【後編】2024年度私立医学部後期入試偏差値ランキング

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。


最終回、2024年度私立医学部後期入試偏差値ランキング(後編)について取り上げていきたいと思います。

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目次[非表示]

  1. 1.大阪医科薬科大学
    1. 1.1.試験概要
    2. 1.2. 対策法
  2. 2.日本医科大学
    1. 2.1.試験概要
    2. 2.2.対策法
  3. 3.関西医科大学
    1. 3.1.試験概要
    2. 3.2.対策法
  4. 4.日本大学
    1. 4.1.試験概要
    2. 4.2. 対策法
  5. 5.私立医学部医学科一般後期偏差値ランキング
  6. 6.☆佐藤代表の著書が全国有名書店とAmazonで発売中☆

大阪医科薬科大学

私立医学部後期入試偏差値ランキング12校中2位。

試験概要

2023年度入試に関して15名募集するところに920名の志願者数です。(2022年度は798名)
一次合格者数は2023年度34名、2022年度34名
補欠候補者数等は2023年度12名、2022年度9名


出願締め切りは2月28日(消印有効)
一次試験日が3月10日(日) 合格発表日が3月15日(金)
二次試験日:3月18日(月)合格発表日:3月21日(木)


大阪医科薬科大学後期入試の試験会場は大阪会場が関西大学千里山キャンパス、東京会場が大手町サンケイプラザです。

 
対策法

大阪医科薬科大学後期試験に関してはまた、「他の上位私立医科大学が全て不合格で大阪医科後期日程のみ合格」という生徒も毎年、何名かいます。大阪医科前期日程が不合格・国立大学が不合格でも後期入試で合格も十分にあり得ます。前期と比べて後期の合格者の学力は若干ではありますが低い傾向にあります。


大阪医科薬科大学は多浪や性差別をしないクリーンな入試をする意味でも代表例に挙げられる大学です。


日本医科大学

私立医学部後期入試偏差値ランキング12校中1位。

試験概要

日本医科大学後期試験に関しては毎年、17名募集するところに2023年度の志願者数が991名、2022年度の志願者数が870名、2021年度入試の志願者数が1086名。

出願期間が2月20日(火)(消印有効)です。


一次試験日が2月28日(水)   一次試験合格発表日が3月6日(水)
二次試験日が3月10日(日)二次試験合格発表日が3月13日(水)
一次試験後期入試会場は本学(武蔵境キャンパス) 二次試験会場(本学千駄木キャンパス)


対策法

昨年まで後期で行っていた共通テスト「国語」併用選抜が、グローバル特別選抜となり前期に移動しました。


入試問題は数学と英語と化学の問題難易度が極めて高いのが特徴です。特に数学は解ける問題から手をつけて、計算が複雑な問題も負けないように取りに行きたいところです。
英語は説明記述と英語で意見を書く練習を日頃から積んでおきたい。
化学は教科書の細かな部分も出されるので、しっかりと目こぼしせずに最高難度の問題週で演習をしておきたい。



関西医科大学

私立医学部後期入試偏差値ランキング12校中2位。

試験概要

関西医科大学後期試験に関しては毎年、5名募集するところにここ数年、志願者数が減少傾向にあります。2023年度の志願者数が468名、2022年度の志願者数が486名、2021年度入試の志願者数が589名。


一次合格者数は2023年度35名 2022年度18名 2021年度71名
二次試験終了後、2023年度正規合格者は3名出して補欠候補者数は2023年度21名(2022年度10名 2021年度46名)
合格最低点は2023年度が291点/400点 2022年度が255/400点

 
更に共通テスト利用後期もあります。
そちらも5名の定員に対して2023年度は135名の志願者数。32名の一次合格者を出したものの二次受験者数は3名でした。そのうち3名が正規合格でした。
合格最低点が2023年度:540/600 2022年度:510.5/600 前期より5%ほど上がる計算です。 


 
後期入試は2024年3月2日に本学枚方キャンパス医学部棟で実施されます。
一次試験合格発表日が3月2日(土)
二次試験日:3月8日(金)二次試験合格発表日:3月15日(金)


対策法

昨年から英語にマークシート方式が導入され長文問題で読解した内容を踏まえた自由英作文が登場しましたが、後期では単独で自由英作文が出題されました。この傾向は今年も続いています。数学は何かしら出題形式に変更がありましたが、大問4題で落ち着いています。グラフを書く問題がよく出され図形と絡んだ問題が多いのも特徴でしょう。昨年の後期では「関医タワー」にそっくりな立体の問題が出題された。


昨年の後期は前期と比べて易化した科目が多く、合格最低点が前年より40点近くも上がりました。受験者の学力が高いため少しでも問題が易化すると必要な点数が跳ね上がります。置いていかれないようにしたいところです。


日本大学

私立医学部後期入試偏差値ランキング12校中5位
 

試験概要

日本大学医学部2期試験に関しては毎年、15名募集するところにここ数年、志願者数が減少傾向にあります。2023年度の志願者数が866名、2022年度の志願者数が1137名(24%減)


一次合格者数は2023年度105名 2022年度100名
正規合格者は2023年度、2022年度ともに15名
補欠候補者数が2023年度は68名(2022年度は15名)
総合格者数は2023年度17名 2022年度が23名でした。 


2期入試一次試験は2024年3月4日に東京、湘南、千葉、郡山で行われます。
2024年3月17日に二次試験が行われ、会場は本学経済学部校舎7号館です。
合格発表日:一次試験 3月13日(水) 二次試験:3月22日(金)

 
対策法

日本大学医学部2期入試において1期入試では数学で計算の重い問題が出るなど、単なる易問高得点型ではなく、難しい問題を入れて差をつける方向になってきたようです。
N方式であることを念頭におかず、地に足をつけた取り組みをして欲しいところであります。詳細はメルリックス学院の解答速報をご覧になって下さい。


メルリックス学院でも3月2日と3月3日にメルリックス学院渋谷校にて後期逆転セミナー、後期逆転合宿を実施致します。いずれも参加費無料で宿泊代1家族最大4万円までキャッシュバック致します。



私立医学部医学科一般後期偏差値ランキング

私立医学部の一般後期に関する偏差値ランキングはなかなか見かけませんが、これまでのメルリックス学院生のデータと情報センターの分析結果をもとに作成しました。



大学名

入試難易度
1位

日本医科大学

70.0
2位

大阪医科薬科大学

69.0
2位

関西医科大学

69.0
4位

昭和大学

68.0
5位

日本大学

66.5
5位

藤田医科大学

66.5
7位
近畿大学
(静岡県地域枠除く)
65.5
8位

聖マリアンナ医科大学

65.0
9位

久留米大学

63.5
9位

埼玉医科大学

63.5

11位
獨協医科大学

63.0

11位

金沢医科大学

63.0

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メルリックス学院代表

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