杏林大学 医学部入試対策 | 難易度・倍率・合格最低点・試験

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杏林大学の受験科目の最新出題傾向分析

杏林大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!
(赤丸)=大問/(青丸)=小問

  • 英語出題

  • 英語分析

  • 標準

    出題内容は流動的、文法関連の幅広い演習が必須、文整序にも注意

  • 英語傾向

    形式は変わらず60分で大問4題、オールマーク式だが、内容には若干の変更がある。[1]短文完成は15→10問に減少、[2]は部分語句整序(6問)が初めて出題。[3]も初出で短い英文と会話文の文整序(各3問ずつ)、そして定番の[4]長文2つだが、’19よりも幾分短めでA4判1枚~1枚半ほどで長さでの負担はない。[1]は文法やイディオムを含め語彙力を問うもので平易。[2]は日本語のリードはないが語群も少なく標準的。[3]は会話文でやや時間を要するかもしれない。[4]はすべて英問英答式で、内容は空所の語句補充や、文全体と文中の下線部語句に関する内容真偽、同意語句などで’19とほぼ同様の内容。
  • 英語対策

    従来変わらない出題が続いていたが、近年は前年度とは若干の変更が見られるようになっているので、対策には留意したい。’20では会話文中の空所補充や誤り指摘などは見られなかったが、復活も考えられる。時間には決して余裕があるとは言えないので、文法・語法問題の迅速な処理が不可欠だ。語句整序は続いて出題されるかはわからないが、リードなしの部分整序をできる限りこなしておくことが望ましい。文法の類題は探すのが容易なので積極的に取り組もう。長文は過去問演習で問題の傾向をつかむのが第一。他大学の類似した形式の問題にあたるのもよいが、入試問題以外にも雑誌やネット上の記事などで医学系、人文科学系の英文を読み慣れておくのも効果的だろう。
  • 数学出題

  • 数学分析

  • 標準

    早く解くための公式を覚えておき、図形絡みの問題に慣れておこう

  • 数学傾向

    微分・積分が最頻出だが、図形絡みの総合的な問題も目立ち、’17と’18は[2]が、’19は[3]が、’20は[2]が立体図形の絡んだ問題。ほとんどの問題が誘導形式。’15まで難度が高くボリュームもあり制限時間内に解ききる受験生はあまりいないと思われる出題が目立った。’16 以降は上位私立大学受験者向け典型問題集に載っているような解法を組み合わせて解く問題が多くなり、’15までよりは素直で解きやすくボリュームも抑え気味。60分という制限時間を考えると難易度・ボリュームともに’16以降ぐらいが入試問題として適切と思え、この傾向が続いている。それでもかなり上手く・手早く解かないと完答は難しい。
  • 数学対策

    ’16以降は以前に比べると解きやすくなっておりボリュームは抑え気味になってきてはいるが、それでも制限時間に対して問題量はやや多め。誘導に乗り早く正確に解くことが要求されている。まず私立上位大~国公立上位大レベルの典型問題の解法は一通り身につけこのレベルでの穴をなくし、問題演習を多くこなして速く・正確に解く練習をしておこう。また、問題を早く解くための公式やテクニックもできるだけ身につけておいたほうが良い。その上で、’16以降の過去問で時間配分や誘導に慣れておき、完答を狙うより「取れるものを取る」姿勢で点数を稼ぐことを考えよう。最近よく出ている立体図形の絡んだ総合的な問題もしっかりやっておこう。
  • 化学出題

  • 化学分析

  • やや易

    全問マーク式。基本的な問題。高得点が必要。

  • 化学傾向

    全問マーク形式。’20では大問4題の出題で基本的な知識と計算力を問う問題で難問や奇問は見当たらない。ほぼすべての設問が基本的な定番問題。しかし、知識を問われるところでは「すべて選べ」の問題があるため、正確な知識が必要となり受験生にとっては少し嫌なところだろう。’20の出題は[1]は理論化学の小問集合な出題。[2]は無機化学と有機化学の小問集合問題。[3]はサリチル酸の誘導体に関する問題。合成経路や中和滴定によるアセチルサリチル酸の定量の問題が出題された。[4]はオストワルト法やハーバー・ボッシュ法を基に化学平衡や熱化学、気体の発生法などに関する出題がなされている。合格には高得点が必要と考える。
  • 化学対策

    全ての問題で基本的な問題が出題されている。知識と理解を問う問題では教科書レベルの内容をしっかりと学習をしていれば、得点を得ることはそれ程難しくない。計算問題については問題のレベルは基本的あるいは標準的ではあるが、問題が比較的多い傾向にあり、反応速度の計算や浸透圧の計算など受験生が比較的苦手としている分野からの出題も少なくない。合格には高得点が必要になるだろうから、そうした計算問題にしても知識面での記憶や理解にしても学習が中途半端な分野や項目があると命取りになりかねない。標準的な問題集などを繰り返し解き直し、あるいは覚え直すことでで化学の全範囲をもれなく仕上げておくことが合格には必要。
  • 生物出題

  • 生物分析

  • 標準

    広く浅い知識と素早く正確な出力が求められる

  • 生物傾向

    毎年のように出題方法が変わる。今までは実験中心の問題構成であったが、’16からは用語を中心とした問題へ変わり、’17は実験考察問題へ戻った。’18からは総合問題となった。’19では大問数は4題の出題であったが、’20では大問数が3題と1題減った。また1題は小門集合、残りの2題は中問程度の出題となった。今後は何が中心となるかは不明であるが、問題の難易度は教科書レベルと平易であり、この傾向は変わらないだろう。’20の第1問は小門集合が11題で幅広い知識が求められた。第2問はDNAの複製、光合成、遺伝が出題された。第3問は腎臓計算、ミカエリスメンテンを背景としたグルコース輸送問題が出題された。
  • 生物対策

    2科目100分である。やや短く感じるかもしれないが、問題の内容は医学部受験の標準的な問題であり、問題数から考えても妥当な制限時間であると考える。用語を正確に覚えておく事は必要である。計算問題が出される事は通常の範囲内なので、一般的な問題は解けるように十分に訓練する必要がある。語句を覚えるには、問題集の空所補充問題を使って覚えると良い。計算問題も標準的な問題集に載っている内容で良いので、何度も解いて間違いなく解けるように練習しておこう。問題が易しくなるという事は、同格ラインが上がるという事なので、少しのミスが致命的となる。素早く正確な情報を取り出せるように、普段から現象についての整理をしておいてほしい。
  • 物理出題

  • 物理分析

  • 標準

    難度はそれほど高くないが、幅広く学習し、手早く解くこと!!

  • 物理傾向

    大問4題で構成され、小問集合2題、力学、 電磁気が各1題ずつ出題されている。小問集合の1題目は斜方投射、熱量と比熱、線膨張率、くさび形空気層が出題され、2題目は点電荷の電場と電位、電子波の波長と加速電圧、核融合とエネルギーが出題されている。力学はひもでつられた剛体棒と接する可動式の台に小球が乗っている相対運動で糸がたるまない時とたるむ時を考える問題となっている。電磁気は自己誘導と相互誘導の問題とコイルを含む直流回路が出題されている。標準問題を中心に出題され、小問集合は易しく、力学は解きにくい問題が一部あり、電磁気では経験が差になるだろう。試験時間が50分と短いので、手早く解くことが必要である。
  • 物理対策

    標準~やや難度の高い問題までをしっかり解いておくこと。全分野から出題されるので、苦手な分野ややり残した分野はなくしておくことが大切である。’08から全問マーク式になり、問題数が多くなり、さらに難度の高い問題も増えたため時間が足りない状況になった。’12からは試験時間が50分になり、やや難度が下がり、’13~’20も難度は高くはないが、問題が多めなので時間配分に注意が必要である。日頃から問題を解くスピードと正確性を上げておくことが必要である。今の難度から以前の難度まで上がることも想定して、やや難度の高い問題も解くほうが良いが、現在は標準問題が中心なので、標準問題を完璧にすることが優先される。

小論文

●自己を取り巻く社会生活への関心が問われる ●テーマ型

●傾向 この数年はテーマ型であるため、小論文に対する負担感は減った。以前のテーマ型時代は、「生活習慣病」について出題されたこともあり、多少の知識が必要だった。その後、数年間、資料文型・図表型が続き、受験年度の新聞記事から科学・医学、若者や高齢者に関する内容が出題されていた。また、形式が変わることもあるので、面接対策も兼ねて、若者問題や高齢化、AI、コロナなどにも関心をもちたい。 ’20の「弱肉強食」は、よく動物界をたとえるが、実際には食物連鎖の一環に組み込まれているに過ぎず、人間界の状況とは違うはずだからそこを踏まえて考えよう。’19の「人を評価する」は、結構考えさせらる。なぜかというと、面接や小論文は、他科目に比べ評価基準がよくわからない。そのよくわからない科目で「人を評価する」を論述させられる。この二律背反にどう挑むのか興味深い課題となっている。’18の「さわらぬ神に祟りなし」。医学部では珍しいテーマだったので、何か裏があるのではないかと不安だったという受験生がいた。このような変化球型の小論文対策には、愛知医大、’20の関西医大(1日目)。一方、「普通に生きる」の普通とは何だろうか。将来、進む分野によっては、重症者、難病患者、災害の被災者など、平凡な日常を一気に奪われる患者や家族たちを相手にするかもしれない。「普通に生きる」もなかなか難しいテーマなので、慎重に考えること。 この2年位の大きなニュースや話題をチェックしておく。本ガイドブックの解説を参考にして、資料文型から、医療、高齢化、AIなど最近の話題に加え、変化球型のテーマには、各分野の人物を取り上げた記事もよい材料になる。それらも含め個々の効率的な練習法は小論文の先生に相談しよう。また、メルリックス配布の『医系小論文・面接用語集』に目を通しておくとよい。

面接

■所要時間
個人10分
■面接の進行と質問内容
【面接前にアンケート記入あり】
高校卒業後の経歴、自己PR、クラブ活動、大学に入ったらやりたいこと
【面接の質問内容】
・医師志望理由
・本学志望理由
・併願校について
・高校生活や部活動について
・趣味や特技について
・なぜ何年も浪人してしまったのか
・最近うれしかったこと
・入学後に何をしたいか
・医師は大変なことが多いが大丈夫か


小論文が始まる前にアンケートを記入するので、当日は早めに行くとよい。面接ではアンケートに書いたことについても聞かれるので、質問の内容を想定して書くよう心がけること。面接室によって、世間話のようなリラックスした雰囲気もあれば、厳しい質問をされる場合もある。

面接官の人数:2名
受験生の人数:1名

杏林大学 概要
開学年度 昭和45年
創設者 松田 進勇
理事長 松田 博青
学長 大瀧 純一
学部所在地 〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2
交通手段 JR吉祥寺駅・三鷹駅よりバス15~20分 京王線仙川駅・調布駅よりバス15~25分
URL https://www.kyorin-u.ac.jp/
杏林大学 特色
建学の精神である『眞・善・美の探究』を教育の原点におき、「良医」の育成に心がけている。「良医」とは、患者さんから人間的に慕われ、信頼され、しかも学識・技術に富み優れた臨床医のことである。 常に時代を一歩先取りしたカリキュラムは、6年間一貫教育を早くから取り入れている。平成28年度から新しいカリキュラムに移行し、1年次から「臨床医学入門」を開講するなど、入学後すぐに医学・医療の実際面に触れた講義・実習に触れ、臨床医学とそれがよって立つ基礎医学とのつながりを理解する。また「行動科学」講座を開講し、社会と医学の関わりを学びながら豊かな人間性を育成する。さらに全国でも有数の「救急医学」の講座を設け、学生の時から高度救命救急センターや救急車同乗を含む救急医療現場での実習を義務づけており、卒業生は医療の現場で「非常事態に強い」と高い評価を受けている。 3年次から4年次では臨床医学を学び、最新の臨床知識を修得する。新カリキュラムへの移行により、臨床実習の時間がこれまでの約1.5倍に増えるため、臨床技能や実地臨床に臨床知識を応用する能力を養う。加えてこの期間は、医師として相応しい行動の仕方、価値観・倫理観を身につける機会ともなる。 英語は「医学英語」が必修であり、英語教員による講義の他に、臨床系教員による少人数グループ学習も行われている。
杏林大学 略歴
昭和45年 杏林大学医学部を開設
昭和54年 保健学部を開設
昭和59年 社会科学部を開設
昭和63年 外国語学部を開設
平成14年 社会科学部を総合政策学部に改称
平成28年 井の頭キャンパスを開設

合格請負人 田尻友久の最新分析

-杏林大学編-

推薦入試を行わず、一般入試のみであることもあって、入学者の現役比率は低い。 現役比率が1割を下回ることもあったため、2012年度入試から現役生の仕上りが遅い理科の配点を下げた。 学生による教員評価に積極的に取り組んだり、繰り上げ合格候補者(補欠)に順位を付けたり、私立医学部としては珍しく、寄付制度そのものがないなどの理由から受験生の人気は高い。 近年は成績上位者への特待生制度も積極的に拡充している。