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京都府立医科大学医学部 合格 谷口 陽子さん

子育ての合間の週2日だけの授業、ごく限られた時間を有効活用し3大学に合格


受験情報・対策


年齢30代半ばの女性、文系出身で数Ⅲと生物は未履修、子供が一人いて毎日保育園へ送り迎えしてから職場へ向かい仕事。谷口さんは、これ以上ない厳しい状況から京都府立医科大学に合格した。
前年の7月から自分で医学部受験に向け勉強を始めた谷口さんが3月にメルリックスを選んだ大きな理由は、「通勤途中にあり保育園にも近い」であった。その上で、自分の都合に合わせて授業スケジュールを柔軟に変更でき、いつでも質問が出来ることが決め手になってメルリックスで個別指導を受けることにした。

とは言え、仕事と子育ての合間の受験勉強とならざるを得ないため、メルリックスで受講出来るのは、週に2日程度。しかも子供を保育園に預けている7時~18時の間しか通うことができない。そこで週2日で理解を深め、残りの日は各講師からの課題プリントをやり抜いた。最も不安の大きかった数学は講師が「やるべき問題とやらなくてもいい問題」を示し、必要な問題だけに集中した。最後まで苦労した科目だったが「菅先生プリントが当たりに当たり、実力以上の出来」と谷口さんは振り返る。他の科目も、講師からのアドバイスに耳を傾け、徹底して言われた通りに無駄のない勉強を心掛けた。講師も、意欲に溢れる谷口さんのためのプリントを作成した。とにかくこれと決めた教材を飽きるまで何度も繰り返すのが谷口さんの勉強法だった。化学の覚えにくい暗記物は冷蔵庫やトイレに貼って目にする回数を増やすようにした。

年が明けると仕事を休んで保育園のお迎えまでは、毎日メルリックスに来て自習していた。スタッフも近寄るのがためらわれるほどの気迫だった。個室の自習室には防寒のための寝袋も持ち込まれた。センター試験の結果を見て国公立の受験校を当初の予定から変更することにした。苦手の数学で他の受験生と差をつけられないように、メルリックスのスタッフと相談を重ねた結果、京都府立医科大学に出願した。

第1志望の大阪医科大学には合格出来なかったが、関西医科大学、兵庫医科大学、そして京都府立医科大学の合格通知を手にすることが出来た。谷口さんは当初から国公立・私立にこだわらず「絶対に正規合格する!補欠はいらない!」と決めていた。何がなんでも正規合格するという谷口さんの類まれな集中力とメルリックスの後押しが一つになった。