メルリックスに
入学した理由
メルリックスでの
印象的な
エピソード
高校を卒業してから、コロナがあったのでしばらくオンライン授業を受けていました。
5月に入ってメルリックスから徒歩1分の女子寮に住みました。
最初は「私立医学部受験コース(M)」に所属していましたが、授業の取り組みや理解力を評価していただき、6月から「私立医学部選抜コース(S)」に上がりました。
しかし、どちらのクラスでも「上には上がいる」ことを思い知らされました。
自分ではどんなに頑張っているつもりでも、チェックテストの点数で負けたり、授業中に当てられた時に、自分の知らないことを答えられる人がいました。
後期から数学の授業が演習に入った時も、皆、解けるのはもう当たり前という感じで、解くのがとにかく早かったです。
自分でも結構解くのは早い方だと思っていたのですが、やってもやっても周りの皆を越えるのが難しく、勉強法で差がつくのかなと原因を考えたりしました。
成績の変化
先生のところにはよく質問に行きましたが、数学の宮内先生、物理の吉武先生、小論文の大橋先生には特にお世話になりました。
宮内先生にはよく質問していましたが、問題の解き方を聞くのではなく「この問題はこういう考え方でこういう式を立てたのですが合っていますか」と自分の考え方を確認していました。
また、違っている時は「どこが違うのか」を明確にするようにしました。
また、毎朝起きて長文を解くことをずっと日課にしていました。そのおかげで長文は徐々に読めるようになったと思います。
入試での
印象に残った
エピソード
7月に1浪でも受けられる東京女子医科大学の一般公募推薦を受けることを決めましたが、推薦で受かるとは限らないと思い、ずっと一般選抜も受けるつもりで勉強していました。
私の年は9月末から推薦対策講座が始まりましたが、週末にあったので集団授業と並行して進めることができました。
本格的に推薦対策を始めたのは試験の1ヶ月前からで、11月はほぼ推薦の勉強をメインにしていました。
朝の習慣としてずっと英語の長文を1日1題解いていましたが、もう1時間早く6時に起きて、大橋先生の小論文の模範解答を写すことを自分に課しました。
毎日の授業が終わった後の時間はほぼ授業の復習に費やしていましたが、さらに思考力試験の教材を何度も解き直しました。
メルリックスの推薦対策講座では毎回、思考力試験の予想問題プレテストを解くのですが、受付の古谷さんに毎回の最高点と平均点、自分の順位を聞いて励みにしていました。
推薦の本番は講座の時よりも「できた」と思いました。
1浪がハンディにならないか不安でしたが、これで落ちたらしょうがないと思いました。
思い返せば、現役の時の推薦は「ちょっとどうかな…」という手応えでした。
どこか自分でも仕方ないという気持ちがあったのですが、女子医の推薦では違いました。
自分が精一杯やっての合格なので、自分の受験番号があるのを見た時は本当に嬉しかったです。
宮内先生に合格の報告に行くと「当然受かると思っていましたよ」と言われたので驚きました(笑)
後輩への
メッセージ
数学の宮内先生からのコメント
Tさんは当初から基礎力があり、授業は全く休まないまじめな生徒でした。
テキストにあるかなり難しい自習用の練習問題でも、自分で解けなければ、必ず質問にきて、解き切ってしまう根性がありました。
また、演習の授業で時間切れになった問題は(次の演習の時間に続きをやってもよいのに)中途半端になるのを嫌い、授業が終了しても、その続きを必ず解き終える几帳面さもありました。
こちらから見ると「まじめさ、根性、几帳面さを兼ねそろえたTさんなら、合格は当然」というのが本音でした。
さて、受験勉強は受験のためであり(特に数学)、これからは全く別の世界です。
これまで見せてくれた良い面をすべて医学の勉強に注ぎ込み、良い医師として活躍してくれることを期待しています。