石田くんの志望校は、慈恵医大など推薦入試を行わない大学ばかりだった。一般入試に向け、目先のことにとらわれることなくじっくり自分の力を付けていけばいいと考えていた。そんな石田くんの同級生もメルリックスで医学部を目指していた。ある日突然、その同級生から「東京医科の推薦受かった」と聞かされ「負けてられない」と一層、気合いが入った。
実は、その同級生にメルリックスを紹介したのは石田くんだった。石田くんはメルリックスで英語や数学の個別授業の他に具体的な志望校対策を進めた。
私立医学部独特の入試に対応するためには、大学別に周到な準備が必要だと考えていた。出願書類にも手を抜かず、志望理由などの添削も志望校別に行った。もちろん、大学別の1次試験対策も抜かりなくメルリックスで進め、慈恵医大の数学の誘導形式や順天堂大の英作文などへの対応力や時間配分などを身に付けた。手抜かりのない準備で昭和大学、順天堂大学など順調に合格を手にし、最後に東京慈恵会医科大学からの合格通知を手にした。
池谷さんは、非常に高いレベルを追い求めていた。自分としては満足できていない英語は、個別授業で大学入試でも最高峰と言われるような難問を解いていった。個別授業を通して、特に採点者に伝える記述力を磨いた。
金井くんは高校受験をしていた。そのお蔭で中高一貫校生のような中だるみをせず学力を研ぎ澄ましていった。そして、石田くんや池谷さんと一緒に慈恵医大独特のグループ面接の準備もきっちりと仕上げ見事、現役での合格を勝ち取った。