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東北医科薬科大学医学部合格|私こそ、真のビリギャル/高卒アラサー医学部再受験記

高校卒業後、かなりのブランクを経て医学部受験を決意したA. Nさん。あの「ビリギャル」と同じ高校出身の彼女は高校時代文系クラスでした。まさに偏差値40台から受験勉強をスタートします。



その他の合格校

岩手医科大学医学部合格 / 東京女子医科大学医学部補欠 / 愛知医科大学医学部補欠 / 藤田医科大学医学部補欠 / 福岡大学医学部1次合格(2次辞退)



受験情報・対策


目次[非表示]

  1. 1.高校卒業後、ブランクを経ての医学部再受験
  2. 2.成績の変化
  3. 3.1次合格止まりで悔しかった1年目、手応えが違った2年目
  4. 4.不安だらけの医学部再受験をメルリックスはすべてサポートしてくれた

高校卒業後、ブランクを経ての医学部再受験


――メルリックス学院に入学を決めたきっかけを教えてください。
 
A. Nさん(以下「Aさん」):私は高校時代に体調を崩して大学に進学せず、しばらく治療に専念していました。治った後は好きだった語学を活かして社会人として働いていましたが、治療中にお世話になった主治医の先生に憧れて医学部受験を志しました。


ただ高校時代は文系クラスで勉強のブランクはかなり空いていましたし、理系科目もゼロからの出発でした。医学部を受験しようと決めた最初の頃は、試験範囲が少ないこともあって、最初は金沢医科大学の総合型選抜(AO入試)に照準を合わせていました。その時、メルリックスで金沢AO対策講座をやっていることを知って、講座を受講したのが最初のきっかけです。


 
――そうでしたね。その後で本科生として入学しようと思われたのはなぜですか。
 
Aさん:実際に金沢AOを受けてみて、やはりきちんと受験勉強をしなければ厳しいと思い、大手予備校の医学部コースに通って、本格的に受験勉強を始めました。ただ、やっぱり理系科目は厳しく、特に数学は箸にも棒にもかからないといった感じでした。そこで金沢AO対策講座を受けたメルリックスに相談したところ、数学の良い先生がいるよと勧められました。


 
――数学の瀬川先生ですね。
 
A:はい。瀬川先生との相性が良くて、大手予備校に通いながら数学の個別指導だけ受講していました。話を聞いてみると、メルリックスは本科生として入学しても、数学だけ個別指導を取ることができたり、得意の英語は上のクラスで受けることができたり、いろいろと融通を利かせてもらえることを知りました。自分に合ったカリキュラムで学べると思ったので、メルリックスに本科生として入学することにしました。


大手予備校に通っていた頃の模試の成績


成績の変化

数学:中学・高校と数学はできないものと思い込んでいたので、平方完成ができるようになった!logの計算ができるようになった!と新しいことができるたびに喜びがありました。箸にも棒にもかからなかった数学がメルリックスに来て2年でここまで伸びたのは瀬川先生のおかげです。

瀬川先生との授業で作ったまとめノート、通称「瀬川チャート」


 
英語:語学は仕事で使っていたこともあって自信がありましたが、長文は雰囲気で読んでいたし、細かい文法知識はおろそかになっていました。細かい文法知識をやり直すことで、英語でアドバンテージを取ることができました。メルリックスに来て最初の年に2つ1次合格をもらって、でも補欠にも入っていなかった時に、英語の先生がケーキを買って勇気づけてくれたのは忘れられない思い出です。


 
化学:数学が苦手な人によくあると思うのですが、私も理論化学の計算問題が苦手でした。化学の増田先生に「まずは有機・無機の知識問題で絶対に点を落とすな」と言われたので、まずは知識を暗記しようと思いました。授業中に先生が何も見ずにスラスラ書くものは自分も見ずに書けるようにしました。

入試会場にも持って行った化学のまとめノート


 
生物:先生が使う教材をコピーして、先生が口頭で言うことも含めて、汚くてもいいから全部コピーした教材に書き込んでいきました。「発生」などわかりにくいなと思った分野はA3の紙に書いて挟み込みました。他の問題集は何もやっていません。先生が授業で使った教材だけをやっていました。


メルリックスの教材に挟み込んでいた生物の自作プリント


小論文:文系なので文章を書くことに抵抗はありませんでしたが、医系小論文は自分で勉強できないので、メルリックスの週1回の授業がとても役に立ちました。


1次合格止まりで悔しかった1年目、手応えが違った2年目


――入試の時の印象に残ったエピソードを教えてください。
 
A:メルリックス1年目は1次合格を2校からいただきましたが、補欠にも入らず悔しい思いをしました。2年目は1次試験の手応えが全然違いました。1年目はやはりまず知識が足りなかったと思います。化学と生物は圧倒的に知識不足でしたし、得意の英語もやはり単語・熟語を完璧に仕上げたことで楽に読めました。また、特に数学は全部の問題を解く必要はないこと、このレベルの問題だったらここまで点を取ればいいといった、点数の積み上げ方を先生に教えてもらいました。それが本番でも上手くいったと思います。


 
――面接試験はどうでしたか。高校卒業後のブランクが長いこともあり、かなり心配していましたよね。
 
A:面接はもう本当に「メルリックスのオールスター」と言ってもいいぐらい全員の先生に見てもらいました。志望理由書を作るところから面接でどう言いえばいいかを考えていました。面接はすごく緊張しましたが、正規合格をいただいた東北医科薬科大学は雰囲気が良く、笑顔もありました。


印象に残っているのは、女子医大の面接で「最後に何かありますか」と言われて、「年齢も経歴もご不安に思われるかもしれませんが、入ってからこの子を入れて良かったと思われるように頑張ります」と答えたら、面接官の先生が「そうは思いません」とおっしゃったんです。それまで頑張って笑顔を作って答えていたのですが、そう言われてサーっと血が引くのを感じました。


そうしたら隣の面接官の先生が「違うよ違うよ、そういう意味じゃないよ」とフォローしてくださって。「面接で充分に安心できたから不安に思っていませんよ」という意味だとわかってホッとしました。


 
――女子医大は補欠でしたね。
 
A:補欠でした(笑)1年目は補欠にも入らなかったので自分では満足でした。


不安だらけの医学部再受験をメルリックスはすべてサポートしてくれた


 ――後輩となる受験生たちにメッセージをお願いします。
 
A:医学部受験を始めた当初の私は、経歴のことや数学のことなど不安だらけでした。でも、メルリックスはすべてサポートしてくれたので安心して勉強できると思います。


今から思えば、メルリックスでの1年目は自分でもまだまだでした。今から思えば、あの頃は「医学部を目指す自分」に酔っていて、勉強も覚悟も足りていませんでした。1年目に一緒に勉強していた日下部さん(慈恵医大合格)は本当に尊敬するほど努力していて、2年目は彼女をロールモデルとして頑張りました。


合格した今は医学部での大学生活が本当に楽しくて、受験勉強を頑張って良かったと心から思います。ただ、医学部に合格して初めて医師を目指すスタートラインに立てるので、特に再受験生は不安だと思います。私もずっと不安でした。でも、だからこそ歯を食いしばって勉強してきたと思います。医学部を目指す皆さんには覚悟を決めて頑張ってほしいと思います。


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