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東京と大阪で情報センター長が保護者からの相談をお受けします

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。


現在、私は名古屋にある受験情報センターに勤務しており、外部の方からのお問合せには直接お答えしておりません。その代わり、月2回ほどオンラインで対応できる日を設けさせていただき、全国の受験生・保護者の方からのご相談をお受けしています。


いよいよ学校推薦型・総合型選抜の準備が本格化する9月はオンラインだけでなく、9月15日(金)大阪、9/23(土)東京で対面のご相談をお受けします。オンラインをご希望の方は9月28日(木)になります。いずれも先着5名様とさせていただきますのでご了承ください。


目次[非表示]

  1. 1.8月に多かったご相談内容は2つ
  2. 2.学校推薦型・総合型選抜の準備に関するアドバイス
  3. 3.北里大学医学部の指定校推薦に合格された方の場合
  4. 4.一般選抜の受験校をどのように決めるか
  5. 5.バカバカしい?いいえ、大切なことです

8月に多かったご相談内容は2つ

8月に受けたご相談内容は大きく2つに分かれました。


「学校推薦型・総合型選抜はどこを受けたらよいか」
「一般選抜の受験校はどうやって決めればよいか」


この2つのご相談が圧倒的に多かったです。


今月はおそらく「学校推薦型・総合型選抜の準備をどう進めればよいか」というご相談が多いのではないかと予想しています。また過去問を始める時期も含めて「一般選抜の受験校」に関するご相談も引き続き多いと考えています。


学校推薦型・総合型選抜の準備に関するアドバイス

学校推薦型・総合型選抜の準備に関するアドバイスとしては、まず高校の先生と連絡を取って推薦書と調査書をお願いするところから始まります。出願書類は面接に大きく関わってきますので、推薦書に何を書いてもらうか、また調査書に何が書いてあるかは、高校の先生としっかり話し合ってほしいところです。


また、意外に皆さん悩まれるのが「今通っている塾と医学部予備校との両立」です。推薦対策のみ医学部予備校に通うという方々はたくさんいらっしゃいますが、その場合、今通っている塾(家庭教師)との両立という問題が出てきます。


昨年いただいたご相談の中に「普段は別の医学部予備校で理科を見てもらい、大手予備校で数学の集団授業を受講しているが、推薦対策をどのようにすればいいか」というものがありました。


・英語は得意だから塾には行っていない(自習)
・数学は以前から通っている大手予備校の集団授業にそのまま出ている
・理科は強化するために医学部予備校でマンツーマン授業を取っている


こういったケースでメルリックスの推薦対策に参加したいという場合、予備校によって役割分担をする必要があります。
しかし、他の予備校も交えながら合格のための戦略を考えてくれるようなお人好しの予備校はありませんので(笑)受験アドバイザー的な立場である私のところに相談に来られました。


北里大学医学部の指定校推薦に合格された方の場合

この方は北里大学医学部の指定校推薦を受験したいとのことだったので、お話を詳しくおうかがいして以下のようにアドバイスさせていただきました。


・英語はメルリックスの推薦講座を受講して出題形式に慣れればOK
・数学は大手予備校で難しすぎることをやっているので、小問集合レベルを全範囲網羅しておく必要あり
・理科はマンツーマン授業を取っている先生方にできるだけ早く受験範囲を一周するようお願いする


理科は現役生としてはかなり順調に進度を消化していたので、これまでに出題された分野や形式を基に、先方の講師に「こういうことを重点的にやってもらうように」お伝えするように言いました。


数学は以前使っていた基本レベルの問題集があればそれを自分でやり込めばいいとアドバイスしましたが、メルリックスの推薦講座を担当した数学講師のマンツーマン授業を取ることになりました。そこで頻出分野を確認しながら「このレベルまでは解けなければいけない、このレベル以上は解けなくてもいい」ということを授業内で実感してもらいました。


先方の医学部予備校の先生方も、こちらのアドバイスを汲み取ってくださり、上手く3つの予備校が噛み合って入試までに効率よく対策することができました。合格まで上手くいったケースの1つだと思っています。


一般選抜の受験校をどのように決めるか

また、最近ご相談が増えてきた一般選抜の受験校については、その方の成績や、既卒生であればこれまでの受験結果、そして大切なのが「今教わっている先生方が何とおっしゃっているか」をうかがってアドバイスするようにしています。


そうすると不思議なことに、人によって全く違う受験校の並びになります。例えば、東京女子医科大学や川崎医科大学は「マスト」だと思われるかもしれませんが、そうはなりません。


また、通っている予備校によっては、生徒の適性に関わらず「この大学はマスト」というところもあるようで、その大学が受験生本人の適性に合っているかどうか、合っていない場合はどうするかについてもご相談にのることが多いです。


今教わっている先生に変に逆らって校内での立場がまずくなってはいけませんから(笑)上手に回避しつつ合格の可能性を上げていく方法を一緒に考えます。


予備校によって「この大学はマスト」「この大学はやめた方がいい」というアドバイスは結構異なっていて、それは「成功体験」の多さに比例しているかなと感じます。つまり、受験者の多い大学に関しては「このぐらいの学力で受かる」という❝肌感覚での攻略法❞を先生方が持っていらっしゃるので、合格させやすいということはあるように思います。


逆にあまり受験する人がいない大学は勧められないケースも多く、それはやはり先生方の成功体験が少なく、自信を持って勧められないことが理由のひとつだろうと感じることもあります。


いずれにせよ、今ある学習環境を壊さないように、できればさらに良いものにできるようにということも意識しながら、合格可能性を上げるアドバイスをさせていただきます。


バカバカしい?いいえ、大切なことです

普通に考えれば、自分の人生に関わることは自分で決めるのが当然であり、先生方の顔色をうかがいながら受験校を決めるなどバカバカしいと思われるかもしれません。


私自身も確かにその通りだと思いますし、人生でほんの一瞬すれ違うだけの先生の顔色などうかがわず、自分の信じる道を貫ければそれでいいと思います。


ただ残念ながら、世の中というのは、そして人間関係というのは、そう単純ではないことが多いのもまた事実です。特に医師や歯科医師など、医療従事者を目指す方は他人の役に立ちたいという気持ちが人より多く、そのために人間関係などで他人の気持ちを考えすぎて必要以上に悩んでしまうことはよくあります。


そんなのは気にするな!気合だよ気合!受かりたければ何でもできる!といったアドバイスは、そういった気持ちの優しい受験生には役に立たないことが多いですし、変な根性論に陥ることなく、ちょっとした知恵を絞って上手く切り抜けることができれば、それに越したことはありません。


現在の学習環境や先生との関係も含め、悩んでいる方はぜひ一度ご相談いただければと思います。普段はメルリックス学院の内部生にしか開示していない情報もお伝えしたいと思いますので、一緒に良い方法を考えて、そして合格をつかみ取っていただきたいと考えています。


鈴村
鈴村
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター長

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