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【2020年度の入試結果】岩手医科大学医学部の1次合格最低点は188/400点

こんにちは。
学院長の鈴村です。

岩手医科大学医学部の2020年度入試結果がホームページで公表されています。
http://www.imu-admission.jp/guidelines/gl_result/

2020年度から一般入試だけでなく、推薦入試、学士編入学試験を受験した全員が、成績開示できるようになった岩手医科大学ですが、ホームページにも合格最高点/合格最低点が初めて公表されています。

それによると、

<一般入試>
1次合格最高点:301点(75.3%)
1次合格最低点:188点(47.0%)

2次合格最高点:348点(77.3%)
2次合格最低点:255点(56.7%)

この場合の2次合格最低点は、公表されている2次合格者数が、正規合格者と繰上合格者を足した総合格者数なので、繰上合格者の最低点と考えていいと思います。

1次試験は5割を切っていても合格できますが、2次合格最低点から、面接の50点を引くと205点。
仮に面接で満点の50点を取ったとしても、最終合格のためには、1次試験で最低でも205点(51.3%)は必要でした。

岩手医科大学医学部の地域枠は、2020年度からこれまでの地域枠特別推薦だけでなく、推薦入試で地域枠Aと地域枠B、一般入試で地域枠Cが設けられました。

地域枠A(岩手県出身者枠)はこれまでの地域枠特別推薦であり、募集人員は15名。
1浪までの岩手県出身者が受験することができます。

地域枠B(東北出身者枠)は同じく推薦入試で募集され、募集人員は岩手県出身者4名を含む8名。
1浪までの東北6県出身者が受験することができます。

地域枠C(全国枠)は出願時に出身地などの制限はなく、一般入試と同時に募集されますが、一般入試と併願することはできません。
もちろん卒業後は6年間、岩手県立病院等に勤務することが条件になります。

地域枠についてはコチラに掲載されています。
http://www.imu-admission.jp/guidelines/gl-chiikigai/

一般入試とは併願できない地域枠Cの合格最低点は、

<地域枠C>
1次合格最高点:273点(68.3%)
1次合格最低点:153点(38.3%)

2次合格最高点:300点(75.0%)
2次合格最低点:228点(57.0%)

となっています。
卒業後の制限があるためか、一般入試よりも合格最高点・最低点ともに低くなっています。

特に、4割弱で1次試験に合格できるというのは、非常にチャンスが大きいと思います。
ただ、2次合格には、やはり最低でも178点(44.5点)は取らなければいけません。
(面接試験で50点満点を取った場合)

一般入試、地域枠Cともに、やはり1次試験で5割強の得点率は必要と思われます。

さて、一般入試では地域枠の方が低かった合格最低点ですが、推薦入試ではどうでしょうか。

<一般推薦>
合格最高点:301.0点(66.9%)
合格最低点:263.8点(66.0%)

<地域枠A>
合格最高点:308.1点(77.0%)
合格最低点:249.0点(55.3%)

<地域枠B>
合格最高点:307.6点(68.4%)
合格最低点:223.3点(55.8%)

合格最高点は地域枠の方が高いですが、合格最低点は一般推薦の方が高いという結果が出ています。
これは、地元岩手県や東北出身の優秀な受験生が、一般推薦ではなく地域枠推薦で受験しているからでしょう。

首都圏に住んでいらっしゃる方にはピンと来にくいかもしれませんが、地方の受験生の中には「無理して東京や大阪などの都会に出なくても、地元の優秀な大学に行ってそのまま地元で就職したい」という人が一定数います。

医学部の場合、地元で医師として働きたいと思っている場合もあるので、より「無理せず地元の医学部へ」という流れはあると思います。

地域枠推薦の方が合格最高点が高いのは、そういった受験生が推薦入試を受けていると思われます。
ただ、合格最低点が低いのは、やはりそういう層がそれほど多いわけではなく、やはり全国の医学部受験生が受ける一般推薦の方が、全体的に受験者の学力が高いのではないかと推測できます。

今回は学士編入学試験の合格点も公表されました。
歯学部の履修範囲を越えて出題される学科試験が非常に難しく、出願資格が特殊なこともあり、例年それほど受験者は多くありませんが、合格最低点は予想通り5割を切っています。

<学士編入>
1次合格最高点:134.5点(53.8%)
1次合格最低点:105.0点(42.0%)

2次合格最高点:171.0点(57.0%)
2次合格最低点:153.0点(51.0%)

メルリックスから昨年は2名が合格しましたが、医学部用のクエスチョンバンクなどを使った勉強をすることで、かなりの部分は対応できることがわかっています。

ホームページには卒業年度別の入学者も載っていますが、不適切入試が指摘されたのも、学士編入学試験で自校出身者を優先合格させたのと、繰り上げ合格の時に評価が下位の1名を優先的に合格されたりといったことでした。
年齢を気にせず、受験できる私立医学部のひとつだと思います。
また、岩手県や東北出身者が有利だと感じたこともありません。

合格点などの情報開示は、不適切入試の指摘を受けての対応だと思われます。
こういった形で、受験生にとって情報開示が進むことは喜ばしいと思っています。

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