鈴村:今日はS.Tさんに改めて浪人時代のことをおうかがいしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
S.T さん(以下 S さん):こちらこそどうぞよろしくお願いします。
鈴村:とはいえ、S さんから合格までの軌跡をまとめた文章をいただいたので、皆さんにはこれを読んでいただければ充分だと思ったのですが(笑)
S さん:え、そうですか?
鈴村:はい。こういう予備校の手が入っていない、受験生が本音で書いた文章を皆さんは読みたいと思います。
特に「予備校はどこも一緒」と本音を書いていただいて嬉しいです。
S さん:そこは書こうかどうしようか迷ったのですが…。
鈴村:書いていただけてよかったです。むしろ、サイズ大のゴシックフォントで、そこだけ強調したいぐらいです(笑)
S さん:それなら良かったです。
鈴村:最初にメルリックス以外の予備校も見学に行きましたか?
S さん:行きました。自分と母は最初、浪人したら地元の大手予備校に行くつもりだったのですが、父が医学部専門予備校をいくつかピックアップしてきて「この中から自分の眼で見て自分で決めなさい」と言われました。
鈴村:へえ、お父さんがそんなことを。
S さん:はい、5 つぐらいあったかな。その中にメルリックスもありました。
鈴村:全部見に行きましたか?
S さん:行きました。その中でメルリックスは窓が大きくて、明るい気分で勉強できるかなと思ったのと、見学に行ったのが 3 月の初めだったのですが…。
鈴村:はいはい。
S さん:そうすると、来年というか、次の年もまたメルリックスに来る生徒さんが、こう、校舎内にいらっしゃるじゃないですか。
鈴村:いますねえ。
S さん:その人たちの雰囲気が良かったので、ここなら気分よく勉強できるかなと思いました。
鈴村:なるほど。ちなみに、入学してからは最初の印象通りでしたか?
S さん:はい、そこは思った通りでした。
鈴村:そうですか(なぜかちょっと残念そう)。で、学力判定テストの結果、『私立医学部受験コース』のベーシッククラスに振り分けられることになったんですね。