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【2020年度の入試結果】金沢医科大学医学部一般前期の1次最低点は約6割

こんにちは。
学院長の鈴村です。

金沢医科大学医学部の2020年度入試結果がホームページで発表されました。
http://www.kanazawa-med.ac.jp/medicine_exam/data/result/

詳しいデータは大学のホームページを見ていただくとして、金沢医科大学医学部の一般前期は、2020年度入試から配点が変更になり、理科が1科目100点→75点と配点が下がりました。
よって、それを頭に入れた上で、結果を見る必要があります。

1次合格最高点 303点(86.6%)
1次合格最低点 213点(60.9%)
1次受験者平均点 163.0点(46.6%)

昨年の入試結果と比較すると、

1次合格最高点 357点(89.3%)
1次合格最低点 264点(66.0%)
1次受験者平均点 210.0点(52.5%)

全体的に点数が下がっていることがわかります。

昨年と比較して目に付くのは、英語と物理の難化です。
補欠順位1ケタの生徒が成績を開示したところ、英語は68点/100点でした。
英語が得意な生徒でしたので、思ったより点数が取れていない印象です。
また、物理も難しかったようで、物理選択の生徒の点数が全体的に低調です。

ちなみに、金沢医科大学は昨年「科目間の得点調整を行っているか」という当校のアンケートには「行う場合がある」と回答されています。

補欠順位1ケタだった生徒の1次試験は247点/350点(70.5%)でした。
2次試験の点数は開示されていませんが、このあたりが正規合格のボーダーラインとして、ひとつの目安になると思われます。

逆に、数学が易しかった一般後期は

1次合格最高点 182点(91.0%)
1次合格最低点 156点(78.0%)
1次受験者平均点 114.4点(57.2%)

と非常に高い得点率になっています。

1次試験に合格するために8割近く必要ということは、英語と数学ともにミスしたら負けということです。
しかも、問題が易しかったということは、おそらく同じぐらいの点数に多くの受験生が並んでいる可能性が高いので、ケアレスミスが合否を分けたと思われます。

今年の金沢医科大学医学部一般後期は、1次試験が終わった生徒が口々に「数学がとても簡単だった」と言っていました。
こういう時は、試験中から既に「高得点勝負になる」ことがわかっているのですから、極力ケアレスミスを減らすことを肝に銘じて、最後の1秒まで見直しに使うべきです。

今年から金沢医科大学医学部は繰り上げ順位を付けて補欠候補者を発表しましたが、一般前期は116名、一般後期は6名が繰り上げ合格になっています。
正規合格者と合わせた総合格者は一般前期188名、一般後期16名です。
昨年の総合格者は一般前期195名、一般後期13名でした。
繰り上げ順位を付けたことは、繰り上げ合格の状況にそれほど影響はなかったようです。

2020年度入試から、金沢医科大学医学部の一般前期は、1次試験日がそれまでの1月下旬から2月4日と後ろにずれました。
その影響か、志願者3,038名(598名増)、受験者2,810名(477名増)と、前年度より志願者、受験者ともに増えています。

とはいえ、目立った難化はなかったかなというのが全体の印象です。
メルリックスでも、初の1次合格から繰り上げ合格になり、金沢医科大学に進学した生徒がいます。

また、募集人員が増えて書類審査がなくなって以来、人気の特別推薦(AO)入試は、2020年度の志願者は224名と落ち着いてきました。
新設された卒業生子女入試は49名が受験して7名合格と倍率は7.0倍でした。

色々と物議をかもしやすい卒業生子女入試ですが、全国医学部長病院長会議が発表した「大学医学部入学試験制度に関する規範」では「内部進学枠、同窓生子女枠等は選抜方法を入試要項に明記すること」となっています。
他の入試区分と比較して、明らかに負担が軽いと思われる出題内容や、不明瞭な合否基準でない限り、実施することに問題はないという見解です。

現在、卒業生子女入試を行っている私立医学部は、金沢医科大学の他に、日本大学医学部の校友子女入試、東京女子医科大学の「至誠と愛」の推薦入試、そして東邦大学医学部が2021年度入試から同窓生子女入試を総合型選抜で導入するようです。

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