

女子医大を志望する現役生であれば当然、推薦入試の受験を考える。しかし、入試要項には試験内容について「適性試験(文章、データ等を示して読解、分析、判断の能力をテストする)・面接・受験生による小グループ討論」としか書かれていない。そして過去問も一切公表されていない。受験生は具体的にどんな内容の試験なのか、どんな準備をすればいいのかと戸惑いを感じてしまうようだ。
そもそも志望理由書や自己評価書の書き方も分らないとよく聞く。メルリックスでは8月から12月の試験前日まで女子医大の推薦対策を行う。
初回は全員が手探りの状態で参加するので小グループ討論の練習では3人とも一言も発することができなかった。しかし小グループ討論は何のために行う試験かを理解し、いくつかあるコツをつかむと3人それぞれがうまく自分の特長を活かして話せるようになった。
菊地さんはテーマのポイントを明確にすることに長けていた。神庭さんは冷静に討論の流れをつかんでいた。日比野さんは積極性と明るさで討論をリードした。現役の女子医大生も毎回の練習で在学生にしか分らない実践的なアドバイスをくれた。
本番でも3人はそれぞれ自分の持ち味を発揮できたようだ。3時間の適性試験でも最初のうちは3人とも思ったような点は取れなかった。見たことのない問題ばかりで3時間という時間の使い方も分らないのであるから、それも当然と言えば当然である。しかし、問題に慣れて3時間の使い方も分ってくると調子も上ってきた。
3人とも口を揃えて「本番では時間が余りました」と言ってくれた。
結局、一緒に女子医大の推薦入試を目指して全国から集った仲間9名が合格を勝ち取ってくれた。
菊地さんと日比野さんは小グループ討論の練習に毎回参加してくれた先輩と同じゴルフ部で、神庭さんは弓道部でそれぞれ活躍している。