人に1人は留学生という国際的な学修環境の下、6年次では最低4週間の海外臨床実習に全学生が参加することも特長です。
②教授陣:教授陣には、海外での臨床・教育経験の豊富な日本人教員、国際医療拠点にふさわしい外国人教員を多数採用しました。
③豊富な施設・設備:5300㎡を超える世界最大級の「医学教育シミュレーションセンター」を設置し、高度な総合診療能力を育成します。臨床実習では、5つの附属病院に加え、臨床医学研究センターという位置づけのグループ関連病院・施設を活用します。附属施設・グループ関連施設には、介護老人保健施設や在宅ケアセンターなどもあり、地域包括ケアシステムにも対応が可能です。
2020年春には、成田市内に6つ目の附属病院「国際医療福祉大学成田病院」(642床)を新設する予定です。
④広い門戸:学生納付金は、私立大学医学部では最も安い6年間で1850万円に設定し、医学部特待奨学生制度や教育ローンなど、学費サポート制度も手厚く準備しました。これからの時代の医療を担っていこうという情熱や、勉学に対する積極的な意欲を持った方に、ぜひチャレンジしてほしいと考えています。

国際医療福祉大学 略歴
平成7年 国際医療福祉大学開学・保健学部開設
平成17年 薬学部・リハビリテーション学部開設
平成18年 小田原保健医療学部開設
平成21年 福岡看護学部開設
平成28年 成田看護学部・成田保健医療学部開設
平成29年 医学部開設
平成30年 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部開設
平成32年 福岡薬学部開設
成田保健医療学部に放射線・情報科学科増設

国際医療福祉大学の項目別受験情報

入試日程・募集人数

入試情報

繰上合格

一般・セ試利用では補欠者を発表する場合がある。補欠順位はインターネット出願サイトの「マイページ」で通知する。合格者の入学手続状況により欠員が生じた場合に限り、繰上合格となることがある。繰上合格については、本人に電話連絡の上、入学の意思を確認する。

志願者数推移

2019年入学者男女比

現浪比(入学者)

現浪比(合格者)

医師国家試験合格状況

教授出身大学比率

学納金

寄付金・学債

なし

国際医療福祉大学の受験科目の最新出題傾向分析

国際医療福祉大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
◎=大問/○=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 英語傾向

    時間80分、オールマーク式で大問数は6題で変わらず。[1]、[2]は短文完成(10問)と語句整序(5問)でこれも’18と同様だが、前者は他大学で見られるようなものと比べるとやや考えさせるものもあり、丁寧な吟味が必要。後者は、日本語のリード付きで語群10のうち9個を使って部分整序するもので、平易なものとやや難のものが混じっている。[3]は長文だが文中の誤り指摘のみの問題。決して平易ではないので注意深く読む必要がある。普通の文法問題で見られるいわゆる誤り指摘よりもやや難しいと言える。[4]~[6]は全て長文だが、内容真偽をはじめ、空所補充、脱文挿入、文整序などだが、[5]では文中の脱文箇所を4つの文に分けてそれを文脈に合わせて整序させる凝った問題が2問新たに出されている。

  • 英語対策

    初年度が’17なので歴史は浅いが、出題傾向と内容は既に定型化しているので、数少ない過去問は必ず全てあたって問題の概要を把握しておくことが何よりの対策になる。特徴は、長文中心のやや骨の折れる問題群で、英文レベルも標準上と言える。各問題には出典が記載されているが、’19では「ジャパンニュース」や「ナショナルジオグラフィック」などで日常的にそのような英字新聞や雑誌の記事に目を通すようにすることが対策につながる。文法関連ではさほど難問はないが、特に語句整序については有名私大のやや難レベルのものにあたっておいて損はなかろう。また文整序や脱文挿入は必出と見て、十分対策を練っておく必要があるが、近年他の私立医大でも同系統の問題が見られるので類題を見つけるのは苦労しないだろう。

  • 数学出題

  • 数学分析

  • 数学傾向

    マークシート方式の大問が4題。どの問題も解法や考え方は上位私大向けレベル問題集によく載っているものである。しかし、若干ひねりを入れ典型問題の解法丸暗記でやってきた受験生を戸惑わせるような問題も入っている。[1]は小問題集で中堅~上位私立大レベルの典型問題が中心だがやや面倒な問題や上手く解かないと時間がかかる問題が混ざっていることもある。[2]~[4]はセンター試験のような誘導形式で典型問題の解法をいくつか組み合わせて解かせる問題となっており、’17から’19まで[2]は確率か数列、[3]はベクトルで[4]が積分。制限時間80分にしてはややボリュームがありスピードと正確さも要求されている。

  • 数学対策

    この大学で医学部入試の始まった’17からの問題を見る限りでは、難問はなく、問題を解くのに用いる解法そのものは上位私大向け問題集によく載っている典型問題の解法がほとんどである。しかし、典型問題の設定に若干ひねりが入り解法暗記でやってきた受験生は困惑しそうな問題もあり、基本・典型問題の解法を丸暗記ではなくしっかり理解した上で使いこなせるようになっているかが問われているように思われる。難問を解くためのテクニックを覚えるよりも、まずは中堅~上位私大向けの典型問題は出題範囲のどの単元も解法を理解し速く正確に解けるよう練習しておこう。また、試験当日は解けそうな問題から手早く正確に解いていくようにしよう。

  • 化学出題

  • 化学分析

  • 化学傾向

    ’19は3回目の入試となり、[1]はいずれの年度も計算問題を含む小問集合が出題された。’19では化学結合や実験操作、凝固点降下、糖類、繊維に関する問題などが出題された。[2]は洋銀を題材にした金属の定性と酸化還元滴定の問題。[3]は窒素を題材にして化学平衡やハーバーボッシュの反応の考察など幅広い出題。[4]は有機化合物の合成と分離精製に関する問題。受験生が普段の学習で取り扱う構造や反応ではないので問題文を丁寧に読んで正しく考察することであったり、正確な有機化合物の構造的理解など知識を組み合わせて問題を解決する力が求められた。[2]から[4]に関しては昨年同様総合問題形式で、かなり難しい。

  • 化学対策

    [1]の小問集合では化学の全範囲における正確な知識が必要。[2]~[4]は正直難しい。受験の頻出問題や定番問題の解き方や考え方を確実に知ったうえで問題文を丁寧に読み取り、理解し解答していくことが必要になる。まずは標準問題や受験の定番問題をきっちり仕上げ、問題演習量を増やし、受験の定番問題を素早く正確に解答できるように練習する必要がある。また[4]では一般の受験生は目にしないような内容の出題が出される。しかし知識として知らなくても、文章中に現象の説明はしっかりとされている。これをいかに早く正確に解釈できるかが合格の鍵となる。いずれにしても高得点を取るのは相当量に学習が必要。

  • 生物出題

  • 生物分析

  • 生物傾向

    大問4題となっているが、各大問は2または3部構成となっていて合計8問構成となっている。1問は生体膜に関する内容で、細胞膜に性質・受容体・セカンドメッセンジャー・細胞接着・細胞骨格が出された。1問は分泌に関する内容で、ゴルジ体とリボソーム・実験考察が出された。1問は生殖に関する内容で、生殖細胞・精子の構造?卵の構造が出された1問は器官形成に関する内容で、オーガナイザーに関するコーディンを使った実験考察問題が出された。1問は代謝と免疫に関する内容で、自律神経・ホルモン・免疫・抗体・可変部の計算・免疫細胞の働きが出された。1問は光周性に関する内容で、光の種類と花芽形成・光周性と限界暗期が出された。1問は発芽に関する内容で、植物ホルモン・一遺伝子一酵素説を使った考察が出された。

  • 生物対策

    大問4題であるが、小問構成となっている。以前は内容が重なっている物も多く、分野としてはまとまっていたが、’18は多分野からの出題となった。各問題は用語を選ぶもの、正誤問題、計算問題と変化に富んでいて、文章量も多く、時間配分に注意する必要がある。分野が少ないので、苦手分野から出題されると大きく得点を減らす事になるので、生物の全範囲を正確に覚えておく必要がある。長い文章の空所や下線を引いた語句に関する関連問題が出るので、分野毎に完璧に仕上げるのが良い。

  • 物理出題

  • 物理分析

  • 物理傾向

    大問5題で構成され、小問集合、力学、電磁気、波動、熱力学が出題されている。小問集合は三角形である針金製のフレームと板の重心、3つの点電荷による電場、プリズムでの光の屈折、理想気体の状態変化、エネルギー準位が出題されている。力学は、固定していない台に取り付けた曲がった針金に通した小球の運動で、台と小球の運動を考える問題となっている。電磁気は極板の片方を動かすことで、回路を変化させるコンデンサーを含む問題で、波動は正弦波の式と定常波の問題となっている。熱力学は円筒容器を回転させる理想気体の状態変化の問題である。標準問題が中心となっているが、やや難度の高い問題も含まれている。手早く解いていこう。

  • 物理対策

    ’17から入試が始まり、典型的な問題~発展的な問題が出題されている。難問ではないので、日頃からある程度レベルの高い問題に慣れている受験生ならば、点を取ることも出来ただろう。’20のレベルが上がるか、下がるか、現状維持かは予想しずらいが、’17~’19の問題の内容、レベルを分析すると、上がる方向で準備する必要がありそうである。その対策として、標準的な問題は当然解かなくてはいけないが、やや難度が高い問題も解いておくことが重要であると思う。見慣れない内容の問題や、ややレベルの高い問題も落ち着いて解けば解けない問題ではないので焦らないことが重要である。時間にあまり余裕はないので、スピードは上げておこう。

国際医療福祉大学受験の
最新出題総評

「国際的な医師の育成」を目指して、国家戦略特区である成田市に2017年4月開学。定員140名のうち20名が留学生枠であり、1年次2学期から2年次までの講義はほぼ英語で行われる。
一般入試の英語配点も数学の150点、理科2科目200点と比べて200点と高く、グローバルスタンダードに対応した国際性豊かな医師を育てたいという意図が見える。
2次試験で行われる面接は、30分の個人面接2回と私立医学部では最も長く、希望すれば一部英語で面接を行うことができる。

  • 英語
    過去問演習に加え、過去問の出典にある新聞・雑誌の英文も活用せよ
  • 数学
    典型問題の解法をしっかり理解し身につけ、速く正確に解く練習を
  • 化学
    問題文を正しく読み取り解答する!
  • 生物
    問題数が多く、やや複雑になったので時間的に厳しくなった。
  • 物理
    難度が高くなる可能性が大きいので、準備をしっかりとしよう!!

小論文

●設問中の条件とヒントを生かす力が求められる
●テーマ型

年度 試験区分 内容 字数 時間
19 一般 外国人労働者の受け入れに、改正出入国管理法の施行の背景には人口減少と労働力の確保がある。
新設される「特定技能」により、介護、医療福祉分野へも外国人労働者の増加が見込まれる。それらの社会も含む影響について。
600字 60分
18 一般 日本の2016度の出生数が1899以来初めて100万を下回る。少子化の背景は親世代の減少、晩婚化、夫婦の出生数の減少以外の他、
多様化し、子ども・子育て支援等の課題もある。少子化の問題点を整理したうえで、対策案を述べる。
600字 60分
17 一般 英国のEU離脱、トランプ氏のTPP見直しなど、自由貿易と保護貿易に対する考え方が議論されている。
第二次世界大戦とのIMF、GATT体制の転機かもしれない。自国の立場で自由貿易と保護貿易について論じる。
600字 60分

●傾向
’17に医学部が新設された時から、’19までの3年間、200字を超える長いテーマ型である。昭和大と同様、前半には前提でありヒントとなる内容が示され、後半が設問となっている。そのため、「少子高齢化と医療について」という短いテーマ型とは異なり、構想の道はついている。’19は、外国人労働者がテーマになっているが、根本には18の少子化問題、グローバル化問題でもでもある。オリンピックも近いので、海外からの輸入感染症と医療、バイオテロも含むテロと医療などを調べておこう。また、世界的にも災害は多いので災害援助活動、大阪での会議やダボス会議での、海のマイクロプラスチック汚染、温暖化など環境問題と人とのかかわり、WHOの動向なども重要である。
’19のテーマは一般的には、今後介護・医療に携わる外国人労働者やその他の労働者の増加が背景にある。ただ、国際医療福祉大学の医学部では学年によっては英語で授業をするなど他大学の教育とは異なっている。また在学中に途上国での海外研修も選択できるので、医療資源が乏しい中での災害医療も学べるし、将来、途上国で腰を据えた医療貢献のできる教育となっている。そこで外国人患者への医療だけではなく双方向から考えておくと、志望理由書作成や面接にも役立つ。そのために、大学のパンフレットやホームページ、シラバスを十分に理解しておくこと。また、18の少子化は労働力や高齢化問題とも関連するので、他学部においても頻出テーマである。私大医学部では近年、「社会と医療」の出題が増加している中で、前年よりもオーソドックスになったといえる。
’17は、自由貿易と保護貿易について意見を求めるもの。設問中のTPPなどの略語には日本語の名称が添えられ、他にもヒントが示されているので、注意深く読んで 設問中の語句を使いながら論述する。またこの年の面接では、「文化」について聞かれた者もいるので、引き続き大学設立の目的、使命、将来の展望などを確認しておきたい。
小論文は、知識吸収と併願校対策を兼ねて、本ガイドブックの大学別対策を参考にして、資料文型も書いてみよう。テーマ型の練習には、過去問だけではなく昭和大や、近畿大も使い、書いたものは先生に添削をお願いすること。

面接

■所要時間
個人30分×2回
■面接の進行と質問内容
<1回目>
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校について
・高校について
・短所について
・コミュニケーションは得意か
・海外経験について
・国際性のある医師になるために何が必要か
・自己PR(3分程度)
<2回目>
・情報をどこから得ているか
・教養とは何か
・BREXITについて知っているか
・高額の薬品に対する保険制度について
・働き方改革について
・興味を持ったニュース(できるだけ多く)
・最も印象に残った本とその影響
・外国人患者にどう対応するか
・自己PR(3分程度)

1回目は普通の個人面接、2回目は世界の時事問題について聞かれる。希望者は出願時に「一部英語での面接」を選択することができるが、選択したからといって有利になるわけではない。英語での質疑応答は2回目の面接で行われる。設立の趣旨である国際性豊かな医師の育成に沿った志望動機は必須である。勉強だけにとどまらない広い視野が必要。

面接官の人数:3名
受験生の人数:1名

合格請負人 田尻友久の最新分析

-国際医療福祉大学編-

これまで医療福祉の総合大学であった国際医療福祉大学に、国家戦略特区である成田市と共同で提案した「国際医療都市学園構想」に基づき、国際性を重視した革新的な医学教育を行う医学部が2017年4月に誕生した。
1年次2学期から2年次まで英語で講義を行い、6年次に海外での臨床実習(最低4週間)を必修とするなど、これまでの日本の医学教育には見られなかったカリキュラムが特徴である。
1期生は一般入試・センター利用入試に合格した120名と、アジアを中心とする各国からの留学生20名からなる。