2012年度 自治医科大学 受験合格のための攻略ガイド

自治医科大学受験合格必勝のための攻略ガイド

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自治医科大学

へき地・離島など地域医療に従事する総合医の養成を目的に全国の都道府県が共同で設立。
都道府県ごとに2~3名の定員枠があり、1次試験は都道府県単位で行われる。
6年間全寮制。学費は全額貸与され、卒業後指定の医療機関に一定期間勤務すると返還が免除される。

開学年度
昭和47年
創設者
-
理事長
-
学長
永井 良三
学部所在地
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
交通手段
JR自治医大駅より徒歩15分
公式HP
http://www.jichi.ac.jp/

【2012年度】 自治医科大学 医師国家試験状況と教授出身大学比率

医師国家試験合格状況

医師国家試験合格状況

自治医科大学の過去5年間の医師国家試験合格状況です。新卒とはその年に医学部を卒業する卒業見込者(6年生)を指し、既卒とは医学部を卒業した者を意味します。

教授出身大学比率

教授出身大学比率

メルリックス独自の調査に基づき算出したものに、自治医科大学からのデータを加えています。最大で6校までとし、それ以外はその他に含めています。大学によっては非公表としているところがあります。

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【2012年度】 自治医科大学 受験科目の出題傾向分析

自治医科大学の過去5年間の受験科目における出題分野、難易度をメルリックス学院が誇る講師陣が分析します。
攻略ポイントをしっかり押さえて、絶対合格を目指そう!!

英語

表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

表※5段階で評価

表

読解の大問が3題出題される。すべてマーク式。読解の内容は医療関連よりも人文系から幅広く出題されるので、難関大の文系学部の過去問などにも当たっておきたい。語彙は標準レベルで文章構造の難易度もさほど高くないが、60分で3題の読解に取り組む集中力が必要。英語力はもちろん、正確に英文を読んで内容を把握するという国語力の差が合否を分けるだろう。

英語科:堀先生

数学

表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

表※5段階で評価

表

教科書の例題・章末問題や教科書傍用問題によく載っているような基本・典型問題が一問一答形式で大量に出されるが、時間がかかる問題が数問混ざっていることも多いので注意が必要。制限時間内にこの大量の問題を全問解ききるのは難しく時間との闘いとなる。基本・典型問題を速く正確に解く練習をし、過去問を通して時間配分や問題の取捨選択に慣れておくべき。マーク形式の問題を速く解くためのテクニックを身につけておくのもよいだろう。

数学科:寺西先生

化学

表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

表※5段階で評価

表

例年、小問25問から問題が構成され、ほとんど全ての範囲から出題される。基本~標準問題のみであるためそれほど難しくないが問題数が全体的にやや多い。また、計算問題が複数問出題される傾向にあり、計算量が多い。正しい計算式を時間をかけずに立てることができミスのないように要領よく計算をする力が必要であろう。
標準レベルの問題集などを利用して標準問題は確実に解答できるように練習しておくと同時に、スピードトレーニングをしておきたい。

化学科:岸先生

生物

表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

表※5段階で評価

表

小問25問となっています。生物Iからだけの出題なので、基本として進化や反応式を用いた計算は出されません。ただし、浸透圧計算の為にmol換算が必要な計算や、体積と圧力の関係の式や、モル濃度と体積の関係の式などは必要となります。
基本的な問題が多いのですが、毎年2~3問は難しい計算や遺伝が出されます。推察で話すと弊害があるとは思いますが、この2~3問は配点が高い様に思います。落とさない様にしましょう。また、他の問題も微妙な語句の使い方で正誤が決まる問題です。注意しましょう。

生物科:日田先生

物理

表:出題傾向分析◎=大問、○=小問

表※5段階で評価

表

例年小問25問で構成され、物理Iからの出題となっている。
物理Iの内容に沿った基本的な問題が中心であるが、生活の中のちょっとした物理現象に目を向けた内容が知識問題として出題されるので、注意が必要である。最近の教科書はそのことに関する記述があるので、一度丁寧に読んでおくと良いだろう。
40分で25問を解くので、時間に余裕はあまりないが、焦って計算ミスや問題の読み間違いなどのケアレスミスをしてはいけない。

物理科:吉武先生

自治医科大学大学受験の総評

へき地・離島など地域医療に従事する医師の養成を目的に設立され、都道府県単位で2~3名(栃木県は地域枠を含め5~6名)の合格者が選抜される。都道府県によって志願者数に差があるので、どこの都道府県で受験するかによって若干難易度に差はあるが、概ね私立医学部の中では難関とされるレベルである(2011の最多志願者は埼玉県の131名、最少志願者は島根県の18名)。

数学III・Cが出題範囲に入っていない3つの私立医学部のうちの1つであり(あと2つは帝京大学、近畿大学)、理科もIからのみ出題される。問題はすべてマーク式で非常にスピードが要求される。

◆英語
読解力重視。集中力とスピードが要。
◆数学
過去問を通して時間配分や問題の取捨選択などに慣れておこう。
◆化学
問題の難易度は高くない・・・問題数はやや多く時間がかかる。
◆生物
高得点の争いになるので注意。
◆物理
物理 I 全体から出題されるので教科書を隅々まで読むこと。

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田尻学院長の分析-【2012年度】 自治医科大学編-

写真

分析結果

へき地などの、医師が十分ではなく医療に恵まれない地域の医師を確保することを目的に設立された大学で、当然その趣旨を理解した受験生が求められている。入学定員は都道府県ごとに分かれており一様ではなく、都道府県ごとに合否の判定は異なる。都道府県ごとの入試であるから出願も自治医科大学ではなく、各都道府県の担当部署に出願することになる。

卒業後、通常は9年間は指定された地域・医療機関での勤務が義務付けられていたり、6年間全寮制であったりと制約も多いが地域医療を担う人材の育成に社会の期待も大きい。

公表されている入試データを見ると例年、入学辞退者がおらず結果として繰り上げ合格者もいないが、各都道府県では優秀な人材を確保するため入学辞退者が出ないよう見えないところで、それぞれ努力をしているようだ。国公立との併願も、もちろん可能だが実質的に自治医科大学に合格すると国公立大学の受験はできないと考えておいた方がいいだろう。

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