東京慈恵会医科大学 受験合格のための攻略ガイド 2017

東京慈恵会医科大学受験合格必勝のための攻略ガイド

東京慈恵会医科大学受験合格必勝のための攻略ガイド

東京慈恵会医科大学

明治14年 成医会講習所を設立
明治24年 成医学校を東京慈恵医院医学校に改称
大正10年 東京慈恵会医科大学を設置
昭和27年 新制東京慈恵会医科大学に昇格
平成4年 医学部看護学科を開設
平成14年 大学1号館が完成
開学年度
明治14年
創設者
高木 兼寛
理事長
栗原 敏
学長
松藤 千弥
学部所在地
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
交通手段
JR山手線新橋駅より徒歩10分 都営三田線御成門駅より徒歩3分
公式HP
http://www.jikei.ac.jp/

東京慈恵会医科大学 医師国家試験状況と教授出身大学比率

医師国家試験合格状況

医師国家試験合格状況

東京慈恵会医科大学の過去5年間の医師国家試験合格状況です。新卒とはその年に医学部を卒業する卒業見込者(6年生)を指し、既卒とは医学部を卒業した者を意味します。

教授出身大学比率

教授出身大学比率

メルリックス独自の調査に基づき算出したものに、東京慈恵会医科大学からのデータを加えています。最大で6校までとし、それ以外はその他に含めています。大学によっては非公表としているところがあります。

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東京慈恵会医科大学 受験科目の最新出題傾向分析

東京慈恵会医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
最新の攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

英語

出題
表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

分析

表※5段階で評価

表

傾向

出題傾向は同様だが、出題内容に若干の変更がある。まず大問数が6→7題となっている。変更点は、①整序英作文が新たに出題(2問)、②長文が1→2問に増加、の2点。時間に変更がないことを考慮すると、受験生の負担は微増したと言える。①は日本文のリードなしだが、相応の演習を積んできていれば問題ない。②については、従来の形式のものと脱文挿入のみの長文2問。これは、従来にも出ていた脱文挿入の部分が独立、拡大した問題と言えそうだ。その他は特別な変化はなく、文法・語法関連、特に短文完成(記述含む)は相変わらずの問題でやや難。慈恵の独特さが今回も多くみられる。4つの類似した短文から適切な英文を選択させる問題は、煩雑そうだが実はかなり平易。従来形式の長文は、単語の同意表現選択、代名詞の指すものの指摘(2問)、和訳、内容合致。英作文は例年通り、短いながら、慣れていないとやや手こずりそうだ。

対策

'16では出題内容に若干の変更があったが、それは負担微増という問題であり、対策に大きな変更を加える必要はない。文法問題の語彙レベルは相変わらずやや高めなので、特に空所補充の記述に対応するには、大学入試用の語彙集だけでは不十分な部分もあるので、英検など一般向けの語彙強化本を用いて、普通なら「知らなくても大丈夫では?」と思えるものまで網羅しておくべきだろう。英作文については、短文ではあるものの決して平易ではなく、いかにしてその内容を英語で表現するかがカギなので、やや難レベルの英作文が出題されることが多い国公立大学の英作文をこなしておくことは有益。また英文を書くことに慣れておけば、4つから適切な英文を選択する問題にも効果てきめんなはず。なお、脱文挿入問題については、近年の順天堂大が多く出題しているので参考になるだろう。

英語科:牧先生

数学

出題
表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

分析

表※5段階で評価

表

傾向

'13から90分で4題。[1]は穴埋め小問集が中心で基本問題が幅広く出されているが、大問クラスの面倒な問題や工夫・テクニックの必要な問題が入ることもあり、記述問題が入ることもある。[2]~[4]では上位国公立大~難関国公立大の2次試験で見るようなやや面倒な問題が出されており、数学Ⅲの微分・積分の問題が最頻出でこれはやや面倒な問題であることが多い。空間図形の絡んだ問題もよく出されており、'13、'14は[3]や[4]で空間座標で積分により求積をする問題、'15と'16の[4]は空間ベクトルの問題。'16の[4]は解きやすかった。他大学では出題頻度の低い極座標・極方程式の問題が出されたこともある。

対策

[1]は上位私大入試レベルの問題が幅広く出されることが多く、他大では出題頻度の低い極座標・極方程式の問題が出されたこともあった。出題範囲の問題は、少なくとも上位私大受験者向け問題集によく載っているような問題はどの単元も一通り網羅しておいたほうがよいだろう。[2]以降では、私立上位大~上位国立大の典型問題に近いものが中心となっている年もあるが、上位国立大~難関国立大レベルの面倒な問題が出されることが多い。まずは上位国立大の典型問題なら迷わずしっかり解けるようにしておき、その上で難関国立大レベルの問題にも慣れておいた方がよいだろう。また、過去問でこの大学の誘導や制限時間に慣れておこう。

数学科:寺西先生

化学

出題
表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

分析

表※5段階で評価

表

傾向

例年大問4題からの出題となっており、質・量ともかなりのハイレベルの問題となっている。'16では[1]で塩素を含む化合物の題材で次亜塩素酸の性質や電離定数。生活の化学にも踏み込んだ内容の問題が出題された。[2]では反応速度の問題と再結晶の操作に関する実験的な問題。[3]ではグルコースとその代謝。ATPやリン脂質などに関する生命の化学に関する問題。[4]では抗菌作用をもつ化合物を題材にして芳香族化合物の反応やダイオキシンの構造などに関する問題が出題された。全体的に難度は高い。いずれも問題の解説文をしっかりと読んでいく必要がある問題で難しい。また、近年では目新しい題材を用いた問題が目に付く。精度が高い知識の習得など、ハイレベルな学習が合格するためには必須!

対策

化学の学習は教科書で一通り終えたから・・・、多くの問題を演習してきたから・・・という学習では合格点にはとても及ばない。また、時間内に解答することも厳しいかもしれない。受験勉強の早いうちに定番問題の習得ができるように心がけると同時にある程度の基礎的な知識の習得ができたら、かなり高いレベルの問題演習をする必要があるように思われる。国公立大学の過去問など問題文が長い問題などがよい練習の題材になるだろう。また、計算量がかなり多く複雑になることも多いため、代表的な問題については問題の解法をしっかり記憶しておくこと・・・問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいの学習量が必要になる。

化学科:小枝先生

生物

出題
表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

分析

表※5段階で評価

表

傾向

大問4題となっているが、実質8題となっている。1題は細胞膜に関する内容で、輸送タンパク質・血液や濃度勾配に関する論述も出された。1題はアクアポリンに関する内容であった。1題は遺伝子に関する内容で、ラクトースオペロンに関する考察と論述が出された。1題はコドンと変異に関する問題が出された。1題は発生と進化に関する内容で、ツメガエルの卵割や作図が出された。1題は系統樹と分類の問題が出された。1題は生態系と隔離説に関する問題が出された。1題はハーディー・ワインベルグの法則を使った計算問題が出された。生物用語や意味を問う内容が多く、選択問題が多い。論述が多くなったので、時間が掛かると思われる。

対策

遺伝子やDNAは最先端の学問である。教科書や参考書にも記述が少ないが、多くの書籍が出ているので読んでおく必要がある。また、生態系からの問題は過去の問題例を考えると頻出と思われる。生態系は範囲が広い上に、なかなか勉強しても理解が難しい範囲である。図解を利用して、グラフや表・形態を覚えるとともに、計算式なども覚えるようにしよう。遺伝との関係でハーディ・ワインベルグの法則を使う内容も多いので、計算方法は正確に覚えておこう。空所補充の場合は生物用語を正確に覚えておく必要がある。記述や考察問題が難しいので、語句で得点を落とすと命取りとなる。また、分子系統樹の問題も多くなっているので解いて理解しよう。

生物科:日田先生

物理

出題
表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

分析

表※5段階で評価

表

傾向

大問3題で構成され、力学、波動と電磁気の融合、原子と波動の融合が出題されている。力学は走り幅跳びを物理的に考察する問題が出題され、波動は電気容量の変化を利用したマイクと電磁誘導を利用したマイクの問題であり、縦波に関する内容を中心に出題されている。原子は中性子波の干渉の問題が出題されている。走り幅跳びは比較的解き易いが、マイクと縦波、中性子波の干渉の問題では誘導しているとはいえ、見慣れない設定が多いので題意をくみ取るのに苦労した受験生もいただろう。見慣れない問題こそ焦らずしっかり題意をくみ取ることが必要であるが、時間にあまり余裕はないので手早く読み取る必要があり、合格点はあまり高くないだろう。

対策

標準~難度の高い問題までを解いておこう。標準問題の中に難度の高い問題が含まれることもあるので、標準問題を数多く解くのは当然だが、難度の高い問題も解いておくことが必要である。近年見慣れない設定の問題が出題されるので、標準問題から一歩進んだ思考力を試すような問題も解いた方がよい。一時期は易化していたが、'14の金属円柱でのはね返りなどは思考力を試すような問題であり、'16のマイクや中性子波などの見慣れない問題も出題され、以前のレベルに戻った感じである。難度は高くなくても計算に時間のかかる問題もあるので、解くスピードを上げておくことは必要であり、問題を解く順番や解く問題を絞ることも考えた方が良い。

物理科:吉武先生

東京慈恵会医科大学大学受験の最新総評

特に首都圏の受験生に人気が高い医学部であり、慶応に次ぐ人気・難易度を誇る。国公立医学部と併願する受験生も多く、200人前後の繰り上げ合格者を出す年もある。(2016は151人)

入試問題はとりわけ数学と化学の難易度が高く、かなり高いレベルの問題演習をこなさなければ太刀打ちできない。2017から2次試験に小論文が導入され、面接もMMI形式に変更になった。

募集形式は一般入試の1回のみであり、現役生・1浪生・2浪生で入学者の90%ほどを占める。(2016は95.5%)

◆英語
出題内容に変更ありで負担微増、記述対策と高い語彙力必須
◆数学
上位私大レベルは全範囲を網羅し、難関国立大向けの典型問題も
◆化学
質・量ともにかなりハイレベルの問題の演習量が必要
◆生物
語句問題と計算問題のバランスが良い
◆物理
標準問題が中心だが、見慣れない問題も多く出題されている!!

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田尻学院長の最新分析-東京慈恵会医科大学編-

写真

分析結果

明治14年開設の日本最古の私立医学校が前身で伝統と格を誉り、教授出身大学でも慈恵医大出身が7割を占める。教員が皆、愛校心に溢れ学生を一人前の医師、一人前の人間に育てようという意欲が感じられる。受験生の人気は高く入試の難易度では、ここのところ慶応大学医学部との差がジリジリと狭まっているように感じられる。

一般入試のみの入試だが、出題される問題の難易度は高く、最難関校ではあるが合格最低点は60%前後と低い。面接は個人とグループの両方が行われるが特に5人で行うグループ面接は他の受験生と比較されるのでしっかりとした準備が欠かせない。補欠には順位が付けられるが国公立大学との併願者が多いため、例年、120人~200人近くが繰り上げ合格となっている。

また、全国を5地域に分け各地域から1名は優先的に合格させているが、これについては期待しない方がいいだろう。また、東京都地域枠で5名を募集している。

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