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金沢医科大学の2023年度(令和5年度)入試変更点

こんにちは。
学院長の鈴村です。

金沢医科大学医学部の2023年度入試変更点が発表されました。

【金沢医科大学】令和5年度入学者選抜の変更点

まず、募集人員の変更があります。
総合型選抜(AO入試)が21名から14名に減ります。
その分、一般選抜(前期)が65名から72名に増えます。

金沢医科大学のAO入試は、卒業後5年間、大学病院に残って研修することが条件となります。

・評定平均の制限なく、25歳以下であれば誰でも受験できること。
・数学はI・A、理科2科目は基礎科目からの出題と科目負担が少ないこと。
・募集人員が20~21名とそれなりに多いこと。

こういった理由からか、過去3年間は毎年200名ほどの志願者を集めています。
私立医学部の推薦型・総合型選抜の志願者数としては多い方です。

それまでの15名から27名に募集人員が増えた2018年度は、455名と前年比1.6倍の志願者を集めました。
2020年度に卒業生子女入試が始まり、27名から20名に募集人員が減りました。
今回はさらに減って14名になります。

AO入試の合格倍率はこのところ10倍前後で推移しています。
もし、2023年度入試で昨年度と同じ人数が受験すれば、合格倍率は15.8倍になります。
多少狭き門になりますが、受験を諦めるほどではないでしょう。
自己推薦書など出願書類の準備を徐々に始めることをお勧めします。

卒業生子女入試と指定校・指定地域推薦の募集人員に変更はありません。

昨年度から1次試験日が2日間になった一般選抜(前期)は募集人員が増え、標準化から素点評価に変わります。
今年度は「自分では1日目の方ができたと思うんだけど…」という生徒が、2日目で1次合格しているということがありました。
そういうことはかなり減ると思います。

試験日による不公平は多少出るかもしれませんが、気にするほどではないと思います。
学力に自信がなければ2日受験というセオリーは変わりません。
逆に、学力に自信のある人は1日受験でもいいでしょう。

また、特待生制度が新たに導入されます。
一般選抜(前期)の成績上位10名のうち「人物評価を考慮」とありますが、450万円減免されることになりました。
その代わり、特別奨学金貸与制度から一般選抜(前期)が除外されます。

これまでは一般選抜(前期)約2名、学校推薦型選抜(指定低域)約1名が、6年間で合計1,980万円の学費貸与を受けることができました。
この3名の内訳がどうなるかは、今のところ不明です。
ただ、卒業後の貢献義務がある奨学金制度ではなく、特待生制度を導入したということは、少しでも多くの優秀な受験生に入学してほしいということでしょう。

受験生にとって金沢医科大学は学費が高いことと、金沢(地方)にあることが、選ぶ時のネックになる大学です。
また、卒業後なかなか大学に残る学生がいないことも、大学側としては悩みのひとつでしょう。
これらのバランスを取りながら、これまで入試改革が行われてきました。
今回の改革もそれを踏まえたものと考えられます。

私はこのところずっと「今年の狙い目大学は?」と聞かれた時に、必ず金沢医科大学を入れています。
一般選抜の問題にそれほど癖がないこと、特に後期は英語と数学I・A・II・Bで受けられることは、ボーダー付近の受験生にとってはメリットが大きいと考えています。

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