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関西医科大学医学部 地域枠推薦合格|努力の末にたどり着いた「受験は運」という思い

OJさんは1浪目、地元・札幌の大手予備校に通っていました。2浪目は祖母のいる大阪にあるメルリックス学院大阪校を選びます。



目次[非表示]

  1. 1.予備校の選択肢が少なかった地元・札幌
  2. 2.すぐ先生に相談できる環境を望んでいた
  3. 3.成績の変化
  4. 4.現役生の時も受けていた関西医科大学の推薦入試
  5. 5.人生初の一次合格は嬉しかった
  6. 6.運が回ってくるように努力することが大事

予備校の選択肢が少なかった地元・札幌

――2浪目になぜ札幌ではなく大阪の予備校を選んだのですか。

OJさん(以下、OJ):実は関西医科大学の面接でもそのことを聞かれました(笑)僕が通っていた高校は医学部志望者が多くて、2浪目はかなりたくさんの後輩が札幌の予備校に来るという話を聞いていました。大手予備校のサポート体制に疑問も感じていたので、祖父母の住んでいる大阪で予備校を探していました。


――なぜメルリックス学院を選んだのですか。

OJ:医学部に行っている兄が面接対策でお世話になったことがあり、以前から知っていました。大阪で予備校を探していた時に「メルリックス、大阪にもあるんだ」と思って見学に行きました。


――見学に行った時の印象はいかがでしたか。

OJ:先生や事務の方が積極的に話しかけてくださって、自分に雰囲気が合っていると感じました。あと、自習室の机が大きくていいなと思いました。


すぐ先生に相談できる環境を望んでいた


――大手予備校とメルリックス学院との違いはどんなところですか。

OJ:大手予備校だと人数が多いので、生徒は知らない人ばかりだし、先生ともほとんど話す機会がありませんでした。授業で習ったことの復習はやっていましたが、他に何をすればいいのかわからず、仕方なく皆がいいと言う問題集を買ってやったりしていました。一人で勉強すると苦手な教科はなかなか進まないし、やっていてもつまらないしで、結局は得意な数学ばかりやっていましたね。


――太田さんは英語が苦手でしたよね。

OJ:英語は本当に中1の時からずっと逃げていたツケが回ってきたという感じでした。自分で勉強していても手応えがないし、成績も上がらないし、どうやって勉強したらいいかがわかりませんでした。メルリックスのように少人数だとそういう時にすぐ先生に相談できるのもメリットだと思いました。


――メルリックスの英語の授業はどうでしたか。

OJ:とにかく量が多くてついて行くのに必死でした。朝テストやチェックテスト、後期からは実戦力講座も始まったので必死でした。だから勉強していて不安になると、すぐ先生に相談しに行っていました。相談するとすぐ自分に合った課題を先生がくださるので、何も考えずに先生について行きました。


成績の変化


現役生の時も受けていた関西医科大学の推薦入試


――関西医科大学の推薦はいつ受けようと思ったのですか。

OJ:夏が終わる頃です。大阪校でやっている関西医科大学の推薦プレテストを受けてみたら結構いい点数だったので、2浪でも受けられる地域枠推薦があると知って決めました。


――現役や1浪の時は推薦を受けましたか。

OJ:実は現役の時に関西医科大学の特別枠推薦を受けました。でも、情報がない中で対策もせずに受けたので全然できませんでした。1浪の時は近畿大学の推薦を受けましたがこれも不合格でした。


――地域枠推薦ということについてはどう思いましたか。

OJ:むしろ祖父母がいる大阪に卒業後も残れるということで、大阪府地域枠があることはラッキーだと思いました。関西医科大学はもともと私立では第一志望だったので、地域枠推薦が2浪まで受けられることは本当に運が良かったと思っています。


――推薦と一般選抜の勉強はどのように両立していましたか?

OJ:直前は推薦の勉強をメインにしていました。といっても、関西医科大学の推薦は英語、数学、理科、国語が出題されるので、一般の勉強とほとんど変わらなかったです。国語も共通テストの勉強をしていたので対応できました。生物が出題されることはわかっていたので、9月ぐらいから先生にプリントをもらって生物の問題をかなり解いていました。


――苦手の英語はどのように対策していましたか。

OJ:英語は先生から渡された長文をたくさん読んでいました。試験の時も英語はやっぱりできた感触はなかったんですけど、選択問題で自信なく選んだものが合っていれば、もしかしたら……とは思いました。


人生初の一次合格は嬉しかった


――一次試験に合格した時はどんな気持ちでしたか?

OJ:それまで一次試験に合格したことがなかったので、めっちゃ嬉しかったです。


――二次試験の面接対策はどのようにしましたか。

OJ:とにかくたくさんの先生と毎日たくさん練習しました。そうすることによって、同じ質問でも人によって聞き方が違ったり、思いがけないことを聞かれた時にどう答えればいいかという対応力が磨かれました。


――建学の精神である「慈仁心鏡」は覚えていきましたか。

OJ:関西医科大学の学生であるSS(スタディサポーター)に絶対聞かれるよと言われていたので、ちゃんと意味まで説明できるようにしていきました。実際の面接でも完璧だったと思います(笑)


――二次試験に合格した時の心境は。

OJ:ちょうど実戦力講座を受けている時に、事務の方が知らせてくれました。合格したとわかった時は「終わった~!」とまず思いましたね。これで正月は実家で過ごせると思いました。


――やはり2年間の浪人生活は長かったのですね。

OJ:長かったです。


運が回ってくるように努力することが大事


――医学部を目指す受験生にメッセージをお願いします。

OJ:メルリックス学院に入ったら、とにかく先生に言われたことだけを完璧にやること。かなり多い量の宿題が出ると思いますが、宿題をきちんとやればそれで受験の全範囲は網羅できているので、何も考えなくてもいいから楽だと思います。何をやればいいかわからなくなったらすぐ先生に聞いてください。すぐ自分に合った課題がもらえます。


――メルリックスの先生で合わない先生はいませんでしたか。

OJ:メルリックスではいなかったです。大手予備校に通っていた時は合わない先生が結構いました。そうすると先生の言うことを聞かなくなって、スマホでいい問題集ないかなと検索して、別のことをやってしまうので、今から思うとそういう時間はとても無駄だったと思います。


――それは浪人生にとっては本当によくあることですね。

OJ:だからこそ、先生を信じてついて行くこと。模試の成績が悪くても入試には受かります。だから最後まであきらめずに頑張ることが大事です。あきらめずに問題を解くことで運が回ってくると思います。実際に関西医科大学の推薦でも、1週間ぐらい前に先生のプリントでやった生物の問題が出ました。最後は「受験って運だな」と思ったので、運が回ってくるように努力することが大事だと思います。